専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
7月16日(月)
今日の『中国新聞』朝刊の洗心欄に、このたびの西日本豪雨災害への仏教界の対応。
寺は伝えるところ。
テレビでよそのことは流れていても、長浜は大丈夫だろうか、今どうなっているのか、それを知りたいと思っている方。
電話をかけても迷惑にならないかと遠慮される方。
外には出れない方。
いろんな思いで見てくださる方がいるので、分かる範囲の情報を伝えていけたらと、ここ数日毎日更新。
水道が出るようになったので、広南中学校の給水は終わった。
それでも、広へ出ると、往き来する自衛隊の給水カーや熊本市の給水車。
急ピッチで土砂を撤去して道路を整備してくださるみなさん、 猛暑の中をありがとうございます。
7月15日(日)
今日の午後、ずっと続いた断水が終わり、蛇口をひねると水が出るようになった。
当たり前のことのように過ごしていたことが、ここ数日の出来事で、当たり前でなく「有り難い」ことなのだと改めて。
このたびの復旧作業に当たってくださった方々、暑いなかを水の供給に当たってくださった方々、その他いろいろとご尽力くださった方々に感謝。
今日からTBS(広島ではRCC)で『この世界の片隅に』のドラマが始まり、家族揃って第1話を。
いきなりアニメ映画の片渕監督がこだわった安芸の盆の風物詩“盆灯籠”が登場した。
そして、仏前結婚のシーンも。
今朝、『この世界の片隅に』の原作に登場する元 広海軍工廠の前を通った。
今でも遺る米軍機グラマンの機銃掃射の痕。
アニメでは時間の関係もあってか、割愛された広海軍工廠もドラマでは登場するのかな。
音楽は巨匠久石譲さん。 どこかで聞いたような。。。 仏教讃歌「やさしさにであったら」とちょっと重なって聞こえてくるのは私だけ?
まだまだ大変な地域もあるので喜ぶことは出来ないけれど、ここ長浜は少しずつ回復。
水は出るようになったけど、まだまだ節水と言うことで、風呂には浸かれずシャワーのみ。
それでも、これまで使えなかったバスタオルで拭くことが出来るよろこびを。
7月15日(日)
昨日、長浜にも水道の供給がいよいよ始まるとの話だったが、今朝になっても。。。
栓をひねっても、音がかすかに聞こえてくるが、待てど暮らせど水は一滴も出て来ない。。。
町内放送では、供給の始まった地区で水をみんなが一斉に使い出したので、ここまで水が届いて来ないのだと。
災害以来、状況を確認するため、歩き回るのが日課に。
今日は長浜峠を越え、津久茂まで。
ご門徒さんの姿を見つけては、「どんなです?」と声をかけながら。 津久茂は大きな被害はなかったみたいだけど、それでも石垣がずれてたりするところもあるらしい。 
最初に土砂崩れになった末広地区の王子製紙前まで足を伸ばす。
土砂が道の両側に山積みされ、この連日の猛暑で、
泥がからからに乾いて、そこを車が通るから、ダカール・ラリー?というくらいの砂ぼこり。
ここの水路にはアメリカザリガニがたくさんいたのに、土砂が溜まって以前とは全く違った光景に。
そろそろ法事の仕度。 今日も猛暑。 お身体に気をつけて。