紫陽花

6月8日(月)

今日は30度を超える真夏日だったとか。

親鸞聖人像の足下に咲く紫陽花も今がちょうど満開。

 
 
 
 
 
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去年は、

 
 
 
 
 
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一昨年は、

 
 
 
 
 
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同じ花でも、年によって色の出方が違う。
紫陽花の場合、酸性=青・中性=紫・アルカリ性=ピンクと、土の環境によって色が変わるのだそう。

最近、マスクを着けての御法事でお世話になっている〈コミューン〉という難聴者支援のスピーカーを開発したユニバーサル・サウンドデザインの中石社長がYouTubeを始めたということで早速。

 

良い言葉には良いエネルギーが宿る。

 

「お聴聞」
化学的に見てみるのも興味深いかも。

 

消火栓 塗装

6月3日(水)

子どもたちの学校が再開して3日目。
日中は何だか静かすぎるほど。。。

ガードレール、黒板、そして、もう一つ気になっていたのが、本堂の軒下に設置されている消火栓。

こちらもサビがひどかったので、外側を塗り替えることに。
南側は潮風が当たるからか、特にサビがひどい。(写真右側)

でも、元の赤色に塗り替えてしまうと、ここだけが変に浮いてしまう。。。

そこでいろいろ調べてみたら、消火栓ボックスに関しては、色の規定は特にないよう。
そこで、本堂に溶け込むようにダークブラウンの防錆塗装。

養生(マスキング)をして、ワイヤーブラシでサビを落とし、刷毛とローラーを使って塗装。

ペンキ塗りも慣れてきて、一人でもわりとすんなり塗装完了。

乾いてから、取り寄せたソーラーライトの裏に磁石を貼って新しく設置。

「消火栓」のラベルがまだ届かないので、それを貼ったら完成。

キレイになると、他のところも気になるのが人間の性。。。

 

そんな時、次男(小6)の漢字ドリルの宿題に、ふと目が留まる。

「寺によって、ねんぶつを聞く。」

また、皆さんが寺に寄って念仏を聞き、称えるご縁が来る日まで、今は出来ることを一つずつ。

衣替え

6月1日(月)

今日から学校再開、衣替え。

朝からバタバタ。

今朝のお参り先は祥月。
と言っても、本来は御主人の17回忌。

ゴールデンウィーク中に子どもや孫たちが帰って来て法事をつとめる予定だったのに、コロナの影響で帰って来れず延期となった。

〈「お母さんだけで法事をしたら?」と子どもに言われたけれど、「これはお父さんのためにするご法事ではなく、あなたたちのために遺してくれてるご縁なのよ」と、このたび伝えることが出来てよかったです〉と。

真夏になるか真冬になるか分からないけど、またその時にお願いします。

新しい生活様式に慣れるのに時間はかかりそうだけど、こんな時だから伝わる世界もあるんだなと。

 

巣ごもりというか、寺こもりという状態で、訪ねてこられた方の応対をすることが多くなり、「衣(ころも)姿しか知らなかったから」と、口々に言われることもしばしば。
衣姿でない時もあんまりoff感のないようにと思って、衣替えの今日から作務衣ではなく、ちょっと和装なスタイルに。

長男には、「そんな人、時々見る」と言われたけれど、次男からは「その姿で参観日には来ないでね」と。。。

今日の『中国新聞』洗心欄の「だいじょうぶ だいじょうぶ」を読みながら、いつか何故こんな格好してるのか、分かる日が来るかな。

新しい生活様式

5月27日(水)

今日は4月に東京で亡くなった伯母の満中陰法要を本堂で。

お葬式にお参りすることもできず、最期のお別れはできなかったけれど、阿弥陀さまはまた会えるお浄土を。
寺報『念佛日和』にも紹介した「疫癘の御文章」を味わいながら、家族と叔母でひっそりと。

その『念佛日和』は、昨夜開かれた総代会で総代のみなさんが各担当地区分を持ち帰られたので、近々長浜小坪地区はお届け。
その他の地区は、近々世話係の元へお届け。

世の中、緊急事態宣言解除を受けて、堰を切ったかのように動き出した。
でも、終息ではなく、休息。
マスク着用、手洗い、換気等、新しい生活様式を習慣づけて次に備えましょう。

そのマスク。
暑くなってくると大変ではあるけれど、昨日の風呂上がり、息子から「お父さんの鼻、ピッカピカじゃん!」と。
「そりゃそうよ。毎日マスク着けてお経読んでるから、マスクの摩擦で鼻はピッカピカ」。
マスクを着けているので、保湿もしっかり。
美容効果もあるそうだけど、汗をかくのでこまめに洗い替え。

白いマスクは大きく見えるので、ライトグレーとネイビーを試しに買ってみたけど、ネイビーは息子から「やめた方がいい」と言われ、ライトグレーは湿ると色が変わるので、結局白。。。

コロナにより生活様式がいろいろと変わってくる中で、次への準備。

今のところ、オンライン法事のご依頼や問い合わせはないけれど、何ごとも備えあれば憂いなし。準備だけはしておこうと。

息子に教えてもらいながら、とりあえずズームが使えるように。

初めてそのズームを使って若手僧侶の讃嘆舎布教大会をお聴聞。

ユーチューブでもやっていたので、そちらでも。

それぞれの良さを感じながら、こちらも様子を見ながら少しずつできることを。

ステイホーム 黒板編(3)

5月22日(金)

黒板の下地塗りを計4回塗って、仕上げを3回。

衣とかの染めの回数を重ねるほど濃くなると聞いたことがある。
そんなこともあり、こんな時は時間を惜しまず、手間暇かけて。

手間暇かければ当然愛着も。

現在学校で使われているような緑色ではなく、黒。

その方がシックリ。

ようやく完成。
あとはしばらく乾かすのみ。

いつ頃からあったのかなぁと、手持ちの写真を調べたら、

蠅供養

昭和28年、仏教婦人会が中心となって取り組んだ長浜衛生協力会。
蝿や蚊のいない町づくりを地域一丸となって行い、生活改善模範町村として厚生大臣や毎日新聞社、広島県知事、呉市長より表彰され、その式典が昭和29年専徳寺にて。

その時の写真にこの黒板が。

蝿や蚊にも命。
式典に先立って、蠅供養。

花輪が飾られ、おつとめをし、弔事まで。

何はともあれ、戦後まもない頃にはすでにあった黒板。
本堂で行われたいろんなことを見てきた黒板。
これからも大切に。

 

 

 

 

写経

5月20日(水)

一昨日の『中国新聞』洗心欄に、写経のことが紹介されていた。

コロナ不安で注目されているとか。

ただ、浄土真宗ではこの『般若心経』は用いない。
それに、それほど書くのは好きではない。。。

でも、浄土真宗用のものがないかな。。。と思っていたら、今日届いた『本願寺新報』で大阪津村別院のホームページに、『讃仏偈』の浄書手本を無料で紹介と。

津村別院(北御堂)・大阪教区教務所ホームページはこちら↓
https://www.kitamido.or.jp/

ご興味のある方はぜひ。

ステイホーム 黒板編(2)

5月18日(月)

緊急事態宣言が解除され、久しぶりに子どもたちは自主登校。(午前中のみ・月末まで週2日)

まだまだ、これも始まってみないと分からないけれど、一歩ずつ様子を見ながら。

この土日、午後から黒板の下地塗り。

ガードレールのように塗る面積は広くないので、日焼けしたり、筋肉痛になることもなく、あっという間に塗れてしまう。
ただ、塗り重ねなければならないので、その分時間をかけて。

昨日3度目の下地塗りを行って、今朝磁石の付き具合を確認したら、2度目の下地塗りでは全然付かなかった本願寺のマグネットがくっつくように!

でも、少し塗りムラがあったのか、付くところと付かないところが。。。
子どもたちにも手伝ってもらって、せっかくここまで来たのだから、もうちょっとがんばって下地を塗ろうと追加発注。

昨日からカエルの声が時折聞こえてくるように。
季節の流れはいつもどおり。

何ごとも、あせらずゆっくりと。

ステイホーム 黒板編(1)

5月15日(金)

緊急事態宣言が解除されても、まだまだ気を引き締めて。

ここのところずっとお世話になっていた〈布マスク〉。
さすがに気温が上がってくると、読経すると一回の法事で汗だくになってしまう。
いろいろと探して、夏用マスクを購入。
吸湿速乾性の高いムレにくい立体マスク。
薄くて軽く、確かにムレにくい。
ただ、お葬式で色衣・七条を着けると、マスクなしでも汗をかくような時季なので。。。

先日、浅野執持先生のYouTube『しまなみ法話チャンネル』に、浄土真宗寺院の本堂に必ずある3つのモノを観せていただいて、そこに「黒板」が挙げられていた。

 

専徳寺の黒板は年季の入ったモノ。
恐らく私が生まれる前よりあったのかな。

以前落語家の笑福亭仁智さんが来られた際、お弟子さんの智六さんが本堂へ入って来られ、「師匠から年季の入った黒板が置いてあると聞いたので・・・」と、わざわざ控え室から黒板を見に来られたのをふっと思い出す。

以前より黒板が見えにくくなったと声が出ていたけど、改善する機会もなく。。。
先日ガードレールを塗り直し、次は、、、そう「黒板」!

せっかくなので、手間と時間はかかるけど、マグネット(磁石)が付くよう塗装することに。

「そんなことできるの?」と息子に聞かれたけど、塗り重ねるだけでそんなことができるペンキが存在!

まずは黒板に養生テープでマスキング。

雑巾できれいに拭いて、ローラーを使って下地塗り。

使用するのは、ターナーのマジックペイント。
水性で匂いがしないのでとっても使いやすい。

この黒板の前でお取次ぎしてくださったご講師の姿を思い出しながら。
また、今後のご縁に向けて今できることを。

今日は一回目の下地塗り。あと2回か3回下地塗り。

仏教三大聖樹(2)

5月14日(木)

昨日水につけた仏教三大聖樹(無憂樹・印度菩提樹・沙羅双樹)の種をポットの土にまいた。

何分初めてのことなので、一つも芽が出ず終わってしまうかも知れないけれど、一つくらい芽が出てくれたらいいなと願いを込めて。

ポットは、大きくなったら植え替えなくてもそのまま鉢に植えられるというモノを選択。

印度菩提樹は、案の定小さすぎてピンセットを使ってみたが、先にくっついて離れなかったので、なかなか難しかった。

また、印度菩提樹は芽が出るまで暗くしておくらしいので、段ボールをかぶせて暗くすることに。

 
まだ朝晩の気温の変化があったりするので、念のため朝晩は簡易温室を準備。

どれだけ時間がかかるか分からないけど、大きくなあれ!

仏教三大聖樹

5月13日(水)

今日も晴天。
暑くなりそう。。。

ホトトギスの声も聞こえるようになってきた。

2月に入手した仏教三大聖樹(無憂樹・印度菩提樹・沙羅双樹)の種をいよいよまくことに。

【無憂樹】
ルンビニ園の無憂樹(アソカ)の下でお釈迦さまは誕生された。
硬い石のような豆。
ホントにこれから芽が出るのかな。。。


【印度菩提樹】
お釈迦さまがこの菩提樹の下でさとりを開かれた。
菩提樹と聞くと、お念珠の玉をイメージするのだが、何とも小さな小さな種。
吹けば飛びそうな小さな種なので、慎重に。

【沙羅双樹】
お釈迦さまがこの木の下でお亡くなりになられた(涅槃に入られた)。
まるで羽子板の羽根。

羽根を取り除くとこんな感じ。

今日はウェットティッシュに包んで、水の中で1日。
とりあえず、芽が出てくれたら。

本堂のお掃除に来てくださったご門徒さんが、写真を撮っていると興味深そうにのぞかれて、仏さまがかわいいと写真を撮って帰られた。

この仏さまはねこ如来(三条獅子さん作)。

緊急事態宣言の解除が検討されているとかで、学校も来週から週2回の自主登校の案内が。
解除されたとしても、まだまだしばらくステイホーム。
今出来ることを一つずつ。