呉東組慶讃法要習礼

11月28日(火)

今日は午前中、長浜東地区の通り報恩講へ。

なかなかお会いできない方にも、一年に一度の報恩講で。
みなさん、確実に年を重ねてはいるけれど、それぞれの歩みで。

ようこそのお参りでした。

 

午後から12月10日(日)に予定されている呉東組親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年・呉東組結成50年慶讃法要の習礼しゅらい(打ち合わせ)が会場となる川尻光明寺にて。

このたびは結衆けっしゅう御代前ごだいぜん2席目。(親鸞聖人の前を祖師前そしぜん、蓮如上人の前を御代前ごだいぜんと呼ぶ)
伝供衆てんぐしゅうの役目を頂戴した。
「伝供衆」とは、仏さまの前にお供えをする役目。

献灯・献華・献香

呉東組各教化団体の長がお供えしてくださる蝋燭を受け取っては仏前にお供えし、華を受け取っては仏前にお供えし、お香を仏前にお供えする。

このたびの和蝋燭が200号という大きな蝋燭なので、髪の毛が燃えなければいいけど。。。

おつとめは、これまで法中会の度に練習してきた御本典作法。

正信偈(和讃譜)は何とかなりそうだけど、そのあとの大信讃から行道ぎょうどうと言って散華さんげをしながら御本尊の周りを練り歩く作法が伴う。

今や組内法中の大半が特別法務員と言う法要のプロフェッショナルな資格を持っているので、とにかくそちらに合わせながら。

 

よい御法要となりますように。

 

 

2023年11月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

11月4日(土)

三連休の中日。
11月とは思えないほどの暖かさ。と言うよりも暑い。。。

今日は朝9時からの葬式にはじまり、法事・法事・法事・葬式、そして法事。

冬用の色衣・七条袈裟を葬式に着ると汗びっしょり。

 

今夜は西光寺にて呉東組法中会。

その前に、こういう日だからこそ?呉市美術館へ。

明日まで開催中の『明和電機 ナンセンスファクトリー in呉』。

入館してすぐ、4時30分からロビーで土佐社長のサイン会があると知り、せっかくなので最上位機種

オタマトーン テクノ

購入。

その大きな袋を持って、

展示を見てまわり、最後にオタマトーンにサインを。

帰宅して早速音を出してみると、意外や意外、すぐに馴染む。
あっという間に『恩徳讃』もひけるように。

 

ちょっと気分よくして法中会へ。

議題の中心は、来月行われる呉東組親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年、呉東組結成50周年慶讃法要について。

こちらも良いご縁となりますよう。

2023年11月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 後期研修会

10月12日(木)

今日は午前中、通り報恩講。

朝1番に伺ったお宅で、何と玄関先の花壇にアサギマダラが。
大急ぎで袂からスマホを出そうとしたけれど、間に合わず。。。

お参りした後、「花壇に生えている紫色の花は何ですか?」と尋ねたら、植えたものではないから知らないと。
アサギマダラがいたことを言うと、アサギマダラは知っていても自分の家に飛んできているとは知らなかったみたい。

専徳寺にもフジバカマ、チラホラと開花しているので、来てくれるかな。

 

午後から焼山へ入仏法要。
「桜ヶ丘」と「松ヶ丘」を間違え、携帯番号も「080」と「090」を間違えて。。。

 

そして、夕方6時より教法寺にて呉東組仏教壮年会連盟後期研修会。

例年後期研修会の講師は、組内若院さんが『阿弥陀様との出遇い ~若いお坊さんの話をきいてみませんか!~』と題して法話。

このたびの御講師は、先日本山で住職補任式に行ったばかりの広真光寺 冷泉彰太師。

祖父に当たる前々住職との最期のご縁より。

話を聞かせていただきながら、そうそう。
いつも熱燗の徳利を「ふん」って注いでいただいた。
「飲めるんじゃろ。知っとるで」と、茶目っ気たっぷりの笑顔で。
懐かしくもあり、いろんなことを思い出しながら。

仏教壮年会会員は総勢50名。+組内法中。

専徳寺からは3名の会員の方が参加。

ようこそのお参りでした。

 

帰宅したら、夕方のニュースで先日のパーカーさんのニュースが放送されたと。
広テレがYouTubeで配信しているので、見逃した方はそちらでどうぞ。

 

 

2023年10月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 10月例会

10月10日(火)

今日は午後から川尻真光寺にて呉東組聞名講。

例年10月はお揃いの聞名講衣体、色衣・五条袈裟を着けて、報恩講法要をおつとめするのだが、今年は「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」と報恩講法要を併修。

10月に入って、急に朝晩肌寒いくらいに。
それが、今日は晴天で汗ばむほど。

体調崩されませんよう。

 

法要に続いて御消息拝読、法話、そして御示談。

御示談では、役員の方が用意してくださった質問に対する回答より。

今日お参りの方には、順縁だったり逆縁だったりのそれぞれの仏縁があったと思います。
是非、あなたの阿弥陀さまとの出遇いを聞かせてくださいませんか。

との問いより。

「順縁」と「逆縁」の意味をうかがい、そのあとでみなさんの回答を紹介。

「縁」って不思議。

本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし

 

今日の問いは、12日に呉東組仏教壮年会連盟の後期研修会があり、例年後期研修会は若い法中さんが「阿弥陀さまとの出遇い」と題して法話を。このたびはそれから生まれた問いだそう。

 

また、12月4日に新日本造機ホール(くれ絆ホール)にて開催される前進座『花こぶし 親鸞聖人と恵信尼さま』のポスター・チラシ・チケットを預かった。

 

チケットご希望の方は専徳寺、もしくはお近くの本願寺派寺院(呉東組・安芸南組・佐伯沖組)までおたずねを。

ようこそのお参りでした。

2023年10月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

10月1日(日)

今日から10月。

昨日からモズの声が螺山から聞こえてくるように。
そして、ヒヨドリの声も時折。

まだまだ日中は残暑厳しいけれど、秋らしさがところどころに。

今夜は法幢寺にて呉東組法中会。

安芸教区親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が10月4日から6日まで広島別院で営まれ、呉東組は初日4日の午後の部。人数制限があるので、専徳寺からは住職と総代2名が参加予定。

呉東組の慶讃法要は12月10日に川尻光明寺にて。こちらはどなたさまでも。

議題の後、それに向けて「御本典作法」の練習を。

 

虫干しで休んでいた通り報恩講も明日から再開。

2023年10月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 9月例会

9月11日(月)

今日は午後から住蓮寺にて呉東組聞名講9月例会。

正信偈のおつとめのあと、御消息の拝読。

そのあと法話があり、御示談。

今日も役員の方が用意された質問の回答より。

この夏、浄徳寺に中学2年生4名が職業体験として訪れたそう。
その現場体験として、総代長さんのお宅にみんなで月忌参りとして一緒にお参りに行き、正座して大きな声で正信偈をおつとめ。
この子たちの家には仏壇もないのに、とても素直に受け入れてくれたと嬉しそうな総代長さん。

そんなことから、

私たちは、自分はお聴聞させてもらっていても、仏法を親しい人に伝道することに躊躇していないでしょうか?
あなたは、どのように伝道していますか?どのようにすればいいと思われますか?

との質問より。

 

今日はいつもよりもたくさんのご回答を。 

職業体験は、地域、また学校によっても対応がさまざま。

寺側も「宗教の話をしてはいけない」と変に壁を作ってしまっているところもあるのかも。

専徳寺では幸い学校と地域が密なので、小学校低学年の町探検、中学年の石泉文庫防火訓練、高学年の石泉文庫虫干しと、いろんなご縁を。

まずは近づき、親しんで。

ようこそのお参りでした。 

 

 

2023年9月11日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組門徒総代会 総会・研修会

9月7日(木)

朝、先日よりもアヤメの周りが大変なことに。

先日のをようやく治して、次へと思っていた矢先に。。。

 

今日は午後から呉東組門徒総代会の総会ならびに研修会が広ステーションホテルにて。

専徳寺からも3名の総代さんが出席。

総会の後の研修会では、「カルト教団と真宗」と題して、江田島光源寺 海谷真之師のお話。

安倍元首相が銃撃されて亡くなられてから1年が過ぎたが、その後いわゆる「宗教2世」問題が起きた。
総代として、その問題について知っておかなければならないと、今日のテーマになったとか。

前半はカルト問題。後半は真宗の話。

浄土真宗はノルマがなく、ただただお聴聞。
ただ聞くだけでいいから易しいのだけれど、それが難しい。
それは、自分の都合に合った話しか求めないからと。

また、今終活が話題になっているけれど、〈遺言〉は遺らない。
遺された者の記憶に遺るのは、日頃の姿であったり、日頃の言葉。

臨終の姿ではなく、平生の姿。

そのあとの懇親会では、いろいろと聞かせていただく。

 

ところで、今朝の土が掘り起こされた一件。
今日の話を聞きながら、まさしく腹を立てるのは自分の都合。
恐らくあちらは悪気もなく、生きていくためにただただ掘り起こしたのだろう。
それは分からないわけでもないけれど、なかなか。。。

わかっちゃいるけど やめられない

明日は仏教壮年会の例会。

『歎異抄』第三条。

 

 

2023年9月7日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

9月3日(日)

暑かった8月も終わった。

先日、境内に水撒きをしていて、ふと鐘楼の横を見ると、、、

 

春からずっと育てていたアヤメが無慚にも。。。

 

さすがにカチンと来たけど、誰の仕業か分からない。

分からない中で、あれやこれやと考えると、瞋恚と疑いの心が。

とりあえず今日、気を取り直して、土を新しく入れて元の姿に何とか戻す。

 

そのあと、庫裏の玄関前に戻ると、椿の葉っぱに、

 
 
 
 
 
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先日の白いアマガエルが黄緑色に変身中。

これまでそれほどカエルをしげしげと見たことがなかったけれど、暑さを忘れて見入ってしまった。

古池や 蛙飛び込む 水の音 (松尾芭蕉)

やせ蛙 負けるな一茶 これにあり (小林一茶)

芭蕉や一茶の見たカエルは何ガエルだったのだろう。

 

今夜は浄念寺にて呉東組法中会。

向かおうと日が暮れた玄関先で、朝からずっといた椿の葉の上のアマガエルを見たら、何と今度は葉っぱの上で黒っぽい色に。

そのあとすぐに元気よくピョンピョンと跳びはねてどこかへ行ってしまった。

色が変わっても、アマガエルはアマガエルだな。

 

そして、今日きれいにしたアヤメの花壇には、

早速ネコが穴を掘り糞を。。。

またしても瞋恚と疑いの心が。。。

どこまでも、凡夫は凡夫だな。

 

 

2023年9月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

7月29日(土)

案頭春が咲いて4日目。

黄色かっためしべの先が黒っぽくなっているので、受粉が完了したみたい。

花の色も少し薄くなってきた感じで、そろそろ終わりかな。

 

朝からニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、そして、

親鸞聖人像の前で、クマゼミがけたたましく。

 
 
 
 
 
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セミの俳句で思い浮かぶのは、

しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声

松尾芭蕉が立石寺で詠んだ『奥の細道』の有名な一句。

でも、この蝉はクマゼミの声ではないだろうなぁと。
他のセミの句があるのかなぁと思って調べたら、

やがて死ぬ 景色はみえず 蝉の声

という一句が。

これはこのクマゼミにぴったりかも。
私たちはセミの寿命を知っているから、いずれ来る命の終わりを思う。
でも、セミはそんなこと知ったことではない。
いくら暑くても、今を目一杯鳴いている。

 

今夜は宝徳寺にて呉東組法中会。

連日熱中症警戒アラート発表。
どうぞ、気をつけて。

2023年7月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 総会・研修会

7月13日(木)

今夜は善通寺にて呉東組仏教壮年会連盟の総会並びに研修会。

天気予報で雨雲の行方を見ながら、もう降らないかなと思いながら、スクーターに乗って。

 

18時開式なので、まだ明るい中でのスタート。

 

総会は「カナカナカナ・・・」とヒグラシの声が聞こえてくる中でスタート。

研修会では、御講師に佐伯奥組最禅寺 米田順昭師を迎えて、

講題『愚者になりて』

高座に座って、独特な節回しのある節談説教のご縁。

落語や講談の元となったとも言われる節談説教。

月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ

法然聖人の詠まれた歌より。

 

「ウケる」という言葉は、元々この節談説教から始まっているとか。
ただし、(笑)のウケるではなく、受け念仏。
今日も朗々と節回しのあと、皆さんから「なんまんだぶつ」の受け念仏が。

今時、お念仏が聞こえないと言われるが、お念仏が称えやすいかも。

参加者60名余り、法中を入れると70名余りのご参加。

 

ようこそのお参りでした。

 

2023年7月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku