御正忌報恩講 3日目

1月16日(木)

今日が御正忌御正当。

親鸞聖人のご命日(旧暦11月28日)。

今日の朝席で御正忌報恩講も御満座。

最後は四幅目のお話より。

この冬はおだやかな天気が続いていたけど、御正忌は御正忌らしく冷え込んだ。

「お番」の番は雪のころ
雪はなくても暗のころ

金子みすゞさんの「報恩講」の冒頭のように。

続いてようこそのお参りでした。

 

このたびの資料の表紙に使用した絵は、専徳寺の御絵伝の写真をアプリで加工したもの。

「Prisma 写真編集者」という無料iアプリを使って、〈モザイク〉という加工をするだけで、まるでステンドグラスのように。

 

御正忌報恩講 2日目

1月15日(水)

昨日の雨で濡れた車のフロントガラスが凍ってしまうほど、今朝は冷え込んだ。

昨日に続いて、御正忌報恩講。

朝席は吉水入室と六角夢想より。

朝席が終わると、夜席にお参りに来られた方へのおみやげ作り。
昨年同様、丸西宗教織物 京乃六條おやきもちにオリジナルシールを貼って。

昼席は、法然聖人のもとでのお話より。

昼席が終わると、資料が足らなくなりそうと、ナカトジータで再び。

夜席は、第三幅。
越後への流罪、そして関東へ。

夜席は中休みをいただいて、生姜湯の接待。
そして、おみやげのおやきもち。

『御伝鈔』拝読。

後席で、板敷山のお話。

山も山 道も昔に変わらねど
 変わり果てたる 我が心かな

山伏弁円は、親鸞聖人との出遇いで見る世界が変わった。

今日は朝からあれやこれやとすることなすこと、御開山聖人の御遺徳を偲ばせていただきながら。

明日の朝席で御満座。
暖かくしてお参りを。

ようこそのお参りでした。

 

御正忌報恩講 1日目

1月14日(火)

昨日の成人の日はいいお天気。
今日は曇って寒い朝。

今日の夜席より御正忌報恩講。
御正忌は例年どおり住職自勤。

令和最初の御正忌は、小坪説教所の報恩講・御正忌と同じく『御絵伝』を。

今夜は初夜礼讃おつとめのあと、出家得道。

前の大僧正 慈円慈鎮和尚に得度を願い出る松若丸。

慈円和尚といえば、百人一首の

おほけなく 浮き世の民におほふかな
 わがたつ杣に 墨染めの袖

困っている人たちを何とかしてあげたい。
9歳の聖人も、そんな和尚のような思いで出家を決心されたのだろうなぁと今宵も偲ばせていただきながら。

雨の降る寒い中、ようこそのお参りでした。

小坪説教所 御正忌報恩講(2)

1月10日(金)

今日も青空の広がるいいお天気。

今朝の席で小坪説教所御正忌報恩講も御満座。

お筆跡
しんらんさまは
ひそかにおもんみれば
ひそかにあんずれば
つつしみてあらわさば
しんらんにおきては と

しかと しかと
かみしめて
合掌しては
わたしに くだされる

  宇野正一『樹にきく 花にきく』(柏樹社)より

このたびは、令和初めての御正忌ということで、親鸞聖人の御生涯を御絵伝を通して。

ようこそのお参りでした。

長浜の海、今日もおだやか。

 

小坪説教所 御正忌報恩講(1)

1月9日(木)

今日は穏やか。

本願寺では今日から御正忌報恩講(1/9~16)。

こちらは、今日の昼席から明日の朝席まで小坪説教所の御正忌報恩講。
14日夜席から16日朝席まで当山専徳寺御正忌報恩講。

先月の報恩講に引き続いて、御絵伝の第三幅より。
いつもは御同行の導師で正信偈のおつとめ。
今日はいつも導師をされてた方がおられないということで、導師をつとめてからのお取り次ぎ。

正信偈
きみょうむりょうじゅにょらい
なむふかしぎこう
毎朝毎夕拝読しながら
しんらんさまのおこえが
すどおりします
ごめんなさい

  宇野正一『樹にきく 花にきく』(柏樹社)より

素通りしてるのにも気づかないでいる私という話より、今一度立ち止まって御正忌報恩講を。

明日の朝席はいよいよ御往生の場面。

ようこそのお参りでした。

 

 

 

 

 

小坪説教所 報恩講 1日目

12月12日(木)

今日は朝からトビが飛び立ち、何だか心も晴れやか。

午後から小坪説教所の報恩講。

年明けの当山専徳寺の御正忌報恩講は、令和最初の御正忌ということで、初心に帰ろうと、『御絵伝』『御伝鈔』より親鸞聖人の御生涯を偲ばせていただこうと。
ただ、その直前の小坪説教所の御正忌は、3席と限られているので、ちょっと無理かなということで、このたびの報恩講と次の御正忌の2回に分けてのご縁をつとめることに。

まずは、そのための資料作り。

専徳寺の御絵伝の写真を使って作った資料を、フルカラーコピーで印刷。
ネットでたまたま見つけた「ナカトジータ」。
ナカトジータに紙を重ねてセットして、上下に設置した中閉じ用のホッチキスでガチャッと。
あとはそのまま半分に折るだけ。
あっという間に中閉じの資料が出来、見映えもよく、なかなかこれは使えそう。

お昼の席では、資料を見ながら、親鸞聖人の出家得度の場面。

明日ありと思ふ心のあざ桜
 夜半に嵐の吹かぬものかは

と得度を願い、九歳の松若丸(親鸞聖人)はお詠みになった。

そのお相手は慈円慈鎮和尚。

おほけなく 浮き世の民に おほふかな
 我が立つ杣に 墨染めの袖

苦しんでいる人びとをただ救ってあげたいとの思いを詠ったお方。

聖人もまたそのように思いながらの御出家だったのかなと味わいながら。

夜席。
今日、今年の漢字一文字が「令」に選ばれたとニュースで。
学校から帰って来た小学5年の次男がそれを見て一言。

〈「令」? 「和」はどこに行ったんだ〉とつぶやく。

ホントだ。そんな一年だったのかも。
と、そんな話から、引き続いて御絵伝の六角夢想を中心に。

今日は満月。

みんなを照らし、みんなに届いてる。
私を照らし、私に届いてる。

ようこそのお参りでした。

 

 

 

 

 

仏教壮年会・仏教婦人会法座 3日目

12月5日(木)

今朝の席で今年最後の御法座も御満座。

今朝の席では、昨夜の「出遇い」と「出会い」の話から、

「真実」に「出遇う」と「正受」することができると。

話の中で、「元服」という中学生の作文を読んで聞かせてくださった。
その話を聞きながら、ふと広島カープの鈴木誠也選手のことを思い出した。

一昨年のシーズン終盤、横浜スタジアムでフェンスに激突して骨折してしまった。
そのあと、そのまま怪我する事なく順調に来ていたら「人として終わっていた。恐ろしい方向に向かっていたと思う」と語ったことを。

如来はすなはちこれ真実なり

 

続いてようこそのお参りでした。

明朝は仏教壮年会の境内清掃。
続いてお世話になります。

 

仏教壮年会・仏教婦人会法座 2日目

12月4日(水)

昨日に引き続いて、仏教壮年会・仏教婦人会法座。

この時季のお朝事、ちょうど正信偈をおつとめしている最中に、本堂正面から朝陽が射し込んで、お内陣の中まで光がスーッと入ってくる。
すると、お参りされてる方に後光が射して、とっても美しい。
冬はつとめて」だなぁと。

朝席では、昨夜の「真実明に帰命せよ」より、「名実ともに」のお話。

昼席では、

大悲の願船に乗じて光明の広海に浮びぬれば、至徳の風静かに衆禍の波転ず。(行文類)

昨年の住職継職の時に聞かせていただいた「間にあった」のお話を。

夜席では、「出遇う」と「出会う」のお話を念仏詩人 竹部勝之進さんの詩を通してお味わい。

明日の朝席で御満座。
お誘いあわせてお参りを。

ようこそのお参りでした。

仏教壮年会・仏教婦人会法座 1日目

12月3日(火)

今日の夜席より、今年最後の法座、仏教壮年会・仏教婦人会法座。

急に寒くなったので、今シーズン初めて、石油ストーブ4つフル稼働。

御講師は、阿賀称名寺 南 秀和師。

智慧の光明はかりなし
 有量の諸相ことごとく
 光暁かぶらぬものはなし
 真実明に帰命せよ

いつも正信偈でおつとめしているご和讃。

浄土宗の福田行誡上人のエピソードより、「真実明」の御左訓「真というは偽りへつらわぬを真といふ。実というは必ずもののみ(実)となるをいふなり」のお味わい。

照らされて、呼ばれて。
ただこの私のために。

ようこそのお参りでした。

 

 

呉専徳寺報恩講 成寿園訪問

11月20日(水)

今日は午前10時から報恩講のつとめあい、呉専徳寺報恩講法要。

導師としておつとめし、そのあと1席のご法話。

小さい頃、亡くなった祖母が「明治」「大正」「昭和」と生きぬかれたのをすごいなぁと思っていたけど、その自分がまさかの「昭和」「平成」「令和」と三代過ごしてると話しかけて、「ひょっとして、大正生まれの方はおられますか?」と尋ねたら、何と!お二方も大正生まれの女性がお聴聞に。

あとで控え室でそれぞれお一人でお参りに来られてると聞いて、ますます有り難し。

法話は、昨日の真徳会館報恩講の「味」をテーマにしたものを少しアレンジして。

 

そして、今日は午後2時から呉東組仏教婦人会連盟主催の特別養護老人ホーム成寿園の法話会に、名田仏教婦人会が担当になっていたところにお葬式。

法座が12時前に終わるので、1時からにすると成寿園に間に合わないかも知れないと、12時30分からのお葬式にしていただいた。

お葬式が終わり、帰宅する時間もないので、そのまま成寿園に。

名田仏教婦人会の会員さんが11名参加。

皆さんと一緒に正信偈のおつとめをして、今年法事の法話でよく味わわせていただいた宇野正一さんの『樹にきく 花にきく』(柏樹社)所載の詩よりお味わい。

今年の初めにAmazonの古本で入手できたけど、もう取り扱いなし。。。
再版して、たくさんの方にご縁にあっていただきたいなと思いながら。

それぞれにいただかれた「南無阿弥陀仏」をお味わい。

ようこそのお参りでした。