薄墨桜のつぼみ

3月17日(木)

昨日の朝、2羽のツバメが帰ってきたようで、元気よく境内の上を飛んでいた。

そして、午前中御法事で広白岳地区のお宅へお参りに行くと、玄関先の桜が満開。

長浜の桜はまだまだだけど、螺山の北と南でこうも違うものなのかと。

 

連日、朝と夕方、あちこち芽が出て来る姿を眺めてまわるのが日課のようになっている。

雪柳ゆきやなぎが白い花を付け、風で揺れてる姿は何とも言えない。

また、先日の翁草おきなぐさはもうつぼみを付けている。

昨年植え付けた藤袴ふじばかま女郎花おみなえし糸薄いとすすき霧島竜胆きりしまりんどうの新芽が次々と出てくる。

山吹やまぶきも新しい枝が次々と地中から出て来て、小手毬こでまりも少しずつ芽が膨らんでいる。

ここにも!ここにも!と新芽を見つけるのを楽しみに。

ただ、桔梗ききょうがまだまだ何の変化も見られず。。。

 

一昨年植えた薄墨桜。
昨年の今頃、葉っぱが次々と出て来て、夏までに一回り大きくなった。

今年もつぼみが付いていないようだったので、また葉っぱばかりがこれから出てくるのかな。
来年くらい、花を付けてくれたらいいなぁと思いながらじっと眺めていたら。

何と!一本の枝の先に、ここだけ色が違ってピンク色。

これはひょっとして??

 

ここ数日は日中汗ばむほどの陽気だったけど、明日は雨で、そのあと寒さが戻ってくるとか。

どうぞ、お気をつけて。

 

2022年3月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

おきなぐさ

3月9日(水)

宮沢賢治の作品、『おきなぐさ』。(青空文庫『おきなぐさ』

うずのしゅげを知っていますか。
うずのしゅげは、植物学しょくぶつがくではおきなぐさとばれますが、おきなぐさという名はなんだかあのやさしいわかい花をあらわさないようにおもいます。
そんならうずのしゅげとはなんのことかとわれても私にはわかったようなまたわからないような気がします。

こんな風に始まる『おきなぐさ』。

 

昨年春に植えた翁草おきなぐさ

枯れた後、根元を残して切り取っていたところから、白いうぶ毛が生えてきた。

昨年植えた時は既に花が咲いた状態だったので、初めて見る光景。

翁の白髪というよりも、仔猫のうぶ毛といった感じ。

《うずのしゅげ》とは宮沢賢治のいた岩手県での呼び名で、「うず」とはおじいさん、「しゅげ」とはひげ。「おじいさんのひげ」という意味らしい。

今日のこの姿を見ると、「なんだかあのやさしい若い花」という表現がなんだか分かるような。

 

下の写真は昨年のもの。

 

この花を植えなかったら、宮沢賢治の『おきなぐさ』に会うこともなかったかも。

今年もこんな姿が見れますように。

 

 

2022年3月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

蓮根(2)

3月7日(月)

今日は一日法事の予定もなく、朝から蓮根の株分け。

昨年の大名蓮と案頭春を鉢の中から出し、泥を落として株分けを。

大名蓮は大きな蓮根(下)。

案頭春は小さな蓮根(上)。

先日の蓮と合わせ、今年は9つの鉢に植え付けた。

大きな蓮は大きな鉢に、小さめの蓮は小さな鉢に。

昨年株分けする時に、素手でやってしまい、そのあと泥の臭いがなかなか取れず。。。

今回はちゃんとゴム手袋を用意して。

 

大賀蓮、案頭春が紅蓮華。

大名蓮、白光蓮、白雪姫が白蓮華(分陀利華)。

メダカも何とか移し替え。

 

全ての鉢で花咲きますように。

2022年3月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

蓮根

3月5日(土)

頼んでおいた蓮根が届いた。

昨年インターネットで見つけたお店で、秋に注文が開始されたと同時期に、春に向けて3種類の蓮を注文。

一つ目は、

大賀蓮。

二つ目は、

白雪姫。

そして、3つ目は、

白光蓮。

 

昨年の大名蓮、案頭春も来週には株分け予定。

今年の夏は、蓮がいろいろ楽しめそう。

 

そして、桜のまわりに植えたサギゴケに早くも花が。

初めてここで冬を越した宿根草がところどころで芽を出し、ユキヤナギの芽が膨らみ、ヤマブキも新しい枝が。

ちゃんとここで生きている。

2022年3月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

雪柳

2月21日(月)

北京オリンピックが昨日閉幕。

そして、当初昨日までの予定だった広島県のまん防(まん延防止等重点措置)は、3月6日まで延長。

今日も時々雪の舞う、冷たい一日。

そんな中、鐘楼南の薄墨桜のまわりの雪柳がチラホラと咲き始めた。

親鸞聖人像の前に植えた雪柳は、また違う状態。

植えた場所で、育ち方が全然違う。

雪柳は痩せ地でも丈夫に育つらしいのだけれど、昨年は今ひとつ。。。

 

植える前にイメージしていた姿になるには、まだまだ時間がかかりそうだけど、昨年植えたいろんな宿根草がちゃんと育ってくれたら良いな。

日当たり良すぎて草も生えなかったようなこの場所で、植物の生長が持続可能となれば、いろんなご縁がここから生まれてきそう。

春が少しずつ近づいて。

2022年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

巣箱設置

2月9日(水)

まだまだ朝晩冷えるけれど、日に日に光が暖かく。

一昨年はエナガやシジュウカラが境内で巣作り。
昨年はキジバトが巣作りして、3回試みたけれど、結局雛が孵らなかった。

一昨年のシジュウカラも4月に1回巣作りをしたけれど、そのあと大雨が降ったため、放棄。
それでも6月に二度目の巣作りで、一羽巣立つ姿を見届けることができた。

その時にシジュウカラが巣を作ったのが、経堂の巴蓋ともえぶたという獅子の瓦の中。

逆立ちしてるような獅子の尾が欠けてしまって、獅子のお尻から瓦の中に。
ただ、雨が降ると中に雨が入ってしまう。

そんなこともあったので、このたび経堂前のクロガネモチの樹にシジュウカラの新しい家を用意。

巣箱は国産杉の既製品に、止まり木をつけたもの。

思った以上に溶け込んだ。

 

あとは入居者募集。

 

 

 

2022年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

銀杏

11月25日(木)

ここに来て気温がグンと下がったせいか、境内の銀杏がようやく色づいてきた。

ただ、風で緑のまま散ってしまう葉も。

薄墨桜の葉は、先日の雨で完全に散ってしまった。
蕾が付いてないので、また来年も葉桜かな。

こんな寒くなった中、河原撫子が一輪開花。
10月に咲いた花と違って、かなり濃いめ。

 

ようやく、花を愛でる余裕が。

ここしばらくお葬式が続いていて、喉も腹筋も。。。

とりあえず、目の前のことを一つずつ。

 

 

2021年11月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

ほっぺ

10月14日(木)

小坪1丁目の通り報恩講が本日修了。

これで、報恩講法要前に広白岳地区と小坪1丁目が一段落。

今日も汗ばむ陽気で、衣替えは来週からかな。

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2021年10月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

洋種山牛蒡

10月10日(日)

今日も秋晴れ。
気温も高く、汗ばむほど。
まだまだ衣替えは出来なさそう。。。

親鸞聖人像の前に、見知らぬ植物が実をつけている。

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黄斑椿象

9月12日(日)

今日はどんよりとした曇り空。

桜の葉に何やら見たこともない虫。

今の時代、写真ですぐに名前が分かる。

キマダラカメムシ

という虫だった。

カメムシは、漢字では〈亀虫〉、漢名は〈椿象〉。

 

このキマダラカメムシは外来種だそうで、日本で最初に発見されたのは江戸時代の長崎出島。

鎖国中の日本に医師として出島にやってきたスウェーデンの植物学者カール・ツンベルク。

この人が新種のカメムシとして発見。

その後、150年にわたって姿が見られなかったのが、150年後の長崎で再び発見され、それが地球温暖化にともない、どんどん生息範囲を拡げているとか。

 

カメムシといっても臭いはないらしい。
また、サクラに産卵するらしく、それでここに?

 

そして、こちらは女郎花に

 

オンブバッタ

大きいのが♀、上に乗ってる小さいのが♂。

どうやらこちらもここで繁殖?

 

春に植えたフジバカマ4種類の内、2種類はオンブバッタに葉を全部食べられて、茎だけが残った状態。。。

それでも残りのフジバカマの先に小さな蕾らしきものが見えてきた。

旅する蝶〈アサギマダラ〉、飛んで来ればいいな。

2021年9月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku