専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
12月20日(土)
雨が降ったり、晴れ間が出たり。
午後からの法事を終えた後、本堂に浄財箱の搬入。
これまでも「お賽銭はどこに入れたら?」と問われたことがあった。
香炉台に貯金箱のような小さな口もあるのだが、それは分かりにくいらしい。
そんなこともあり、誰にでも分かりやすいように設置しておく必要もあるのではと、このたび。
ついつい「賽銭箱」と言ってしまうけれど、「賽銭」ではなく、「浄財」。
「賽銭」には〈神仏への感謝や祈願成就のお礼として納める金銭〉と言う意味があるそうで、「浄財」は〈見返りを求めない清らかな金銭〉。意味合いが違うので、「浄財箱」。
今どきキャッシュレス。
QRコードを置くのもありなのか知れないけれど、ここは敢えて。
香炉の高さに合わせるように、本来の高さよりも5㎝低く。
何とか年末年始に間に合った。
12月13日(土)
朝、冷え込んだ。
午前中の法事を終えて、午後から善通寺報恩講に。
冷え込んだとは言え、コロナ前は雪もチラついたりしていたこともあったと思うと、これが平年並みの寒さ?
今年の漢字が「熊」と決まったとのニュース。
予想通り。
と言うよりも、他に思い浮かばない。。。
通り報恩講もあと一息。
先日、今日はこれが最後のお宅!と力を振り絞っておつとめ。
帰宅してホッとしたところに電話。
「今日は来られないんですか?」と。
「明日お参りすることになっていますので、明日お参りさせていただきます。」と電話を切ると、すぐにまた電話。
「今日はこれから予定があるんですか?ないのならこれからお願いします。」と。
時間は空いてても、気力・体力は。。。
それから2件最後の力を絞りきって報恩講をつとめたら、案の定翌日調子悪く。。。
でも、最後のお参り先で一緒に正信偈をおつとめくださった声があり、帰り際に「今年102歳ですよ」と。
足取りと荷物は重くとも、その一言で心は軽やかに。
あと一息。