専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月20日(火)
台風14号が過ぎ、台風一過で朝から晴天。
台風に負けず、秋明菊が開花。
今日は朝10時より門信徒会世話係臨時総会を開催。
今日の議題は、来年親鸞聖人ご誕生850年・立教開宗800年の慶讃法要を本願寺で迎える。
専徳寺では、明治22年に現在のむくり屋根の本堂が建立され、戦火は免れたものの、幾度となく台風等に耐え、損傷がかなりひどかったため、昭和59年に昭和大修復として、屋根瓦の吹き替え等が行われた。
ただ、その時の修復工事には、お内陣が含まれておらず、133年の年月を経て、いろいろなところが傷んできている。
そこで、このたびの親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要を迎えるにあたり、記念事業としてお内陣の修復を行い、そのあと再来年には宇都宮黙霖生誕200年、その翌年には石泉僧叡和上200回忌をお迎えしたいとの趣旨でお集まりいただいた。
みなさんからのご意見をいろいろと頂戴した。
「何故今なのか?」と言うご質問もいただいた。
コロナ禍、ロシア・ウクライナの問題、そして旧統一教会の問題。。。
「これらが落ち着いてからでも」と後回しにしたところで、その時にまた違う問題が浮上してくるかも知れない。
このたび、みなさんに現状を知っていただくため、普段入ることのないお内陣に入っていただき、説明も。
感染対策と言うこともあり、10人くらいのグループに分かれ、順番にご案内。
片手にはLEDライト、もう片方の手にはコミューンを持って、3回同じ話を繰り返し。
本日総会で承認されたので、これからご案内のための準備に。
いろいろと大変な時期ではありますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
明日からいよいよ通り報恩講。
9月18日(日)
台風14号接近にともない、呉市では警戒レベル3、高齢者等避難となっています。
22時30分現在、雨はそれほどきつくはありませんが、風の音が時折聞こえてきます。
専徳寺も洪水、高潮時の指定避難所になっていますので、本堂前には電気をつけたままにしております。
遠方の方より心配されて、こちらに安否確認の連絡をされた方もいますが、現在のところ、お寺へ避難されている方はおりません。
呉市のサイトによりますと、長浜地区は広南中学校が避難所として開設されています。
そこへの避難状況はこちらでは分かりませんが、専徳寺では常時何らかの対応できるようにしております。
どうぞ、みなさんお気をつけて。
9月18日(日)
台風14号接近につき、朝からどんよりと。
午後1時15分、東京の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた「千鳥ヶ淵戦没者追悼法要」の平和の鐘に合わせて、専徳寺の梵鐘を撞く。
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昨年は。。。と思って調べてみたら、昨年は法事と重なって寺を留守にしていた。
この台風14号の影響で、鹿児島別院での「平和の鐘」は中止と発表。
そう思うと、年に一度の「平和の鐘」、ご縁整って今年は撞くことが出来たことが有り難し。
正覚大音 響流十方
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ
これからこちらへ大型で非常に強い台風14号が向かってくる。
石泉文庫も、本堂も戸締まりを確認。
どうぞ、皆さんもお気をつけて。
9月14日(水)
台風12号・13号・14号と、日本は3つの台風に囲まれ、フェーン現象のせいか、とにかく蒸し暑い。。。
今朝の中国新聞朝刊 呉・東広島版に、先日の黙霖没後125年の記事。
当日、吉田松陰の「一誠、兆人を感ぜしむ」の話をしようと思い、お参りくださった方に持ち帰っていただこうと、ハガキサイズの紙に印刷してお配りした。
記者の方にも質問されたが、このようなご縁をいただいたのは初めて。
滅多にないけれど、百回忌の次は百五十回忌であったりする。
また、仮に百二十五回忌をつとめるのであれば昨年だったのだけど、今年は黙霖さんとのご縁が次々とあり、再来年の生誕200年に向けて盛りあげていきたいと言う地元有志の方々の熱い願いで実現。
何はともあれ、みなさんが声を挙げ、ご縁が結ばれることは何より有り難い。
「一誠、兆人を感ぜしむ」
私も兆人の中の一人。