ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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結婚式披露宴

9月6日(土)

今日は呉東組内、西光寺様の結婚式披露宴に。

ただ、今日は子どもの行事と重なったため、披露宴の前後に安芸髙田まで車の送迎二往復。

 

そんなこともあり、披露宴を途中で失礼したため、メインディッシュまでありつけず・・・。

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それでも、祝辞をはじめ、雅楽の音色、何よりも新婦様が時間をかけて作られたという切り絵のウェルカムボード。

何とも素敵なおもてなし。

 

お念仏のうちに、お幸せに。

2014年9月6日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

8月31日(日)

8月最終日。今夜は浄念寺にて法中会。

いつものとおり、いろいろ報告事項とこれからの行事予定の確認が中心。

また、先日の広島市の土砂災害の教区内の状況を知らせていただく。
寺院の大きな被害はなかったものの、亡くなられたご門徒さん、また多くのご門徒さんのお宅が被害に遭われているようで、改めてこのたびの災害の大きさを…。

 

今週は盆が一段落したので休みをとり、夏休み最後の家族旅行に。

子供たちに見せたかったのは、日本一の動物園『旭山動物園』。

日本最北端の動物園がどうして日本一なのか、行って見て実感。
動物たちが生き生きとのびのびとしていたこと。

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また、動物園に行く前日、当初動物園に行く予定にしていたが、天気予報で雨の予報だったので、1日ずらしてどこかよそに行こうと思っていたところ、ホテルに置いてあったパンフレットに目が止まる。

『共働学舎新得農場』

広島でも時々ここのチーズを見かけ、変わった名前の農場だなと思っていたが、聖書をよりどころにしているようで、心身に問題を抱えた方が集い、最高のチーズを作っているそう。

ちょっと足をのばして・・・。

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旭山動物園のホームページには、

伝えるのは、命

共働学舎新得農場のホームページには、

牛乳山のふもとで、みんなみんな、生きている

のことばが。

 

子どもたちには楽しい思い出が残っただけかも知れないけれど、大きくなってこの二つのメッセージ、ふり返って欲しいな。

尊い命が災害で失われた夏に。

2014年9月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

盂蘭盆会 3日目

8月21日(木)

盂蘭盆会、朝席で御満座。

同じ県内でも、こちらはずっと雨の降らない御法座となった。

 

昨日に引き続いて正信偈の「唯」の話より。

正信偈で6ヶ所出て来る「唯」、その最後は「唯可信斯高僧説」。

いろんなことを思い重ねながら、お聞かせいただく。

 

法座が終わり、現在熊野の筆の里工房で開催中の「やなせたかしワールド」に。

このたび一番最初のお話に出てきた「何のために生まれて 何をして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ」。

その『アンパンマンのマーチ』の原稿が展示中。

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震災の後、勇気を与えたアンパンマン。

このたびの豪雨災害のこともあり、やなせたかしさんのことばがすっと。

少しでも早く、ご自宅での生活に戻れるといいですね。

2014年8月21日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

盂蘭盆会 2日目

8月20日(水)

朝起きてニュースを見て、ことばを失う・・・。

安佐南区・安佐北区で大雨による土砂災害。

被災された方々、唯々御見舞申し上げます。

 

こちらは雨が降ることもなく、朝席・昼席・夜席と、盂蘭盆会2日目。

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今日は正信偈の「唯」の字を中心にお聞かせていただく。

 

後で「唯」を調べてみると、「唯々諾々(いいだくだく)」ということばが出てきた。

「唯」は、ただこのことひとつといふ、ふたつならぶことをきらふことばなり。また「唯」はひとりといふこころなり。

と、親鸞聖人は『唯信鈔文意』でお示しになった。

 

それ以外に、「唯」には、即座に「はい」と返事をする意味があるそうで、「唯々」は「はいはい」。

「諾」は、引き受けるという意味で、「唯々諾々」は、何ごとにも他人の言いなりになる様を意味するのだと。

「言いなりになる」というと、あんまり良い響きには聞こえないが、疑いなく、そのまま受け入れるという意味でとると、なかなか味わいのあることばかな。

 

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。

 

2014年8月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

盂蘭盆会 1日目

8月19日(火)

お参り先でお仏壇の前に座らせていただくと、後ろから扇風機の風。

その風に一息するのも束の間。

ロウソクに火を灯そうとすると、「ローソクが消える!」と、扇風機の風がよそへと向けられる。

そのあとは、扇風機の音を聞きながら、ごちそうを前にして、食べることの出来ない餓鬼の姿を思い浮かべる・・・。

それも、お盆のご縁かな。

 

今夜から盂蘭盆会。

目連尊者の亡き母への思いから生まれたご縁。

このたびの御講師は、仁方 浄徳寺の新田龍真師。

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「何をよりどころとして生きていくのか」というお話より。

 

お盆に遠方より帰省されて御法事のご縁にあわれる方が多かったが、そこでいただく大切なご縁に、

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ほんとうに安否をたずねられているのは誰だろう・・・。

そんなことに気づかせていただくご縁となれば。

 

法座中、遠くで雷が。

お帰りになられるまで、雨が降らなくてよかった。

 

ようこそのお参りでした。

2014年8月19日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku