仏教婦人会法座 1日目

6月26日(月)

今夜から仏教婦人会法座。

御講師は、阿賀法幢寺の津立経治師。

呉東組16ヶ寺。
同じ組内であっても、特に若院さんの場合は、組内行事等で、よく御同行より「あの方はどちらのお寺さんでしょう?」と尋ねられたりすることもある。

せっかくの組内、いろんなご縁を大切に。

今席は、お墓の話より。

お墓の歴史をいろいろ聞かせていただいて、浄土真宗の「お墓」のあり方を。
最近、テレビ等の影響か、「墓じまい」の話をよく聞く。
先日も、代々のお墓を移転したいからと、雨上がりのぬかるんだ急な山道を上がってお参りに。

 
いろいろ、その墓の経緯やらご先祖の話やらを道中聞かせていただいた。

「お墓」を通して、自分の代に繋がっているご縁をいただいておられるのかな。

その手を合わせるところから、お念仏を。

 
ようこそのお参りでした。

2017年6月26日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 3日目

5月25日(木)

朝まで少し雨が残っていたけど、朝席が終わる頃には陽が射して。 今朝の席で永代経法要も御満座。

「なもあみだぶつ」のお念仏に、阿弥陀さまの願い、そして仏となられた先人の願いが込められ、それをいただくご縁。

ちゃんとその願い届いてますよと、「なもあみだぶつ」。

続いて、ようこそのお参りでした。

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法座が終わって、後片付けを総代のみなさんと一緒にして、そのあと臨時総代会。

今年度で総代の任期を迎えるにあたり、人事の確認。

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そして、お昼前に広南小学校3年生が。 今日は地元のゲストティーチャー山根先生から境内でいろいろとお話を。

どうやら、近々私が詳しい話をするのかな?と、そばで聞かせていただく。

住蓮寺、専徳寺、入江神社とまわりながら、地域の歴史を学ぶ。

ちゃんと伝えられるよう、準備をしておかなければ。

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午後から旅行社と来週に迫った呉東組団体参拝の最終打ち合わせ。

無事、「良いご縁でした」と帰宅できますように。  

2017年5月25日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 2日目

5月24日(水)

今日は朝から雨。

週間天気予報、随分前からチェックはしていたけど、いつこんな天気に変わったのか。。。

今日は朝・昼・夜と永代経法要。

朝の席で、「五劫思惟之摂受」のお話が。

五劫。

「寿限無・寿限無・五劫のすり切れ・・・」と落語でもおなじみの「五劫」。

とてつもなく長い長い時間をかけて、というより、それだけの長い時間をかけなければならなかった私の姿。

それでも迷う私に、往き先を。 永代経、先に往かれた方々が導いてくださって、今遇えたご縁を今度は次へ次へと永代にわたって。。。

今朝、お参り来られた御同行より、築地本願寺参拝記念の華葩を。

インクジェットプリンタで、色あせない印刷が出来れば、当山でも出来そうなのにな。。。

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夜席では、根っ子を抜かないと意味がないとの話を。

草の上っ面だけを抜いたところで、根っ子が残っていると、また次から次へと草は生える。

私たちの煩悩も、根っ子が残ってるから、どんどん湧き出てくる。

不断煩悩得涅槃 私たちには根っ子が残ったまんまだけど、それでも阿弥陀さまの願いに包まれて。

明日の朝席で御満座。

足もとの悪い中をようこそのお参りでした。

2017年5月24日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 1日目

5月23日(火)

呉東組仏教婦人会連盟の総会が終わり、夕方、黒瀬へお通夜。

葬儀社を介さずにご自宅での家族葬と、初めてのスタイル。

本来は地域の講中でされているのを、家族葬でするからと、お棺の用意から何から何までご親族で。。。  

 

帰宅して、今夜より当山の永代経法要。

御講師は、三原市大和町 明圓寺 内藤良誠師。

高田専修寺蔵国宝本の浄土和讃、「摂取」の左訓、「摂めとる。ひとたびとりて永く捨てぬなり。摂はものの逃ぐるを追はへとるなり。摂はをさめとる、取は迎へとる」との話より。

