呉東組聞名講 3月例会

3月12日(月)

今日は午後から、阿賀法幢寺にて呉東組聞名講。

3月は、この1年間で亡くなった講員の方の遺族を招いて、一緒に追悼法要。

組内法中、聞名講揃いの色衣・五条を着けて『阿弥陀経』読経。

  そして、御消息披露・法話と続いて、御示談。

今回も役員の方が用意してくださった質問は、

今月の法語カレンダー(真宗教団連合)、「本願力をききて疑うこころなきを聞というなり」というお言葉をどのようにいただかれていますか?

との質問。

この言葉は、親鸞聖人の『一念多念文意』に出てくるお言葉。

どうも、「疑う」ということに引っかかるよう。 カレンダーには、英訳が付いている。

Hearing” is to listen to the Primal Vow and so be free of doubt.

こちらの訳から見る方が分かりやすいかな。

 

その他、親鸞聖人が「大行」「大信」などと、「大」の字を付けることについての質問が。

  今日は追悼法要ということもあり、たくさんのお参り。

ようこそのお参りでした。

  今夜は総代会。  

2018年3月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(135)

3月12日(月)

今日も青空が広がり、シジュウカラが飛び交い、キジバトの声が。

でも、まだウグイスの声が聞こえてこない。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。 読んだ絵本は、

『ひまわりのおか』(ひまわりをうえた8人のお母さんと葉方 丹 文・松成真理子 絵)

2011年3月11日。 宮城県・石巻市大川小学校を、大きな津波がおそいました。
わが子をなくしたお母さんたちは、やがて、 小学校のそばにたくさんのひまわりを植えはじめました。
日差しをあびて、ぐんぐん成長していくひまわりに重なるもの。
それは、何よりもたいせつな、愛する子どもたちの姿ーー。

  「昨日は何の日だったか知ってる人!」
「東日本大震災!」
「憶えている人!」
「・・・」
「まだ生まれてない?・・・」

生まれていたけど、当時2歳だったこの子たちの記憶にはない。

  この絵本に出会ったのが、2013年3月。
でも、その当時の読み聞かせでは読めなかった。。。

その年の5月。この絵本の舞台、大川小学校へ。

その大川小学校がこの春で廃校になると聞いて、今日はこの絵本を。

先月、2分の1成人式で将来の夢を語った子どもたち。

同じように将来の夢を持ちながらも亡くなっていった子どもたち。

言葉はなくても、何か感じてもらえたらないいな。  

2018年3月12日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku