専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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1月8日(水)
寒い。。。
今年もいよいよ始動。
昨日は呉東組聞名講臨時役員会が開かれ、法中を代表して参加。
150周年に向けて、との話題が中心に。
お正月は穏やかだったけれど、ここに来てとにかく寒いし、インフルエンザは流行っているし、中国では呼吸器感染症なる新たなウィルスが拡大しているとか。。。
今年もこれまで通り注意しながら。
今朝の『中国新聞』SELECTの「想」欄に、先月寄席で来ていただいたジャンボ衣笠さんの「落語で人生豊かに」。
今年もこれからいろいろあるだろうけど、笑いの多いご縁、出遇いがありますように。
今夜は仏教壮年会の新年互礼会。
おつとめをしたあと、本堂にて会食。
年末のお供えなどでいただいたビールやお酒を〈おさがり〉としてみなさんに。
〈おさがり〉だけに、みなさん遠慮なくいただいていただけるのはありがたい。
この寒さと、どんどん会員の高齢化が進んでいるので、参加者も年々少なくなってはいるけれど、みなさんの力強い意見もいただいたり。
寒い中をようこそのご参加でした。
明日から小坪説教所の御正忌報恩講。

令和7(2025)年1月1日(水)
新年あけましておめでとうございます。
穏やかな朝を迎えた。
昨日の昼間の風が嘘のように昨夜は無風。
昨夜の除夜会は、満天の星の下。
おつとめを終えると、みなさん焼香。
焼香は、これまで3つ用意していたけれど、このたびは毛氈を敷いて一人ずつ並んで焼香していただくことに。
そして、テーブルに座ってそれぞれの願いを紙に。
その紙をキャンドルグラスに巻いて蓮の花の上に載せ、親鸞聖人の前に灯りをお供え。
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除夜の鐘の鳴る鐘楼には、孫悟空が如意棒を担いで見守っていた。
暗くて気づかないかな
と思ったら、家族の中では「あれは怖い」と不評。。。
1時をまわり、一段落付いたところで椅子を並べて解散、消灯。
朝、元旦会用に昨日の写真とごあいさつの法語、そして『教行信証』総序の文を入れたリーフレットを作成。
そして、9時から元旦会。
正信偈をおつとめし、総序を拝読。
お参りが終わった後、ある御門徒さんが仏華に目が止まったようで近くまで寄ってじっくりと見てくださった。
これも大切なご縁。
午後、ゆっくりと除夜会のキャンドルなどを片付け。
これで一段落。
今年もいろいろあるだろうけれど、よいご縁をいっぱいいただけますように。
12月31日(火)
令和6年もあと少し。
今年は正月早々能登半島地震、日航機炎上に初まり、何とも大変な一年。
令和7年は、少しでも穏やかな一年でありますように。
今日は一日大忙し。
朝から幕を張ろうと思ったら。。。
ミシン糸が経年劣化でほつれ、幕が二箇所、50㎝ほど裂けたように。
何とか縫って応急処置はしたけれど、他も近々裂けるかなぁ。
2時間ほどかかってしまったけれど、一番大変な作業は、針に糸を通すこと。。。
午後から息子達にも手伝ってもらって打敷を掛け、坊守が仏華を生けている間、朝からの強風で散った葉っぱをブロアで片付け。
そして、竹あかりの準備。
そのあと、このたび初めて取り入れてみる餅花。
去年の年末、花屋で枝垂れ餅花を見て、何とかこれを正月飾りに出来ないかと。
一昨日取り付けた竹の手製花器に松と一緒に。
なかなかいい感じ。
花手水も用意し、御門徒さんが育てた葉ボタンを先日お供えしてくださったので、それを親鸞聖人の前に。
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今日は雨や雪の心配はなさそうだけど、風が強いので蓮灯りが心配。
除夜会には、どうぞ暖かくしてお参りを。
12月29日(日)
令和6年最後の日曜日。
「仕事納め」と言う言葉を聞きながら、お寺って仕事納め。。。と。
今日も朝からお墓で納骨、法事2件、葬式、お通夜と、いつもとそう変わらない日曜日。
ただ、とにかく寒い。
午後からホームセンターに行き、材料探し。
この年始、参拝される方に少しでも気持ちよくスタートしていただけたらと、新しいものを1つ用意。
ただ、それをどう飾るか、いろいろと思案して、竹筒を下足棚に取り付けて飾れば良くない?と。
竹筒を固定するイメージで、ホームセンターを物色。
竹筒がするりと抜け落ちないよう、まずは黒いL字金具を下足棚の脚にしっかりと黒色の針金で巻き付けて固定。
そこに竹筒を乗せ、銅の針金を巻き付けて完成。
すんなりイメージ通りに仕上がると気持ちがいい。
あとはここに何を飾るか、それは当日のお楽しみ。
明日も本堂で法事があるので、本堂の荘厳などはそれ以降。
今日、祖母の郷、勝願寺より本を贈っていただいた。
『福山 郷土の偉人たち』 (発行 エフエムふくやま)
福山の偉人、34名が連なる中、一番最初に甲斐和里子さん。
祖母が息を引き取る間際まで慕っていた伯母。
そして、10番目にその弟であり、祖母の父、足利瑞義和上。
本に載っている甲斐和里子さんの写真を見てると、どことなく祖母の面影が。
その本に紹介されている
悲しさは みな取り捨てて 嬉しさの 数のかぎりを 数へてぞ見る
(意訳)人生には良いことも悪いこともありますが、悲しみにだけ支配されるのではなく、嬉しいことを思いながら生きていきたいものです。)
来年は、嬉しいことをたくさん数えられる年となりますように。