3月12日(月)
今日も青空が広がり、シジュウカラが飛び交い、キジバトの声が。
でも、まだウグイスの声が聞こえてこない。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は4年生。 読んだ絵本は、
『ひまわりのおか』(ひまわりをうえた8人のお母さんと葉方 丹 文・松成真理子 絵)
2011年3月11日。 宮城県・石巻市大川小学校を、大きな津波がおそいました。
わが子をなくしたお母さんたちは、やがて、 小学校のそばにたくさんのひまわりを植えはじめました。
日差しをあびて、ぐんぐん成長していくひまわりに重なるもの。
それは、何よりもたいせつな、愛する子どもたちの姿ーー。
「昨日は何の日だったか知ってる人!」
「東日本大震災!」
「憶えている人!」
「・・・」
「まだ生まれてない?・・・」
生まれていたけど、当時2歳だったこの子たちの記憶にはない。
この絵本に出会ったのが、2013年3月。
でも、その当時の読み聞かせでは読めなかった。。。
その年の5月。この絵本の舞台、大川小学校へ。
その大川小学校がこの春で廃校になると聞いて、今日はこの絵本を。
先月、2分の1成人式で将来の夢を語った子どもたち。
同じように将来の夢を持ちながらも亡くなっていった子どもたち。
言葉はなくても、何か感じてもらえたらないいな。