呉東組法中会

7月29日(土)

案頭春が咲いて4日目。

黄色かっためしべの先が黒っぽくなっているので、受粉が完了したみたい。

花の色も少し薄くなってきた感じで、そろそろ終わりかな。

 

朝からニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、そして、

親鸞聖人像の前で、クマゼミがけたたましく。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

セミの俳句で思い浮かぶのは、

しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声

松尾芭蕉が立石寺で詠んだ『奥の細道』の有名な一句。

でも、この蝉はクマゼミの声ではないだろうなぁと。
他のセミの句があるのかなぁと思って調べたら、

やがて死ぬ 景色はみえず 蝉の声

という一句が。

これはこのクマゼミにぴったりかも。
私たちはセミの寿命を知っているから、いずれ来る命の終わりを思う。
でも、セミはそんなこと知ったことではない。
いくら暑くても、今を目一杯鳴いている。

 

今夜は宝徳寺にて呉東組法中会。

連日熱中症警戒アラート発表。
どうぞ、気をつけて。

2023年7月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku