専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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6月11日(月)
今日は広南小学校の読み聞かせ。
読み聞かせをはじめて3回目。今回は5年生を担当。
1、2年生には、友だち、相手を思うこころ、そんなテーマの本を選んでみたが、高学年には“いのち”の話。
いのちのいれもの
この本は、旭山動物園を日本一の動物園にした元名誉園長 小菅正夫氏の書かれた本で、亡くなったアムールトラの“いち”を通して、いのちのつながりは40億年も前から続いているいのちであること。
そして、そのいのちを最後まで投げ捨てず、かがやいて生き抜いてきたことが説かれている。
最後まで、静かに聞き入ってくれた。
それから、先週ホタルの話を2年生に読んだが、見たことのない児童が多かった。
息子も見たことがないので、一度見せてやりたいと取り寄せた。
呉でホタルが見られるのは、本庄水源地と安浦の野呂川ダム周辺。
ただ、なかなか見に行くことも難しく、また保護されていたりするので捕ることはできない。
それで、いろいろと調べてお取り寄せ。
読み聞かせに行くついで、校長先生に預け、ご無理をいって全教室をまわっていただく。
ゲンジボタルは、幼虫の頃はカワニナという貝を食べるが、さなぎを経て成虫になると、水だけでその短い一生を終える。
光り輝いて生きるいのち。
そのいのちを通して何かを感じてくれたら。
6月10日(日)
梅雨入りしたものの、今日は夏日。
世の中はクールビズ、最近はスーパークールビズということばまで出てきているが、衣には関係なし。
襦袢に白衣に衣。少なくとも3枚重ね。
最近はいろいろと改良された生地が使われているので、少しは良くなっているが、それでも汗だく。
体調管理に気をつけて、この暑い夏を乗り切らねば。
今夜は広の善通寺にて若手僧侶の勉強会“我聞会”。
『蓮如上人御一代記聞書』の(125)(126)を輪読。
今日は私が担当。
(125)は、蓮如上人が亡くなるほんの少し前の話。
病床の蓮如上人が、弟子の敬聞坊に自ら書いた『御文章』を読ませ、「自分の書いたものではあるが、本当にありがたい」とおっしゃられたという話。
これを読んですぐに浮かんだのが、甲斐和里子さんの
み仏のみ名を称えるわが声は、わが声ながら尊かりけり
自分がしていることだけれども、させられているというか、させていただいている。
にじみ出る信仰のお味わいの世界。
法話では、摩訶薩埵の捨身と天草の耳四郎の話を聞かせていただく。
摩訶薩埵の話は、法隆寺の玉虫厨子に描かれている捨身飼虎図で有名な話。
天草の耳四郎は、法然聖人と盗人耳四郎の話。
聞かせていただく。
人から聞かせていただくことは、その人の説き方によってまた違う。
それも、また面白い。
明日は朝から読み聞かせ。
6月8日(金)
今日、梅雨入り。
朝から雨がシトシト
。
親鸞聖人像の前のアジサイも雨に濡れて、生き生きと。
今回のテーマは『生き抜く』。
先日亡くなられた新藤兼人映画監督の「生きている限り 生き抜く」のことばを受けて、「生き抜く」をテーマに話を進めた。
本願寺の春の法要(立教開宗記念法要)でされたご門主さまのご法話(ご教示)のなかで、
昨年、2011年は、宗門、本願寺にとっては750回大遠忌法要の年として特別の意味を持っていますが、日本の国全体を見るとき、東日本大震災の年となるでしょう。
50年に一度の得難いご縁に遇えると、いささか心弾んでいた私でしたが、災害の大きさに戸惑うばかりでした。しかし、身を引き締めて大遠忌法要をおつとめしていますと、親鸞聖人の時代は今以上に天災地変の続いていたことがわかり、親鸞聖人の教えは、そのような中を生き抜かれたご体験に即している、と感じるようになりました。
と、「生き抜かれたご体験」とおっしゃられた。
『方丈記』にも登場する大火・竜巻・大地震、そして政治の混迷。
今と似たように感じる時代だが、なかでも養和の飢饉では、京都市内だけで42,300名の方が亡くなったそう。(東日本大震災15,861名)
しかも、
築地のつら、道のほとりに、飢ゑ死ぬもののたぐひ、数も知らず。取り捨つるわざも知らねば、くさき香世界にみち満ちて、変わりゆくかたちありさま、目もあてられぬ事多かり。 (方丈記)
と、大変な時代のなかで生き抜かれた。
先日、お参り先で、「東日本大震災で15,000名を超える方が亡くなったのを、お釈迦さまだったら何とおっしゃったでしょう?」と尋ねられた。
何とおっしゃられるかは分からないけど、次のようにその時は答えた。
「お釈迦さまは諸行無常とおっしゃっておられるけれど、恐らく、それよりも残されたものがこれをご縁にどう生きていくか。それを問われるのではないでしょうか」と答えた。
「生きている限り 生き抜く」
限りのあるいのちを生き抜くと、そのいのちは輝いている。
足もとの悪いなか、ようこそのお参りでした。
6月4日(月)
今朝、広南小学校の読み聞かせ2回目。
今日は2年生を担当。
今日読んだ本は、『とべないほたる』。
教室に向かうと、グランドで遊んで汗だくになった児童たち。
席について、本を見せると、
「読んだことがある!」
と。
尋ねると、3分の1くらい知っていた。
この本の原作者は小学校の先生をされていた小沢昭巳氏。
「いじめをなくそう」と、学級新聞にホタルの童話を書いたのがきっかけだそう。
ひとりぼっち じゃないって、
なんて すてきな ことだろう!
読み終えて、「ホタルを見たことがある?」と尋ねると、テレビで見たことがあるくらいで、ほとんど実際には見たことがないと答える。
私の小さい頃、時々庭にも姿を見せることがあった。
昨日、タヌキを見ましたって話したら、「えー!」と驚きの声。
そして、「ぼくは山でキジを見ました!」と答えてくれる。
身近なところでふれるいのち。
いろんなことをそこから学んで欲しい。
来週は5年生。
6月3日(日)
今朝、バイクでお参りに行こうと境内を出ると、昼間からタヌキが走り抜ける。
夜に何度か見かけたが、昼間も・・・。
皇居のお堀でもタヌキ騒動。
いろいろとタヌキ事情も変わってきたのだろうか。
今夜は、広の善通寺にて法中会(ほっちゅうかい)。
組長会(そちょうかい)での報告、これからの組内行事の確認が行われる。
今月は教区・組の諸団体の総会、講習会、研修会が目白押し。
専徳寺も門信徒世話係総会を6月18日(月)に。
いろいろと世代交代。
組内の事情も少しずつ変わってきた。
世のなかの事情もどんどん変わってくるなかで、大切なことだけは変わらないように。
自らを灯とせよ 法を灯とせよ (自灯明 法灯明)