10月4日(火)
今日も引き続き白岳地区の報恩講。
毎年10月初旬にこの白岳地区をまわるが、ここには秋を感じさせるものがいっぱい。
以前は、報恩講でお参りに行くと、恐らく自ら摘んできたであろうコスモスを、仏華としてお供えしてあるお宅が結構見られた。
だんだんそれも見なくなり・・・。
高齢化が進み、なかなか外へ出ることも難しい方が増えてきた。
お店で買った花を供えるのもいいが、自分で集めた季節の花をお供えしてあると、少し気持ちが和んだものだ。
白岳地区の報恩講は明日まで。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月29日(木)
今日は16時よりクレイトンベイホテルにて、大田利生先生勧学昇階祝賀会が開かれた。
安芸南組主催の祝賀会。
勧学とは、浄土真宗本願寺派の学階制度の最高位で、現在この安芸教区では霊山勝海和上に次いでの勧学である。
大田先生とは、今から20年ほど前の大学院時代、浅野教信先生(勧学)のゼミ生を中心とした『浄土教思想研究会』の旅行で、タイ旅行へとご一緒させていただいた。
タイのチェンマイからバンコクまでを陸路バスで移動した旅。
行った時期が8月だったので、毎日スコール。
チェンマイで少数民族の村へ行く予定だったが、途中スコールに遭い、道が悪いので希望者のみ行こうということになった。
そこへ向かうための車を待っていると、到着したのは何と幌つきのトラック。
その幌つきトラックの荷台に乗り込んだ希望者は、浅野教信先生と川添泰信先生(司教)、そして大田先生と先輩のK氏と私の5人だけ。
未舗装の悪路を揺られながら行ったのを思い出す。
祝賀会の後、講演を聞かせていただいた。
そのなかで、
対話とは、聞くということからはじまる
という言葉が印象に残った。
今夜は勧学寮頭 普賢晃壽和上にも久しぶりにもお目にかかり、いろんなことを思い出させていただいた。
8月31日(水)
今日で夏休みも終わり。
明日から新学期。
長浜小学校2年生の長男も夏休みの宿題を昨日までに完成。

今年は蓮の絵を描き、自由研究も『はすのかんさつ』。
蓮づくしの夏休みであった。
今夜は呉東組の若手僧侶の会『我聞会』の納涼会。
今回は私が幹事を。
いろいろと諸事情によりキャンセルもあり、6名での納涼会。
無事終わってホッと一息。
今日、龍谷大学教授海谷則之先生が書かれた『宗教教育学研究』という本を贈っていただいた。
第4章 「いのち」の教育 -法蔵と僧叡における三種の「いのち」-
のなかに石泉僧叡師のことが登場する。
この本を書かれるにあたり、石泉社の寮則をご覧になりたいと訪ねて来られ、お話を伺った。
またゆっくり読ませていただこうと思います。