やわらか真宗

6月20日(金)

今日も暑い1日。

午前中、月忌参りを終えて、墓の草刈り。

山の上の墓までなかなか行く機会がなかったけれど、来週親戚が墓参りに来られると言うことで。

墓参道は先日仏教壮年会有志の方がしてくださった。

先日切れた草刈り機のナイロンコードを、YouTube見ながら交換。
そして、まるでゴルフにでも行くような、大きなバッグに草刈り機とその他諸々の道具を入れて。

長袖、長ズボン、帽子、ゴーグル、イヤマフ、防振手袋。

重装備での作業は30分が限界。。。

それでも何とかなったような。。。

 

午後から安登浄念寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の連続研修会“やわらか真宗”に。

各仏教婦人会から2名参加。

昨年は受講者自ら運転して参加されるということで、送迎の必要はなかったけれど、今年度は送迎することになったため、久しぶりのやわらか真宗。

 

小坪からの参加だったため、小坪へ迎えに行き、仁方へ抜け、そして安登へ。

途中、「えっ?」と思う光景。

冷房の効いた本堂で、1時30分から3時30分までの研修。

帰る道中、「よかった、よかった」と車の中で感想を聞かせていただく。

また、御主人を亡くされてから、「ご院さんがいつもお通夜で読んでる『御文章』(大聖世尊章だいしょうせそんしょう)を、毎朝正信偈の後に読んでいるんですよ」と。

お通夜の席で、長いけれども、ずっと「大聖世尊章」を拝読。
そして、随分前に御正忌の自勤法話で、家庭用の御文章には大聖世尊章が入っていないので、紙一枚に収まるよう印刷してお配りし、そのお味わいをさせていただいたことがあり、今でも御文章箱を開けると、御文章の下にそれが納められているお宅も。

それつらつら人間のあだなるていを案ずるに、しょうあるものはかならず死にし、
さかんなるものはついにおとろうるならいなり。
さればただいたずらにかし、いたずらにくらして、
年月ねんがつを送るばかりなり。
これまことになげきてもなおかなしむべし。

で始まる御文章。
「何でそれまで分からなかったんでしょうね」と。
身近な方の死を通して、初めてこれが私のことであったと。

運転しながら、まるでお聴聞。

ようこそのお参りでした。

 

そして、帰り道。

「えっ?」と思ったところ。

つい先日、この近くへお参りにも行っているのだけれど、東小坪の法面が崩れていた。

先日の雨で?
2018年豪雨災害のことを思い出す。

梅雨明けまで、あとどのくらい降るだろう。

どうぞお気をつけて。

 

2025年6月20日 | カテゴリー : 呉東組, 災害 | 投稿者 : sentoku