春季彼岸会 御満座

3月24日(木)

今朝、本堂へと向かう廊下でウグイスの声を聞いた。
「法、聞けよ」
蓮如上人は晩年、病床でウグイスの声をこう味わったそうだ。

まもなく、ツバメも帰ってくる。
被災地に戻ったツバメは、変わり果てた故郷を見て何と思うだろう。

一日も早く被災された方々が安穏な日々を送ることができますように。

このたびの義援金募金、ご協力ありがとうございました。

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今朝、春季彼岸会が御満座を迎えた。

このたびは、『阿弥陀経』の冒頭に出てくる仏弟子の話から、誰のためのお経かということを聞かせていただいた。

私のために説かれたお経。

弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり。(歎異抄)

のこころである。

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2011年3月24日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会

3月22日(火)

暑さ寒さも彼岸まで

まだまだ寒さは残るものの、庭の花は開き始める。

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本日、夜席より春季彼岸会の法座が始まる。

御講師は、黒瀬町徳正寺の有谿雅俊先生。
『阿弥陀経』の冒頭に出てくる仏弟子の話をされる。

『阿弥陀経』には「舎利弗」「舎利弗」と何度もお釈迦さまの呼びかけとして出てくるが、これを自らへの呼びかけとして味わうのが大切だと。

平安時代の歌人和泉式部は、娘を亡くし、出家する。
娘の供養のためにお経を読むが、それで娘が救われるのか。
それを問うたところ、自らはどうなのかと逆に問われ、ハッとさせられる。

夢の世に あだにはかなき身を知れと 教えて帰る子は知識なり

大切なのは、自らへの呼びかけ。

このたびの東日本大震災への義援金も募っていますので、ご協力お願いします。

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2011年3月22日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会のごあんない

このたびの東北地方太平洋沖地震、ご心配のことと思います。

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来週3月22日(火)夜席より春季彼岸会が始まります。

このたびの法座では、義援金を募らせていただき、本願寺を通して被災された方々へ届けていただこうと思います。

「世のなか安穏なれ」

被災された方が少しでも早く安穏な日を送れるよう、ただただ願い、少しでも力添えをさせていただきましょう。

2011年3月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌御満座

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平成23年1月16日(日)、当山御正忌報恩講、御満座を迎えました。
講師は例年どおり住職が勤めました。
昨夜から大変な冷え込みでしたが、たくさんのお参りをいただきました。

今日は宗祖親鸞聖人の749回目の御命日。
来年が750回。
今年の4月からいよいよ御本山(本願寺)で750回大遠忌の法要が始まります。
当山専徳寺は、6月15日に呉東組団体参拝で参ります。

今日からブログを始めますので、よろしくお願いします。

2011年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku