初氷

1月24日(水)

昨夜は風の音が。
今朝は冷え込み、この冬初めての氷点下。

ちょうど二十四節気の最後、大寒を迎えているそう。
温暖化で気候も代わってきているけれど、これは変わらず。
この次に節分を迎えて立春。

先日、お正月の花手水の水を入れ替え、綺麗に残っている菊だけ戻しておいた。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

今朝の冷え込みで、氷が張った。

まるでラップでもしたかのようなこの模様。
何だか不思議。

親鸞聖人は『高僧和讃』に、

無礙光むげこう利益りやくより
 威徳いとく広大こうだいの信をえて
 かならず煩悩ぼんのうのこほりとけ
 すなはち菩提ぼだいのみづとなる

罪障功徳ざいしょうくどくたいとなる
 こほりとみづのごとくにて
 こほりおほきにみづおほし
 さはりおほきにとくおほし

と、氷を煩悩にたとえられた。

午後にはその氷もすっかりとけてしまって、もとの水に。

このあたりでは、年に一度あるかないかの氷結。

親鸞聖人は、いつ、どこでご覧になられた氷を思い浮かべて書かれたのだろうと、ふと。