親鸞聖人御絵伝

1月17日(日)

御正忌が明けて、今日は阪神淡路大震災から26年。

あの頃の記憶は何年経っても憶えているけれど、最近の記憶は。。。

 

昨日の御正忌が終わった後、荷物が届いた。

このたびの御正忌に向けて、いろいろ調べていたら、何とお隣の備後教区の若手僧侶の方が『てんぷるらいふ』と言うのを立ち上げて御絵伝の解説書を!

昨年の御正忌に御絵伝の御法話をするのに、資料作りに手間取ったのを思い出しながら、もう一年早かったら。。。と思いながら。

若い方のエネルギーはいろいろ刺激をいただくなぁと。

てんぷるらいふ

こちらのサイトからもご購入いただけるけど、専徳寺でも置いているので、ご興味ある方はご連絡を。

1部200円、とってもお得です。

2021年1月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

宝樹 サンキャッチャー

12月30日(水)

いろいろと一段落して、ようやく年始に向けての準備。

今年は立派な松と菊が手に入ったので玄関に。

今こんな状況なので、いつものように「お誘い合わせてお参りください」とは案内しにくいけれど、ちょっとだけご報告。

この年末年始はコロナの影響で例年と同じようなことが出来ないので、それでも何か出来ることはないかな。。。と。

 

本堂の前にある前々ご門主お手植えのクロガネモチ。

先日、剪定をしてもらって随分すっきりと。

その姿にふと思い浮かんだのが、

お浄土の宝樹



《参考》Amida Net 浄土変相図

クリスマスツリーではなく、宝樹。

今年の盂蘭盆会、

清風宝樹をふくときは
 いつつの音声いだしつつ
 宮商和して自然なり
 清浄薫を礼すべし
     (浄土和讃)

そのご和讃をイメージして、5つの音声を出すウィンドチャイムを掛けた。

風が吹くたび、とってもいい音色を響かせていたけど、寒くなってくるにつれて風が強くなり、夜中も結構響くので、今は取り外し。。。

今年はそんなこともあったなぁと思い出しながら、見つけたのがサンキャッチャー。

サンキャッチャーの起源には諸説あるみたいだけれど、定かではないらしい。
ただ、日照時間の短い北欧では光を取り入れるインテリアとなっているらしい。

光を取り入れる。

とってもこれはお念仏。

サンキャッチャー自体に輝く力はない。
光を受けることで輝くことが出来る。
また、キャッチャーと言いながらも、捕りに行くことも貯めることもしない。
ただ届いた光を受け、反射してそのまま光を放つ。
でも、その光が受けた光と違った光に見える。

あぁ、お念仏も一緒かも。

私自体に輝く力はない。
阿弥陀さまの光(願い)を受け、そのままの姿を口に現わしたのが「南無阿弥陀仏」のお念仏。
でも、私たちの口から出てくるお念仏は、外から見るとそれぞれにいろんなご縁を感じるお念仏。

キャッチャー
catcher
捕らえるもの。

ちなみに、信心獲得とは、英訳では「Gaining devotion」だそう。
〈gain〉は得る,(努力して)得る
〈devotion〉は献身,一意専心。

なるほど。


とりあえず、今年は30個のサンキャッチャーを取り付けてみた。
30個もあれば、、、と思っていたけれど、つけてみると何とも控えめな感じ。
でも、今回は控えめぐらいがちょうどいいかも。

冬の間、しばらくつけておこうと思うので、お天気のいい時にでもどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

2020年12月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

銀杏伐採・掲示板設置

12月19日(土)

通り報恩講もあと数軒残っているけど、ほぼ一段落。

おかげさまで何とか無事ここまで。

境内のイチョウの枝が伸びて電線にかかってきたので、昨日から電力会社による伐採作業。

最初は門前の道路からやっていたけど、電線が手前にあって難しいので、境内に車を移動。

一日で終わらず、今日も引き続き。

かなりさっぱりと。

 

そして、今日お参りに出ると、新しい掲示板が。

今年の総代会で各地区の掲示板を新しく新調して設置することが決まり、それが設置されたようで、白木の綺麗な掲示板が長浜の所々に。

法座の貼り出し以外にも、毎月何か法語を貼り出してはと話が出たので、来年からここに何を貼り出すか、ただいま思案中。。。

 

 

 

2020年12月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

通り報恩講 (長浜)

11月18日(水)

昨日・今日と、お参りしてたら汗ばむほどの陽気。

ただいま、長浜を順番にお参り中。

今日は久しぶりに映画『記憶屋』の撮影場所付近にお参り。

先週末、夕方境内を清掃していると、「ガサッ」と何やら倒れるような、落ちたような、変な音がした。
音の方向に振り返ってみたけれど、何だか分からない。
でも、清掃を終えて玄関に戻ると、玄関前に大きく熟れた柿の実が一つ潰れて。。。
誰が空からこんなものを。。。?

昨年の今頃、アナゴが降ってきて、その次にトビ。
今年は柿、次は何??
と、しばらく「頭上注意」。

今年はこのコロナ禍で、なかなか買い物も難しく、これまでのように試着して買い物をすると言うことも考えてしまう。
インターネット通販のZOZOTOWNで、足の計測をすることができるZOZOMATというものが無料で入手できることを知って注文。

そのZOZOMATが届いて、アプリを使って自分の足を計測してみた。

すると、

スクエア型

足指の長さに差が少ない形です。日本人では1割ほどしかいない、とてもめずらしいタイプと言われています。

え――っ!

この歳になって初めて自分の足がそんな足だと。。。

スクエア型と言うのは、ローマ型ともいうそうで、その他エジプト型・ギリシャ型と分類され、日本人にはエジプト型が多いとか。

家族はみんなエジプト型。。。

でも、世界中の人がこの3つに収まるわけは?!と、ついつい思いたくなるけど、どうなんだろう。

希少タイプであることが良いか悪いか分からないけど、こればっかりは変えようがない。
でも、これを知って、それであんな靴は合わなかったのかとか、いろんなことが分かったので、自分の姿をちゃんと知るって大切なことかも。

コロナのおかげで

とはなかなか言えないけれど、これもご縁かなぁ。

 

 

 

 

 

2020年11月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

オンライン法事

11月13日(金)

今年はコロナ禍で法座もなく、つとめあいの報恩講法要出勤もなく、通り報恩講と年回法事を粛々と。

古新開・本町・大新開・名田、各地区の通り報恩講が一段落。

先日、お参りさせていただくと、終わった後に御文章を開いて見せてくださった。

「釋文如(しゃく・もんにょ)」

昨年、本願寺第17世 法如上人〈寛保3(1743)年~寛政元(1789)年在位〉の時代に下附された御文章を受け継ぎ、大切になさっているお宅をぶろぐで紹介したが、文如上人はその次の第18世に当たる御門主〈寛政元(1789)年~寛政11(1799)年在位〉。10年間という短い在位期間、そして翌寛政12年が石泉社創設なので、これも随分貴重な御文章。

御主人が亡くなってから、この古い御文章を毎日一章ずつ読んでいるそう。

「おかげさまで、お念仏を称える意味がようやく分かりました」と笑顔で。

 

今日は年回法事で、とあるご家庭に。

お仏間に通されると、家の方はお一人で、「今日はオンラインで」と。

ふと見ると、お仏壇の反対側の棚の上にタブレット端末。
そこに3つの画面。
「みんなで揃ってと思ってましたけど、県外と国外におりますので。。。」と。

おつとめ前から子供の声が聞こえてくるけど、それはそれでいいかなと思いながらいつも通りおつとめ。

すると、終わった時にその子の「ありがとう」の声を聞いて、ちょっとうれしくなり、画面に向かって手を振ってしまった。
どこまで伝わっているか分からないけれど、「あの時のご法事はオンラインで」ってなればいいな。

「オンライン法事」

今月末に関東在住の方とのオンライン法事の準備をしているところで、思わず初めてのオンライン法事。

しかも海外に。
ただ、かなり遅れて私の声のような声が聞こえたような。。。

これも体験しないと分からないことかな。
この体験を次にいかして。

 

 

 

2020年11月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

生物多様性

9月11日(金)

先日の台風ではそれほど雨が降らなかったけど、今日は久しぶりの雨。

ここ数日、夜中にアナグマが床下をウロウロしてるようだけど、肉眼で見たことはないし、トレイルカメラでも白黒。
でも、昼間はさすがに。と思ったけれど、念のために設置してみたら。。。

 
 
 
 
 
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9月11日(金) 昼間のアナグマ。 初めてカラーで登場。 夜だけでなく、昼間もウロウロしてるみたい。。。 #アナグマ #専徳寺

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午後4時頃に確認すると、何と30分ほど前に映っていた!

と言うことは、昼間も床下をウロウロ?

今のところ、危害を加えられることもなければ、ゴミを荒らされることもない。

問題は糞の後始末。。。

昨日の中国新聞朝刊に、《生物多様性とは何か  「みんなで生きていく」世界》という記事を読んだ。

「害」の字が付いているのは、人間の都合である。

全くそのとおりなのだけれど、

「嫌なものは嫌」、これはもう仕方がない。

解決方法は、、、ソーシャルディスタンス。

with コロナ

仲良くはできないけれど、距離を置くことは出来る。

ふと、こんな時だからそんなことを。

2020年9月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

今日から9月

9月1日(火)

今日から9月。

今日から新学期。
とは言え、お盆明けから毎日が登校日だったので、何だかいつもと違った新学期。

今日は午後から広島別院にて、霊山勝海勧学和上の本葬。

6月21日にお亡くなりになったけれど、コロナのため、近親者のみで密葬し、本日本葬。

霊山和上は、前住職(父)の大学時代からのご縁。

私が平成7年、本願寺の安居事務所に奉職させていただいた時、霊山和上は典議。
お会いした時の第一声が「ヒロちゃん、お父さんは元気か」と、やさしく声をかけていただいた。

そんなご縁もあり、私の結婚式の後、ご門徒さまへの披露法座に、御講師としてお越しいただいたことも。

今日のお葬式でいただいた記念品の揮毫。

「倚伏相乗(いふくそうじょう)」

『往生論註』の言葉で、老子の「禍福倚伏(かふくいふく)」から来ているとか。

福の中に禍が潜み、禍の中に福が潜むように、災いと幸せは順繰りにおとずれるものだということを意味している言葉。

コロナ禍でもいろんなご縁。

お育ていただきました。

 

 

2020年9月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

梅雨明け

7月30日(木)

昨日の午後は、今シーズン一番の雷雨。

そして、今日中国地方も梅雨明け。(昨年は25日)

 

全国的に新型コロナウィルス感染者が増える中、呉市でも2例目。
暑いけれど、引き続いてマスク、手洗いをきっちりと。

先週から新しいマスクを着用。

いろいろマスクをチェックするのだけど、格好いいマスクはいっぱいあっても、暑い中読経するのに向いたマスクがなかなか見つからない。。。

先週、立体マスクの真ん中に細いワイヤーを入れるマスクを見つけ、1週間ほど着用。

ワイヤーを一番上まで入れてしまうと、鼻に跡がついたので、できる限りワイヤーを下げて、鼻先に少し当たる程度にすると、跡もつかず、ちょうどよい。

これまで、息を吸うたびにマスクが口にくっついていたのが、少し空間が出来て、息はしやすくなった。

ただ、冷感速乾性生地と言っても、この時季に声を出せば暑いことは暑い。

それでも、汗を流しながら読経してると、家の方がすっと扇風機を背中に当ててくださるのでありがたい。

 

クリアマスクやフェイスシールドも出ているけれど、隙間だらけだから果たして飛沫防止になるのかな?(特に読経中)との不安もあるので、マスクは隙間なく着け、お茶を出されても、「マスクしたままなので、お気持ちだけいただきます」と。
それを見越して、持ち帰り用にペットボトルをご用意してくださる方もいたり。

これも新しい法事様式かな。

 

夕方、庫裏の玄関先で大きな蝉の声が聞こえてきた。

 

ふと見上げると、ニイニイゼミが玄関に3匹も。
最近、朝の5時頃から大きな鳴き声が聞こえてきていたのは気になっていたけど、まさかこんなところで鳴いていたとは。
小さな体ですごいパワー。

ずっと梅雨の間、境内ではそれほど聞かれなかった蝉の声も、いよいよ。

 

明日は久しぶりに広南小学校へ。
6年生の「総合的な学習の時間 ~歴史探訪 広南の宝~」
で、宇都宮黙霖、石泉文庫の話を。

 

 

 

2020年7月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

コシアカツバメ

7月21日(火)

昨日、今日ととにかく暑い。。。

でも、明日からまたお天気が下り坂の予報。
去年は7月25日が梅雨明けだったけど、今年はいつになるのかな。。。

今日から本来なら学校は夏休み。
でも、長い臨時休業を取り戻すため、今年は8月7日まで登校日。。。(夏休みは8月8日~19日)そして8月20日から31日まで再び登校日。。。

マスク着けての登校、みんな熱中症になりませんよう。

 

そんな暑い中、窓の外を眺めたら電線にツバメが間隔開けてずらっと。

あら、珍しい。
いつもなら、お寺の南側の電線に止まっているので、ここではあんまり。

でも、よく見たらいつものツバメと違う?

そう思ってビデオで撮ってみたら、やっぱり。
そこにいるのはコシアカツバメ。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 

腰が赤い(オレンジ?)ので腰赤燕(コシアカツバメ)。

どうやら、巣立ったばかりかな。

夕方、飛び回ってエサを。

近頃老眼鏡が必需品となったけど、まだまだ空を飛んでるツバメが小さな虫を捕食するところは裸眼でも大丈夫。

夕方、今は小鳥たちの水浴び場となってる手水鉢を掃除し、砂浴び場となった境内に水まきしながら。

2020年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

蓮 〜案頭春〜(2)

6月27日(土)

今朝も雨。

それでも蓮は咲く。

昨日の案頭春が朝から全開。

昨日と全く雰囲気は違ったけれど、こんなふうに咲くんだなぁと。

 昼過ぎにはこんな感じ。もう完全には閉じなくなった。

明日には散ってしまうのかな。。。

 

最近、noteと言うのを聞くようになった。

今後どうなるか分からないけど、とりあえず

https://note.com/sentokunet

今のご時世、何がご縁になるか分からない。

そう考えると、分からないなりにも、いろんな可能性を求めて。

2020年6月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku