呉東組大遠忌団体参拝 最終説明会

6月2日(木)

今夜は7時から川尻の真光寺で、いよいよ6月15日に出発する、呉東組親鸞聖人750回大遠忌法要団体参拝の最終説明会が開かれ、参拝予定寺院の住職方が集まった。

専徳寺からは33名の参加。

多いときで45名の申込者がおられたが、日が近づくにつれ、体調を崩されたとか、諸事情によりキャンセル・・・。
50年に一度のご縁。
遇いたくても、なかなか遇うことのできないご縁というのをつくづく感じる。

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参拝記念のバッグや安芸教区のシンボルとなるカープ坊主のスカーフなどを持って帰る。

参加者へは最終案内と一緒に来週配ることに。

あと少し。
体調を崩さないように、気をつけて。

2011年6月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月29日(日)

今日も一日雨。
長浜小学校の運動会も火曜日に延期に。

今夜は住蓮寺で呉東組法中会。

今月11日、750回大遠忌法要に参拝された呉東組団体参拝第1班の方から報告を聞いた。
第1日目の法要は雨。翌日の比叡山は霧。最終日の琵琶湖は黄砂と、いろいろあったようだが、皆さん良いご縁であったと喜ばれたそう。

いよいよ専徳寺の参拝も近づいてきた。
良いご縁をいただきましょう。

その良いご縁といえば、婚活。

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安芸教区の『見真』5月号のニュースのページより。
『不思議な出遇いで、仏前結婚式』の記事。
東広島市西福寺主催の『出遇いパーティー』。

こういった企画を組全体で取り組んでみてはどうかという提案が上がった。

これから、どういう方向に進むか分からないが、積極的な取り組みがいろいろなはじまりとなりそうだ。

2011年5月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟総会

5月24日(火)

今日は昨日の雨模様から一転。
快晴のもと、呉東組仏教婦人会連盟の総会が郷原の浄光寺にて開かれた。

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午前10時。
呉東組の仏教婦人会20単位から各3名の参加者が集まり、平成23年度総会。

その後、称名寺若院・南秀和氏が『東日本大震災被災地支援』と題し、4月に被災地へ物資支援に行った時の状況を、写真を紹介しながら報告。

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報道では取り上げられないような話など、いろいろと聞かせていただく。
これから復興までの道程は長い。
呉東組一丸となって、「ともにがんばろう」!

  
昼食をはさんで、『仏華についてのおはなしと実践』と題し、佐伯西組勝善寺住職 醍醐直喜先生にデモンストレーションをまじえながら仏華の話を聞かせていただく。

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華瓶と花ばさみ持参で集まった仏婦会員の方々も熱心に受講。

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仏華とは、浄土の荘厳。
『阿弥陀経』に、

其国衆生、常以清旦、各以衣裓、盛衆妙華、供養他方十万億仏。
その国の衆生、つねに清旦(しょうたん/すがすがしい朝)をもって、おのおの衣裓(えこく/華をもる器)をもって、もろもろの妙華(みょうけ)を盛(い)れて、他方の十万億の仏を供養したてまつる。

と、浄土の衆生は、毎朝華を盛る器に美しい花をいれ、他の仏たちを供養されると描かれている。
そのこころを大切に。

2011年5月24日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

合掌チラシ

5月21日(土)

今朝の朝刊の折り込みチラシのなかに一枚の法語。

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このチラシは、呉東組総代会と親鸞聖人鑽仰会の活動の一環で、毎年5月21日に呉東組の地域で、朝刊をとっておられる家庭に配られる。

5月21日は親鸞聖人の御誕生日。

そのご縁にもう数十年、この合掌チラシが配られている。
門徒さんのお宅のお仏壇の脇に、古い合掌チラシが貼られていることもある。
また、毎年貼り替えているお宅もある。

目に付くところに貼って、これから一年このことばを味わいたい。

2011年5月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 5月例会

5月16日(月)

昨夜は住蓮寺にて呉東組我聞会。

今月より毎月開かれることに。

『蓮如上人御一代記聞書』の103、104条の輪読。

103条の

今日の日はあるまじきと思へ。
(今日という日はないものと思いなさい。)

との蓮如上人の仰せ。

「明日という日はないものと思いなさい」と言うのなら分かるが、「今日という日はないものと・・・」。
それは、今日という一日もないと思い、今という一瞬を生き、何でも今すぐやっておきなさいというこころであろう。
大切なことであっても、どうしても延ばし延ばしにしてしまいがち。
刹那刹那を大切に。

ちなみにこの刹那(せつな)、仏教での時間の概念で、きわめて短い時間を表すことば。

その後、質問で「信心」とは?、信心を得るとは自力的な言い方なのか?などという質問が出た。

信心、念仏が通じなくなってきている。
信心とは南無阿弥陀仏である。これがなかなか現代には通じない。
それを問われたとき、何と答えたら良いのか。

やはり、信心とは何かと問われると、「願い」だと私は答えるだろう。
如来の願いをこころにいただくことが信心。
その願いが南無阿弥陀仏と口に現れる。

これを石泉僧叡和上は「法相(ほっそう)の表裏(ひょうり)」ということばで現した。
信心も念仏も如来より届いた願いである。

2011年5月17日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 5月例会

5月9日(月)

今日は午後から呉東組聞名講が安登の浄念寺にて開かれた。

正信偈のおつとめに続いて、浄念寺住職の御消息拝読。

その後、当初の予定では宝徳寺住職による法話であったが、私が代わりをつとめる。

「願」の話をする。
目に見えない不安を抱えている。
昨日テレビで初めて「便所飯」という言葉を聞き、その話も交えながら。
これも他人にどう思われているか分からないという、目に見えない不安から起きていることだろう。

その後の御示談のなかでも、どのように誘ったらお寺に参るようになるだろうといった質問が出て、後ろ姿を通して伝わっていくことなどが話に出た。

その願いをカタチに。
今夜から当山は永代経法要。

2011年5月9日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月1日(日)

今夜は、専徳寺で月に一度の法中会。

今回も議題の中心は東日本大震災に関連したこと。
そのなかで、「義捐金」「義援金」の違いについても触れられる。

「義捐」とは、明治時代に作られた和製漢語。
「義」は、正しい行い。公共のために力を尽くすこと。
「捐」は、すてる、すてさる。
「義捐金」とは、正しい行いのため、公共のために捨てる金を意味するのだと。

それが、戦後の国語改革のなかで、「捐」が当用漢字に採用されなかったため、「義えん金」と表記するように。
今使われている「義援金」という表記は、新聞協会による独自の基準で定めた言葉だそう。

ただ、現在一般的には「義援金」で認識されている。
そこで、分かりづらい表現をとらず、「義援金」と表すことに。

呉東組で今日の法中会に集まった義援金は、

  3,757,500円

組内16ヶ寺で震災以来それぞれに集め、持ち寄った額である。

専徳寺では、3月の春季彼岸会の法座中に、義援金箱を設置して集めさせていただいた

  97,500円

を納めさせていただいた。
それと長浜仏教壮年会から10,000円。

今日集まったお金は、広島別院に届けられ、「浄土真宗本願寺派 安芸教区 寺院・門信徒一同」として、安芸教区全体より集まった義援金と一緒に、このたびは中国新聞社へ納められることに。

ただ、これで終わりではなく、第一回目。

これからも、引き続きそれぞれに募金活動を行っていく。

その助けとなるか分からないが、私の作った「願」のバッジ。

先日、組長(そちょう)さんに報告したところ、法中会で紹介して欲しいと依頼があった。
今日、法中のみなさんに紹介したところ、これを呉東組全体で取り組んでいこうと話をいただく。

その第一弾として、5月11日から呉東組750回大遠忌団体参拝に行かれる方の輪袈裟、式章に付けていただくことになった。

この「願」のバッジ。
今の日本人にとって、一番求められているのはカタチ。

放射能などの目に見えないものに対する不安、先の見えない不安。

見えないものに対する不安があるからこそ、目に見えるものに安心感を覚える。
だからこそ、「願」というバッジでカタチにしてみた。

5月に150名ほどの参拝者が、胸に「願」をいただいて本山に。

相手を思う気持ちを大切に。

ともにがんばろう。

2011年5月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

カープ坊主

4月26日(火)

日曜日の呉市議会選挙も終わり、一段落。

昨日から「カープ坊主」と検索をしてこのブログにアクセスしていただいた方が急に増えてきた。
3月に「新しい風」と題し、広陵東組が親鸞聖人750回大遠忌お待ち受け法要の記念品として出したカープ坊主のグッズを紹介したのだが、それが何故急に増えたのだろうと思ったら、・・・

Photo         神も仏も広島を応援している!?
        好調の原因は「カープ坊主」にあり。

と、こんな記事が紹介されたことから感心を持たれたのだろう。

確かにお寺さんには熱心なカープファンが多い。
この呉東組も、ここ数年は納涼会でマツダスタジアムの試合観戦。

昨年は7月1日巨人戦。
私も長男を連れて参加した。

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それまで1勝もしていなかった巨人相手にマエケンが投げ、5-1で巨人戦初勝利!
それ以来、息子のカバンには18番のユニホームストラップ。

今夜もそのマエケンで阪神に勝利。
すでに7月の呉東組納涼会は、阪神戦を観戦することに決定している。

原爆で焼け野原となった広島に元気を与えたのが広島カープ。
関西大震災の後、神戸に元気を与えたのがイチロー選手のいたオリックス。

スポーツはいろんなメッセージを与えてくれる。
このたびの東日本大震災後も、スポーツアスリート達がメッセージを送り続けている。

頑張っている姿は活力を与えてくれる。
すべては縁。

カープの快進撃で、カープ坊主が注目された。
カープ坊主が注目されたことで、このブログにつながった。
それも一つの縁でしょう。

2011年4月26日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組我聞会 4月例会

4月7日(木)

今夜は、広の浄円寺にて呉東組我聞会。

『御一代記聞書』(101)(102)の輪読。

蓮如上人の「南無阿弥陀仏」に包まれている。
すべてのことにおいて油断することのないようにしなさいとの仰せを聞かせていただく。

この「油断」ということば、『涅槃経』に説かれていることが由来だそう。
ある王が家臣に命じて、鉢いっぱいに油を入れて歩かせ、一滴でもこぼれたら汝の命を断つという逸話があるそうだ。

そして、法話では震災後ACの広告で話題になった

「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。

「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。

その気持ちをカタチに。

そのもととなった宮澤章二さんの「行為の意味-青春前期のきみたちに-」の詩の全文を紹介していただいた。

如来よりたまわった「信心」は見えないが、「念仏」は聞こえる。
そんなふうに味わえるのだろうか。

来月からは2ヶ月に1回の例会が毎月の例会となることに。
若院さんたちの力で、これから盛り上がることでしょう。

2011年4月7日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

3月31日(木)

夜7時30分より、広の法謙寺にて法中会が開かれた。

議題の中心は東北関東大震災の対応について。

宗門を挙げて、このたびの震災について取り組んでいかなければ!と言うのが、組の総意であった。
このたびの親鸞聖人750回大遠忌法要も予定どおり開かれることになっているが、被災された方々へのメッセージを発信していく法要。

それ四海のうちみな兄弟とするなり。(教行信証)

宗祖をしのび、そこから被災された方々のこころに寄り添い、助けあうご縁でありたい。

今私たちにできることは義援金を募ること。

このたび専徳寺で集めた義援金は、呉東組→安芸教区→赤十字等へ納められるそうだ。

終わってみれば、10時20分。

2011年3月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku