蟷螂

7月27日(火)

今朝、女郎花おみなえしの上に蟷螂かまきりを見つけた。

まだ羽根も生えてない子ども蟷螂。

二十四節気をさらに細かく分けた七十二候に、「蟷螂生かまきりしょうず」というのがあり、6月初旬の頃を表すそう。
その頃に生まれ、羽根こそ生えてないけど、一人前に身構えて。

 

英語ではカマキリのことを、mantis または praying mantis と言うらしい。

《praying》は、祈る。
《mantis》は、ラテン語(Wikipediaではギリシャ語)の予言者、僧侶(修道士)に由来しているとか。

 

西洋では、祈っている姿に見えるのかな。

この辺では聞いたことがないけれど、日本でも「オガミムシ」と呼ぶ地方もあるのだとか。

拝むと言えば、

やれ打つな 蝿が手をすり 足をする
         小林一茶 梅塵八番

洋の東西を問わず、手を合わせる姿は美しい。

2021年7月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku