5月8日(金)
ゴールデンウィークは終わり、平常に。
今朝は9時から仏教壮年会による境内清掃。
先日の雨のあと、草がどんどん生い茂って。
それらを刈っていただく。
ありがとうございました。
そして、夜は仏教壮年会例会。
このたびから新しく法語カレンダーをことばを紐解いて。
5月の法語は
「信じるということは、聞くよりほかはない」
『桐溪順忍和上最期の法話』より。
その「聞く」に関連して、今朝の朝日新聞の折々のことばも紹介。
『僕には鳥の言葉がわかる』の鈴木俊貴さんのことば。
「自然から人間だけが切り離されてしまっている」。
今日の折々のことばの元となったのが、朝日新聞4月19日のフロントランナー。
何故読んでなかったのだろうと思ったら、その日は花まつりコンサートで、新聞を読む時間もなかったな。
昔は鳥の声だけでなく、自然のあらゆるものから、〈声〉のみならず、いろんなものを聞いた。
旧暦の二十四節気、七十二候はまさにそう。
ウグイスが鳴き始めると、春が近いと感じる。
桜が咲くと、春を感じ、カキツバタや菖蒲が咲くと初夏を感じる。
経験あっての意味
―――人間の言葉について思うことは?
言葉はとても便利なツールですが、結構あいまいなところもあるのではないでしょうか。
例えば「おふくろの味」といっても、みんな違う味を想像するわけで。違う家庭料理を食べて育ったのだから当たり前なんですが。僕らは自分の経験を当てはめて、言葉の意味を想像しますよね。逆にいうと、経験がなければ言葉は意味をなさないただの音になってしまう。いくら「陸や海の豊かさを守りましょう」と言っても、それを知らない人には響かないのでは。
現在、人間活動の影響で、数多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。今後、自然環境と共生していくためには、言葉で目標を立てるだけでなく、一人ひとりが体験を通してその豊かさに気づくことが何より大切だと思うのです。身近な鳥の言葉がわかるようになれば、自然に目を向ける人も増えるはず。結果として自然に対しても、他者に対しても、やさしくなれるのではないかと思っています。
便利な世の中になって、経験することが減り、ただの音になってしまっているのかな。
「信じるということは、聞くよりほかはない」
ようこそのお参りでした。


