五味太郎さんのトークショー

7月25日(土)

連日の猛暑。

それでも、朝の蓮とキジバトに元気をもらって。

今日は9時から寺での法事、10時、11時とご自宅での法事、12時から再び寺での法事。
そして、13時からお葬式。

お葬式を済ませ、帰宅する時間はないので、葬儀会館で着替えて新日本造機ホールへ。

呉市立美術館で本日より開催の『五味太郎 絵本クロニクル展』のオープニングイベント、「五味太郎さんのトークショー」が14時より。

開始5分前に到着し、発券して2分前に何とか着席。
さすがに、すでに100名限定のサイン会の整理券はない。

トークショーでは、途中から呉出身の絵本作家、長田新作さんも交えて。

 

五味太郎さんは、絵本の読み聞かせには反対だそう。
それは、子どもは絵の文脈読解に長け、大人の文字偏重は絵本理解を外しているからだと。

なるほど。

五味太郎さんの絵本は、小学校での読み聞かせでは一度も読んだことがない。

子どもたちが小さかった頃には、『きんぎょがにげた』を何度も何度も。

ふと、そんなことを思い出しながら。

 

観客からの質問で、「死生観」に触れられた。

「死は他人事」。

フランスのマルセル・デュシャンの話をされた。墓標に「死ぬのはいつも他人ばかり」と刻まれているそう。

そして、先日亡くなられた『こんとあき』の林明子さんについても。

帰宅して朝日新聞を見返して、今日の話からすると「尊敬」ではなく「敬愛」かな。

何はともあれ、エネルギッシュなトークショー。

 

2026年7月25日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(238)

7月13日(月)

朝から汗がしたたる夏空。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ絵本は、

『だれのせい?』(作 ダビデ・カリ 絵 レジーナ・ルック-トゥーンペレ)

『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリさん翻訳。

気高いクマの兵士は、自慢の剣で何でもかんでも、森中の木までも切り刻んでいった。
あるとき、自分の砦が水で流され、「オレさまのとりでをこわしたやつを まっぷたつに きってやる!」と意気込んで森の中に入っていったお話から。

 

物語の中に「バビルサ」という動物が登場する。 

バビルサ?って。

読んでいて気になって調べたら、インドネシアの一部に生息するイノシシの仲間だそうで、牙が大きく湾曲して、自分の頭の方向に向かって一生伸びるため、いずれは自分の頭を牙が貫通するのでは?と言うことから、「自分の死を見つめる動物」とも呼ばれているそう。

ちょっとそんな話も紹介すると、そこに興味を持ってくれたみたい。

「こけたりぶつかったりしたら自分に突き刺さっちゃう?」

「何でイタリアの絵本作家がインドネシアのバビルサを?」と。

 

裏表紙に記された「すべては思っていたとおり、とはいきません」。

そして、帯に書かれた

戦争が起これば、その原因は自分たちの言うことを聞かない相手のせい。
環境破壊の問題も、それを仕組んだ誰かのせい。
なにもかもが、誰かのせい。

自我や名誉という驕りを捨てる勇気を持ったクマの兵士が、
小さな小鳥を愛おしそうに抱いている姿の凜々しくも優しい姿には、つい
「私たちの世の中も
こんなだったらいいのに」
という思いがつのります。(訳者あとがきより)

何かを感じるきっかけとなれば。

2026年7月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(237)

6月8日(月)

朝から梅雨空。
時折パラパラ。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ絵本は、

『巣箱のなかで』 (鈴木まもる)

この表紙を見せて、「この鳥見たことある人!」と尋ねると、し~ん。

「何という鳥か知ってる?」と尋ねると、「スズメ?」「ツバメ?」と。。。

 

 
 
 
 
 
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持参したiPadでシジュウカラの動画を見せて、それから読む。

作者の鈴木まもるさんは、何度か鳥の絵本を読み聞かせで読んでいる。
また、手塚治虫原作の『火の鳥』を絵本化した方でもある。

シジュウカラの巣箱のなかで、どんな風に育ち、巣立っていくか、丁寧に描いている。

長浜にもあちらこちらでシジュウカラを見かけるから、ちょっと興味を持ってくれたら。

小学校の廊下にも、コシアカツバメが巣を作り始めたみたい。

 

帰宅して、本堂から庫裏への廊下を渡ろうとしたら、中庭を!!

久しぶりのキツネの姿。

さすがに撮影できず。。。

2026年6月8日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(236)

5月11日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

今週末は運動会ということで、読んだ絵本は、

『イソップねずみのイソップものがたり うさぎとかめ』(しもがわらゆみ)

今日は前に一つ椅子が置かれ、みんなその前に体育座り。

とっても絵が素敵なので、絵もじっくり見てもらいながら、初めて椅子に座っての読み聞かせ。

 

イソップ物語の有名な『うさぎとかめ』。
この話はみんな知っている。

ただ、その話を聞いているねずみの話が少し加わって、ほのぼのと。

 

すぐに読み終わってしまうので、もう1冊。

『イソップねずみのイソップものがたり ライオンとねずみ』 (しもがわらゆみ)

こちらはだれも知らなかったみたいで、こちらの感想が多かった。

 

運動会、応援には行けそうにないけれど、楽しんで。

2026年5月11日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(235)

4月13日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

新年度、第1回目。今年も引き続き参加。

担当はピッカピカの新1年生。

 

