専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
8月17日(月)
朝から雨模様。
時折強い雨脚で、呉にも大雨警報発令。
午後からは雨もあがり、今夜から盂蘭盆会。
御講師は、江田島市光源寺 海谷真之師。
「今がお寺参りの旬」との話より。
自分の人生を1日に喩えたら、今どのあたりでしょう?
もうとっくに午前は過ぎ、午後。。。?
ひょっとしたら、夜も更けてるかも知れない?
でも、御開山親鸞聖人は、86歳の時に書かれた『尊号真像銘文』に、
「摂取心光常照護」といふは、信心をえたる人をば、無碍光仏の心光つねに照らし護りたまふゆゑに、無明の闇はれ、生死のながき夜すでに暁になりぬべしとしるべしとなり。
と、「暁(あかつき)」と表現された。
ご縁がととのい、信心をいただいたら、そこが「暁」。これから夜が明けて1日のはじまりとなるんだな。。。
お盆。
先にお浄土へと往かれたご縁のあった方々に思いを寄せながら、今が旬のお味わい。
ようこそのお参りでした。
8月15日(土)
終戦記念日。
今夜は入江神社にて、いつもは忠魂碑に納められているたくさんの白木の位牌を出し、真ん中に「南无阿弥陀佛」のお名号。
昨年は雨で中止となったため、2年ぶりの戦没者追弔会(追悼法要)を開催。
色衣に五条袈裟を着け、住蓮寺御住職と一緒に正信偈を読誦し、遺族の方、地元の方がお参りに。
法要が終わると、今度はそこが盆踊り会場。
連日のように、いろんなことに思いを。
いろんなことが言えて、いろんなことのできる今をありがたく感じながら。
一昨年はこの法要が終わって病院に向かうと、父が静かに息を引き取った。
あれから丸2年。
去年中止にならなければ、違う感覚があったのかもなぁ。。。と。
静かに迎えた8月15日。
8月14日(金)
一昨日の雨、昨日の曇り。
今日は晴れたけれど、ここ数日の雨のおかげで少し暑さがおさまったようで、お盆参りもそれほど汗だくになることもなく。
行くところ、行くところ、「お盆でお忙しいでしょう」と声をいただく。
その質問は恐らくいろんなよそからの情報で、「お盆はお寺は忙しい」と擦りこまれているのだろうな。
よそでお盆は何十件と一日にまわらなければいけないという話を聞くけれど、専徳寺では盆参りを基本的にはしておらず、初盆のご依頼のあったお宅だけ。
「少しはおちつかれましたか?」
と、声をかけると、「まだまだ。。。」との声が返ってくることも。
夕方の郷原への盆参りで今日は終了。
少しずつ秋に向かってるのかな。。。
今夜は長浜西脇神社の夏祭。
朝から準備をととのえて、
翌日の戦没者追悼法要は中止だった。。。
明日終戦記念日は、戦後70周年の追悼法要。
どうぞ、お誘いあわせてお参りを。
8月8日(土)
今夜は仏教壮年会の納涼会。
その前に、朝から一日家族で広島アンデルセンのバスツアーでアンデルセングループの研修施設『芸北100年農場』へ。
普段は非公開のこの農場で、ジャガイモを掘ったり、ブルーベリーを摘んだり、ピッツァを作ったり、
そして、食後1キロほど歩いて、ツリーハウスを訪ねたりと。。。
今夜の仏教壮年会の納涼会を前に、先日のピースナイターを観に行った話をした。
その後の懇親会で、
「ご院さんが行ったから、負けたんでしょう」
なんて言われながら。。。
そのピースナイターで、『86』のユニホームも帽子も販売がなかった。
売れば売れたと思うけど、『86』で儲けようという思いがなかったのかな。それとも、儲けてはいけないとでも。。。
今日のアンデルセンの農場も、この敷地内には何とJR九州のななつ星など、ほとんどの電車をデザインしていることで有名な水戸岡鋭治さん設計の『寺子屋 彬』という建物がある。
今日はそこに行けなかったけれど、それを売りにしていないってところに、ふと共通性を。
アンデルセンは、「人を育てる」理念をお持ちだ。
広島カープも、次世代に伝えようと。
そんなことを次々と注がれるビールをいただきながら。。。