12月5日(金)
今日は昨日ほど風もなく、寒いけれども穏やか。
午前中、通り報恩講の予定を入れずにいたけれど、法事とお葬式。
それまでにイチョウの掃除。
そして、午後から白石説教所の報恩講、2席目。
先日入手した『妙好人因幡の源左』の絵本との出会いから。
10年ほど前、妙好人のことについていろいろと調べていたら、因幡の源左同行の「ようこそようこそ」の絵を販売しているサイトがあり、残り1点となっていたことから思わず購入。
それが届いて初めて人間国宝 芹澤銈介氏の作品の複製だということを知った。
そこから、「芹澤銈介」って?何故源左さんの作品を?複製ということは元は?と、いろいろと疑問に思って調べていった。
そして、その価値も知らないから、古本屋で売られている価格を見て驚いた。
そのあと、民藝の柳宗悦との関わり、そして民藝自体のこと、いろいろと興味をもって。
柳宗悦著『妙好人 因幡の源左』など古本で購入し、芹澤銈介美術館オンラインショップで「ようこそようこそ」の暖簾も購入。
いろんなことを知るうちに、いつかは本物を見てみたいと思うように。
それが、たまたまAmazonで出品されているのを見つけ、思い切って。
小さいのが10年前の複製で、大きいのが本物の外箱。
そのなかに立派な木の箱。
そして、和綴じの絵本が収まって。
見たことのない綴じ方だと思ったら、因州和紙井上紙店のサイトで〈麻の葉綴じ〉だと。
そして、右が複製、左が原本。
源左さんの50回忌法要を記念して作られたこの絵本には、民藝への思いもたっぷりと。
10年間、ずっとではないけれど、折に触れては登場してきた絵本が今ここに。
ようこそ ようこそ
そんなことからのお味わい。
ただ、持ち歩くにはちょっと大きくて重い。。。
ようこそのお参りでした。
報恩講が終わると、すぐに還骨へ。
帰りに仁方から小坪を通って海岸線を走ると、今日の中国新聞1面に紹介されていた
浮島現象。
ようこそ ようこそ なもあみだぶつ






