ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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仏教壮年会 5月例会

5月8日(日)

ゴールデンウィーク最終日。

今夜は仏教壮年会例会。

これまで午後7時30分スタート。
お仕事をされてる方でも参加しやすいようにと、発足以来ずっと変わらず続けて来たけれど、ここ数年そのような方の入会もないので、午後7時からにしませんか?と、先月の総会で意見が出て、このたびより7時スタートに。

コロナ前にしていたことにすぐ戻るのは難しいので、身近なところでご法義を少しずつ味わっていきたいな。
また、ご法義と一緒に自分のお寺のことをもっともっと知っていただきたいなと。

本堂の襖絵に描かれた《唐獅子と牡丹》、《鳳凰と桐》に込められた願いを今回はお味わい。

お寺のあちこちに唐獅子と鳳凰の姿。

それは、単なる装飾ではなく、そこに仏さまの心、このお堂を用意してくださった先達の心をうかがうことが出来る。

特にこの襖絵には、親鸞聖人700回大遠忌の記念に、戦後の日ソ国交回復に尽力した松本俊一氏と、同じく戦後のマツダ発展に尽力した村尾時之助氏、この両名が施主として刻まれている。

そう言った長浜の歴史とともに、大切に伝えていけたら。

 

明日は朝9時より仏教壮年会の境内清掃。
境内をきれいにした後、唐獅子や鳳凰の姿がこれまでと違って見えるといいな。

ようこそのお参りでした。

 

2022年5月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

臨時総代会

5月6日(金)

ゴールデンウィーク。
昨日で終わったのかと思ったら、今週末までだと。

今年のゴールデンウィークは、制限が解除されたこともあってか、納骨に帰って来られた方、昨年法事に帰れなかったので、おつとめだけでもという方、いろいろある中にお葬式も次々と。

 

今日は午後から臨時総代会。

連休前の石泉文庫のクロガネモチ倒木、

ここまでの経過報告とこれからについて協議。

 

石泉文庫及塾・僧叡之墓は、広島県の史跡。

昭和29年4月23日に指定。

これまで大きな事故もなく来ていたので、今回の件で改めて所有者と管理者を尋ねられ、??と。

そこで調べていただくと、県の史跡として申請した時、管理者の名前には当時石泉文庫に隠居していた大洲昌子(十八世義俊の坊守)の名。

所有者には、当時長浜におられた約400名の名前。

 

と言うことで、所有者は長浜のご先祖さまで、管理者が専徳寺と言う関係。

 

今回の件、倒木により壊れたガードレールや隣家の屋根の修復は、史跡の敷地外のことなので、県や市からの補助等はなく、管理者側でしてくださいと。

ゴールデンウィーク直前に市からその連絡があり、すぐに総代長さんと相談し、隣家の屋根は取り急ぎ業者に発注。

ガードレールは、市の土木課より、今朝復旧に関しての通知書をいただいたので、今日の総代会に。

 

これからのことを考えると、いろいろ見直していくことも必要。

でも、今の時代では難しい、ご先祖さまが遺してくだった《みんなのもの》と言う姿は大切に。

ただいま石楠花しゃくなげ、開花中。

2022年5月6日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

すずらんの日

5月1日(日)

世の中、ゴールデンウィーク。

今日5月1日、フランスでは《すずらんの日》と呼ばれ、大切な人にすずらんを贈るのだそう。

本堂前のクロガネモチの根元にひっそりと咲くすずらんも今が見頃。

翁草はすでに花が終わり、花火のような穂から綿毛が出て来た。

丁字草ちょうじそうも咲き始め、

牡丹《島根長寿楽》に続いて、今度は《鎌田藤》が開花。

 

薄墨桜のまわりはいろいろな植物が根付いて、緑豊かに。

手前にある小手毬こでまりは、先日の雨にも負けず、今が花盛り。

 

緑が豊かになり、並天道なみてんとうがあちこちに。

コロナ前には何もなく、ただただ照り返しで眩しかった場所に、この2年で緑が増え、影が増え、虫が来て、鳥が来る。
後はマスクを外してお参り出来るようになると、ここで香を楽しめるようになるといいなぁと。

 

今夜は宝徳寺にて法中会。

年度初めと言うこともあって、いろいろと。

 

 

2022年5月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

牡丹開花

4月28日(木)

今日は快晴。

朝、牡丹ぼたんが一輪開花。

境内に花を迎えようと、先日牡丹の鉢植えを二種類購入。

その内の一つ、“島根長寿楽”と言う牡丹が開花。

 

牡丹はお寺の欄間やふすま絵、いろんなところに描かれている。

また、その牡丹とともに描かれるのが唐獅子。

 

「唐獅子牡丹」と言えば、高倉健さんの映画の影響もあってか、任侠の世界をイメージ。

でも、これはお経に説かれている話に由来。

百獣の王である獅子は、怖いものなしではあるが、唯一怖いものがあった。

それは、自分の体内に寄生している虫。

それによって命を奪われてしまう。

これは『阿弥陀経』の翻訳者としても知られる摩鳩羅什くまらじゅうが訳した『梵網経』に、「獅子身中の虫」と、仏教徒でありながら仏教に害をなすものの譬えとして出てくる。

これを転じて、恩を受けた者に仇で報いることの譬えとして、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも知られる『吾妻鏡』にも引用されているとか。

 

ただ、その寄生虫にも、怖いものがあった。

その寄生虫は、牡丹の夜露に当たると死んでしまうのだそう。

そこで獅子は夜露を垂れる牡丹の下で安心して眠ることが出来ると言う話から、唐獅子と牡丹が一緒に描かれ、「獅子身中の虫」「唐獅子牡丹」と言った言葉が広まったとか。

 

安住の地

私にとっての安住の地。
それがここですよと、教えてくださっている牡丹の花。

 

今日は午後から広南中学校の参観日・PTA総会。

久しぶりの参観と言うか、去年は一度もなかったので、次男が中学に入ってから初めての参観?

そこで何と!
英語の授業で今日はシンガポールのマーライオンの話。

牡丹と言えば、やっぱり獅子なのかな。

 

石泉文庫 黒鉄黐(3)

4月26日(火)

今日、久しぶりに結構な雨。

朝、その合間を縫って、

撤去作業をしていただいて、雨が本格的に降る前に撤去作業終了。

これから問題山積だけど、とりあえず。。。

2022年4月26日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku