専徳寺のぶろぐです。
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9月13日(月)
今日は久しぶりに広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
久しぶりに6年生の姿を見て、みんな大きくなったなぁと。
読んだ絵本は、
『おおにしせんせい』 (長谷川義史)
7月、熊野の筆の里工房で開催された《長谷川義史展「ありがとう!いのちのであい」》を観に。
そこにこの『おおにしせんせい』の原画も。
一時間目のはじめ、おおにしせんせいが「きょうはいちにち図画工作」といいだした。ふでや、ふであらい、パレットの使い方も、いままでとぜんぜんちがう。そして、さっさと絵をかいて友だちと遊ぼうと思っていたぼくは、先生からの一言で心が動き出し……。
すばらしい先生との大切な出会いは、一生の宝物。著者自身の体験を基に、心を込めて描いた絵本。(講談社HP内容紹介より)
作者の長谷川義史さんが、すばらしい先生との出会いを描いた1冊。
読み終わると、
「1時間目から6時間目まで図画工作って良いなぁと思いました。」
と感想を。
また、
「先生も1時間目から6時間目まで図工にして!」
とのつぶやきも。
よき師、よきひととの出遇い。
よき出遇いがありますように。
9月12日(日)
今日はどんよりとした曇り空。
桜の葉に何やら見たこともない虫。
今の時代、写真ですぐに名前が分かる。
キマダラカメムシ
という虫だった。
カメムシは、漢字では〈亀虫〉、漢名は〈椿象〉。
このキマダラカメムシは外来種だそうで、日本で最初に発見されたのは江戸時代の長崎出島。
鎖国中の日本に医師として出島にやってきたスウェーデンの植物学者カール・ツンベルク。
この人が新種のカメムシとして発見。
その後、150年にわたって姿が見られなかったのが、150年後の長崎で再び発見され、それが地球温暖化にともない、どんどん生息範囲を拡げているとか。
カメムシといっても臭いはないらしい。
また、サクラに産卵するらしく、それでここに?
そして、こちらは女郎花に
オンブバッタ
大きいのが♀、上に乗ってる小さいのが♂。
どうやらこちらもここで繁殖?
春に植えたフジバカマ4種類の内、2種類はオンブバッタに葉を全部食べられて、茎だけが残った状態。。。
それでも残りのフジバカマの先に小さな蕾らしきものが見えてきた。
旅する蝶〈アサギマダラ〉、飛んで来ればいいな。
9月10日(金)
朝、「廊下に虫が!」
との声を聞いて、廊下に出てみると、
すぐにコオロギとは分かったけれど、何コオロギ?
と、とりあえず写真に撮って、そっと手のひらに入れて庭に離す。
調べてみたら、エンマコオロギ?
エンマコオロギ
漢字で書くと、〈閻魔蟋蟀〉。
何と、学名も〈Teleogryllus emma〉、英名も〈emma field cricket〉、「閻魔」が付くそう。
こんな小さな虫がなぜ閻魔?と思ったら、
眉のように見える帯が、閻魔大王の忿怒の顔を思い浮かべるから、そう名づけられたとか。
閻魔
お聖教の中で「閻魔」はあまり聞いたことないなぁと思って調べてみたら、源信僧都の『往生要集』には出てくるけれど、七高僧の他の六祖には見られない。
親鸞聖人は、息子善鸞義絶のことを性信坊へ知らせたお手紙の中に、
もしこのこと、慈信(善鸞)に申しながら そらごとをも申しかくして、人にもしらせずしてをしへたること候はゞ、三宝を本として三界の諸天善神・四海の竜神八部・閻魔王界の神祇冥道の罰を、親鸞が身にことごとくかぶり候ふべし。
自今以後は、慈信におきては、子の儀おもひきりて候ふなり。(『親鸞聖人御消息』註釈版聖典753~754頁)
と、一箇所だけ〈閻魔〉の言葉を使用。
広島県では、9月12日までの緊急事態宣言が、9月30日まで延長決定。
それを受けて、9月27日から予定していた石泉文庫虫干し法座は中止。
ただし、虫干しだけはしておきたいので、10月末に虫干し作業だけ行うことでただいま調整中。
秋季彼岸会は、当初の予定どおり9月23日(木)朝9時よりおつとめだけして、法話はなく、法話の代わりに『念佛日和』特別号を配布予定。
昨年のお彼岸は1週間、和傘を使ってライトアップをしたけれど、今年はなし。
先日お参り先で、昨年のライトアップを見に来てくださった方が、「虫の声がすごかった」との感想を。
こちらは毎晩聞いてるので、それほどにも思わなかったけれど、秋の虫の声、大合唱。
360度サラウンド。
360度閻魔さま。。。
9月8日(水)
昨日、1冊の絵本を贈っていただいた。
先月、出版されると知って、すぐにAmazonで予約。
お届けは9月末。
ただ、出版元では販売が始まってると後から知ったけど、しばらく楽しみに待とうと思っていた矢先のこと。
『絵ものがたり 正信偈 2』。
前作『絵ものがたり 正信偈』。
この絵本を読んだことをご縁に浅野執持師に御講師として来ていただき、そこでこの続編の話をお聞きして、ずっと楽しみにしていた。
それがこのたび。
前作と違い、今作はALL僧侶の作品。
絵を3名の浄土真宗本願寺派の僧侶が描く。
切り絵、水彩画、消しゴムハンコ。
それぞれ素敵な絵に、正信偈の御文をやさしく。
今作は、七高僧のうち、龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師についての絵本。
と言うことは、また続編もあるのかなと期待しながら。
9月7日(火)
春に女郎花の側に鉢植えから地植えした秋明菊が咲き始めた。
切り戻しした桔梗がまた少し咲き出したけど、ずっと咲いていた女郎花は少し色がくすんできた。
そこへ白い秋明菊。
菊と名前は付いていても、菊の仲間ではなく、キンポウゲ科、アネモネの仲間。
中国原産の植物で、古い時代に持ち込まれた帰化植物だそう。
中国では「秋冥菊」。
日本の「明」とは反対の「冥」。
日本では、「冥途(冥土)」と結びつき、良い意味ではないからと、「秋明菊」と名づけられたそうだけど、「冥」には、〈暗い〉という意味の他に〈奥深い〉という意味があるそう。
本来は、秋に咲く奥深く幻想的な菊、そんな意味だったのかなぁ。
〈冥途〉とは、地獄・餓鬼・畜生の三悪道の世界。
設我得仏 国有地獄餓鬼畜生者 不取正覚
阿弥陀さまの四十八の願いの一番最初に出てくるのが、お浄土に地獄・餓鬼・畜生の三悪道のない世界を。
設我得仏 国中人天 寿終之後 復更三悪道者 不取正覚
そして、その次に、お浄土に生まれたものは、その後三悪道に生まれることはないことを誓われた。
〈冥〉でなく、〈明〉の世界に。
お彼岸が近づいてきた頃に咲く花に、そんな勝手な思いを。
このコロナがなければ、例年9月8日に仏教壮年会・仏教婦人会共催で、『ビデオと講演の夕べ』を開いていたけれど、今年も昨年に続いて中止。
そこで、このたびは『お彼岸 秋』(本願寺出版社)をお届けするよう、袋詰めが完了したので、近々会員の皆さまのお手元に。