初めての読み聞かせなので、毎度のことなからこちらもドキドキ。

自己紹介より始まって、読んだ絵本は、

『いいから いいから』 (長谷川義史)

『いいからいいから』シリーズ第1作目なのに、これまで読んでいなかった。

最初は楽しく感じてもらえればいいな。

 

境内の親鸞聖人像の下に、今年もアマドコロがもう少しで開花しそう。

そして、先週末にシジュウカラが本堂の獅子瓦に巣をかまえているのを発見。

『僕にも鳥の言葉がわかる』を昨年読んで、鳥の声にも耳を傾けるよう心がけている。

鳴き声からひょっとしたらと、シジュウカラの姿を追うと、獅子の口からお腹の中に。

 
 
 
 
 
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以前は欠けた獅子瓦のお尻から入っていたけれど、ここなら雨が降っても大丈夫かな。

無事巣立ちますように。

2026年4月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(234)

3月9日(月)

今年度最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は今週末に卒業式を迎える6年生。

6年間、最後の読み聞かせに選んだ絵本は、

『ピンクのカラス』 (文 松本千登世・画 牧かほり)

昨年の6年生に読んだとき、反応がよかったかなと思い出し。

 

あなたはあなたのままでいい

これが贈る言葉かな。

 

読み終わった後、「すばらしいで賞」と手作りの花束をいただいた。

6年間、ありがとう。

2026年3月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(233)

2月9日(月)

雪は昨夜には止んだけれど、朝起きたら一面雪景色。

 
 
 
 
 
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境内に出てみると、地面や石畳には雪が積もっていないものの、凍っている。
それでも、螺山からウグイスの声も聞こえてきた。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

道が所々凍っているので、滑ってこけないよう、そろりそろりと学校へ。

学校に着くと、子どもたちが外で雪遊び。

「おはようございます」と挨拶すると、「おはようございます。今日は読み聞かせの日だ。ヤッター。」と。

 

担当は5年生。

読んだ絵本は、

『ないた赤おに』 (浜田廣介・いもとようこ)

2月は「鬼」の登場するこの本を久しぶりに。

読んだことある人!と尋ねたら、道徳で習ったと。

 

いつもの読み聞かせより文章が長く、倍ほどかかって何とか。。。

今年度も残りあと一回。

2026年2月9日 | カテゴリー : 絵本, 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(232)

1月19日(月)

とても穏やかな月曜の朝。
でも、明日から今季最強寒波襲来とか。。。

 

今朝は今年最初の広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ絵本は、

『あおいことり』 (たてのひろし 作・なかの真実 絵)

この絵本は、同作者の前作『ねことことり』の話を、小鳥を主人公に描いたストーリー。

2冊持っていき、同じストーリー、ねこさんとことりさん、どちらがいいか尋ねると、圧倒的にことりさん。

と言うことで、今日は『あおいことり』を。

 

あおいことりは たいせつな いえをつくるために、もうなんにちも
もりからもりへ こぶしのこえだを さがしまわっていました。けれど、どこへいっても
こぶしの木は なくて、こえだは みつかりません。そんなある日、ねこにであい・・・・・・。

細かい絵がとても美しく、春を感じる。

またいつか、『ねことことり』も。

 

帰宅して、本堂へ向かう廊下の扉に、

枯れ葉が引っかかっていると思って近づくと、

蝶々?

Googleカメラで調べると、「クロコノマチョウ」だと。
「クロコノマチョウ」?

漢字で書くと、「黒木間蝶」。
暗い木の間で生活するからだそう。

 

境内ではシジュウカラが。
今年はシジュウカラの言葉、少しくらいわかるといいな。

2026年1月19日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(231)

12月8日(月)

今朝は今年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ絵本は、

『どんくまさん』 (柿本幸造 絵・蔵冨千鶴子 文・武市八十雄 案)

先日観に行った柿本幸造『どうぶつ大集合』にも展示されていた『どんくまさん』。

26作続いた第1作目。

今年は連日のように「熊」のニュース。

でも、今年最後の読み聞かせでは、ほっこりするようなどんくまさんの話で締めくくる。

 

みんな『どうぞのいす』は知っているみたいだけれど、『どんくまさん』は初めて。

読み終わると、次々と手を挙げて感想を。

 

2025年12月8日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

柿本幸造『どうぶつ大集合』展

12月3日(水)

寒波到来。

朝月忌参りを終えて、イチョウの葉っぱを吸塵機で掃除。

終えたと思っても、次々と降ってくる。。。

 
 
 
 
 
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あきらめて、今日は夕方の報恩講参りまで時間が空いたので、ひろしま美術館で開催中の柿本幸造『どうぶつ大集合』展に。

『どうぞのいす』や『どんくまさん』。

たくさんのどうぶつの絵にホッと。

高度経済成長期のころ、世の中の流れに反してゆったりとした生き方や世の中を望み、いつまでも子ども心を持ち続けることを大切に考えた柿本は・・・・

「ゆったりとした生き方や世の中」って、何だかいいなぁ。

 

 

夕方、報恩講参りのあと、近くまで来たついでに長浜第一公園(三角浜)へ。

ベンチが二つ。

手前が虹恋ベンチ。
奥にあるのが、先日土曜日に除幕式があったという「二つの花ベンチ」。

ゆったりと、どうぞのベンチとなりますように。

2025年12月3日 | カテゴリー : 絵本, 長浜 | 投稿者 : sentoku