どんなに迷おうとも、どうにかして救わずにはおれないぞのお呼び声が私に。

あの手この手でのおはたらき。

ふりかえって、ふと、「あれもそうだったんだな」と、我が身に引き寄せながら。

ようこそのお参りでした。

明日もお誘いあわせてお参りを。

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春季彼岸会 3日目

3月29日(水)

今日の朝席で春季彼岸会も御満座。

このたびは、『観無量寿経』のこころ。

なんぢよくこの語を持て。
この語を持てといふは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり。

お念仏のお味わいを。

彼岸(お浄土)からのおよび声。

そのよびごえが私に届いて南無阿弥陀仏。

今日は広交差点で一羽のツバメを見かけた。

居酒屋の入口にある我が家(巣)へと帰ってきたようだ。

こちらも、迷わずふるさとへ。

ようこそのお参りでした。

 

2017年3月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 2日目

3月28日(火)

春季彼岸会、2日目。

朝席がすみ、午前中のお参り先に。

最近はカーナビよりもスマホの地図アプリが頼り。

住所を入力すると、あっという間に出て来る。

昔は地図を片手に回ったものだけど。 今日は地図アプリを頼りに、そのお宅までの急な坂道を登って行くのだが、どうも表札の名前が違う。。。

とりあえず、そこのお宅にお尋ねしたら全然違う。

ひょっとしてと思い、違うアプリで検索すると、案の定全く違う場所にいる。

時々、間違いがあるんだな。。。

それに気づかなかったら。。。

全く疑うことなく向かったところが間違っていたら、ずっと迷いっ放し。

阿弥陀さまは日の没する西方にお浄土を建立された。

迷うことのないように。

迷ったニュースが連日。

完成間近でストップのかかった豊洲問題に森友問題。

途方に暮れて、私が何をした?悪いのは誰だ?の繰り返し。

変わらないのは日の沈む方向と、人間の姿かな。。。

門信徒会より、このたび提灯を新調していただいた。

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。      

2017年3月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会  1日目

3月27日(火)

暑さ寒さも彼岸まで。

とは言うものの、彼岸が開けてもまだ寒い。

それでも、春はそこかしこに。

今夜から春季彼岸会。

住職自勤で、このたびはお彼岸の由来とも言われる『観無量寿経』のこころを。

お釈迦さまを前に、「何で私がこんな目に遭わなきゃならないんですか!私が何をしたと言うんです!お釈迦さまのいとこにうちの子はそそのかされて!」と、韋提希夫人の第一声。 韋提希夫人にかかわらず、こんな言葉はいろんなところで。。。

他人事でなく、私のこととして、このたびはご一緒に『観無量寿経』のこころを。

 

ようこそのお参りでした。

2017年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 (3)

1月16日(月)

御正忌報恩講3日目。

今日1月16日は、御開山 親鸞聖人のご命日。 朝席で御満座。

ところどころ、雪が残っているけれど、このあたりはもう寒波の峠が越えたのかな。

このたびのご縁は、四十八願のお話を。

第三十八願、衣服随念の願。

国中の人・天が衣服を欲しいと思えば、すぐに現れ、仏の心にかなった尊い衣服を自ずから身に着けているでしょう。
裁縫や染め直し、洗濯などをしなければならないようなら、私はさとりを開きません。

このたびの御正忌、新しい布袍に袖を通してのお取り次ぎ。 坊守の実家より届いた新作布袍 。

何でも、このたび天然和紙と天然絹を融合させた、軽くて丈夫な「奏繭」という生地を新しく開発したそうで、その生地で布袍を。

話には伺っていたけど、見たことがないので、正直イメージが湧いてこなかった。

でも、これを着てみると、やわらかくて軽くて、そして真っ黒に輝いてる。

これまで着ていた布袍を並べると、今まで黒だと思っていた布袍が、何とも色あせて。。。

私たちの着けているものは、色あせていく。

また、ホンモノの黒を見ると、ニセモノではないんだけれど、そうでなかったんだということが分かる。

光を浴びて、ホンモノに出会う。

何だか、そんなことも思いながら、ちょこっと宣伝。

法座も終わり、後片付けをした後、総代さん方と一緒に昨夜のおぜんざいを。

心配された御正忌も、おかげさまで無事御満座。 ようこそのお参りでした。  

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御正忌報恩講 (2)

1月15日(日)

御正忌報恩講、2日目。

朝起きると、雪!!!

法座中に雪が積もった記憶がないので、今朝のお参りは、、、と思ってたら、何と雪のなかを20名ほどお参りに。

このあたりは、雪なんてほとんど積もらないので、冬用タイヤに履き替えることがない。

だから、雪が降ったら、車に乗ることが出来ない。

特に寺から大きな道に出るまでのカーブの多い細い坂道は、雪解けも遅いので恐くて。

ということで、法座の後の9時からの七日参りのお宅へは、朝席前に午後からに変更していただくようにお願い。

10時からの広交差点のお食事処での法事には、バスで行こうかとバス停に向かうが、ほとんど利用することがないから、バス停の時刻表を見て。。。

向かいのタクシーは、みんな雪をかぶって今日は休業か。。。

でも、電話でタクシー会社に問い合わせたら、10分ほどで来てくれるということで一安心。

そこで、帰りの予約も入れておこうと電話したら、こんな天気なので予約は受けれないと。。。

法事のあいだ、ずっと次の移動のことばかり。。。

でも、法事が終わり、タクシーを呼んだら、すぐに来てくださった。

そして、今度は小坪へ11時の法事。

また、終わったらすぐにタクシーを。。。

と思っていたら、お参り先のご主人が車で送ってくださると。

今度は歩いて坂をのぼり、12時に長浜での法事。

帰ってすぐに昼食を食べ終わると、ちょうど喚鐘の音。

13時よりお昼の席。 お昼の席は、たくさんお参りをいただいた。

昨日に引き続いて、住職がお取り次ぎ。

このたびは、四十八願について。

第二十一願の、浄土の人・天が、仏の三十二相を完全にそなえなければ、私はさとりを開きません。

三十二相って、一つずつ見てみると、結構おもしろい。
三十二相の中で、扁平足っていうのは、すでに備わってるんだけど、他はなぁとか思いながら。。。

  昼席が終わった後、青空が広がり、一気に雪が溶け始めた。

夜席は、前席・後席の間に、おぜんざいの接待があり、御伝鈔の拝読があり、もりだくさんの大逮夜。

第三十三願、触光柔軟の願。

阿弥陀さまの光に触れるものは、心身ともにやわらぐ。

大変な一日だったけど、何ごともなく、終えることができたことに感謝。

  明日の朝席で御満座。

雪のなか、寒いなかをようこそお参りくださいました。

 

2017年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 (1)

1月14日(土)

この冬一番の寒波到来。

朝から小雪が。

10時、11時、12時の法事、そして昼食を終わらせ、呉市文化ホールへ。

くれしん爆笑寄席に、広南中学校より《広南亭あたりだ》君が、午後1時30分より出演するので。

「時そば」を前座で披露。

「前座」といっても、トップバッターって大変なポジションだなぁ。

それでも、クラスメートの声援もあって、ほぼ満席のホールに堂々と笑いを。

最後まで見ていたいところだけど、今夜の御正忌の準備もあるので、前座のみで退席。。。

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そして、夜から御正忌報恩講。

夜席では、トップバッターの持つ大切さ。

48願も、第一番目の願って、大きな大きな意味を持っているという話より。 地獄・餓鬼・畜生のものがいない浄土。

みんな、みんな、そのいのちを輝いて!という願い。

明日の朝は、雪が心配。

朝席は、どなたさまも無理のないように。

ようこそのお参りでした。        

2017年1月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku