専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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7月21日(火)
昨日、広島も梅雨明けしたとの発表。
ただいま、境内の桃一重蓮のつぼみが少しずつ膨らんできて。。。
今朝、それを眺めていたら、そこに小さな小さなトンボが飛んできた。
写真を撮って調べたら、アオモンイトトンボというらしい。
小さいから、スマートフォンではなかなかピントがあわず。。。
でも、家に帰って子どもたちに写真を見せると、「きれい!」と。
とんぼのめがねは みずいろめがね
あおいおそらをとんだから
とんだから
空の色をからだいっぱい受けとめたって感じの空色。
でも、私の瞳は黒色。
何見てたからかなぁ。。。。
今日届いた本願寺新報7月20日号。
1面のトップニュースに先日の広島での法要。
今月もいろいろと行事があり、もうずいぶん前のことのように。。。
忘れはしないけれど。
7月18日(土)
台風11号接近にともない、前日に終業式をすませて、昨日は広南学園臨時休校で夏休みに突入。
このあたりは風はあったものの、雨はそれほど降らずに去っていった。
今夜はマツダスタジアムでオールスターゲームが行われていたけれど、こちらは旧広島市民球場隣の広島市青少年センターホールで開かれた『この世界の片隅に』の制作支援メンバーズミーティングに。
4月に新聞に載っていたこの作品のクラウドファンディングを知って支援メンバーに。
来年秋の公開が決まり、今日は約5分のパイロット版と、出来上がったばかりの「冬の記憶」のシーンをいち早く。
一度観て、片淵須直監督のそのシーンへの思いを聞いて、もう一度。
原作を読んで、印象的だった主人公すずの結婚式のワンシーン。
そこのところを描くのかなぁと思っていたら、監督の口から、「安芸門徒」「仏前結婚」という言葉が。
その他、「盆灯籠」や「仏壇」の話も出てきて。。。
その当時、当たり前のことのようにあった光景を、全く知らないところから描いていくことの大変さを聞かせていただいた。
公開は来年秋。
まだまだ先のことだけど、良い作品となりますよう。
7月15日(水)
心配された天気も、今日は青天。
朝席で今年の石泉文庫虫干し法座も御満座。
朝席は、苦しみの原因は煩悩とのお話より。
阿弥陀さまは、そのまんまを救うと願われた。
煩悩をきれいに除いてからではなく、そのまんまで。
朝席が終わると、みんなで石泉文庫まで本を運ぶ。
人数が少ないため、何度も往復して。。。
「無理のないように運んでください」とはいったものの、先日手伝ってくれた小学生の7倍も8倍も歳を重ねたみなさん。
少々無理をしなければ、この道程は歩けない。
杖をつきながら、息を荒げながら。
それでも、「今年も運ばせていただいた」と、よろこんで。
念仏を称えよ。念仏を中心とした報恩の営み(生活)を。
石泉和上の教えが残っている。
先日の研修会で、「□に子と書いて、何と読むと思いますか」との話を聞かせていただいた。
□に子と書いて「母(はは)」と読むんです。親鸞聖人はこの字を書いています。
人間の母親のお腹で育てられ、生まれてくるから人の子が生まれるんです。
仏さまにお育ていただいて、生まれるから仏にならせていただくんです。
その話をふと思い出し、御本典を開いたら、ホントだ。
ちゃんと母の字に「子」が書いてある。
ようこそのお参りでした。
台風が近づいているようなので、どうぞお気をつけて。
7月13日(月)
今朝3時前、大分県南部を震源地とする地震があり、呉市(安浦)は震度4だったそう。
まったく気づくことなく、起きて呉市防災情報メールで初めて知る。。。
心配された雨も降らず、朝席が終わると、石泉文庫から専徳寺へと蔵書を運ぶ。
今年も広南小学校の6年生が地域学習の一環としてお手伝い。
そして、この本を200年以上、虫干しを続けてきたたくさんの人がいるから、今もこうしてきれいなまんま。
今日はその一人にみんなも仲間入り。
午後から雨がパラパラと。
午後4時から、干した本を片付けて、目録と照合作業。
夜席では、何故仏教を求めるかというお話より。
ふと思い出したのが、昨夜の『情熱大陸』という番組のなでしこジャパン特集。
FWの大儀見選手が、「自分を単語一語で表現してください」と、辞書を手渡された。
そして、答えたのが「植物」。
「植物って結局太陽の光だったり、水だったり、酸素だったり、二酸化炭素だったり、そういういろんなものがないと生きられないじゃないですか。
それと一緒で、自分も誰かに助けられないと生きていけない」
と。
続いて、今回のチームを単語一語で表現してくださいと問われた答えが、「万華鏡」。
「1試合、1試合、見え方ってずいぶん変わっていたと思うし、その中に個人個人の彩りが必ず輝きを放っていたし、見る人によって輝きが見え隠れする魅力的なチームだった」
と。
勝ったり負けたり、いろんなご縁がととのって。
小学校6年生もPEACEおりがみを持ち帰って、休憩時間に一生懸命折り鶴を作ってくれたそう。
でも、折り鶴の完成品は。。。
どうやら、折り鶴の折り方を今の子どもたちは知らないらしい。
それでも、一生懸命チャレンジしたあとがいっぱい残っていたので、それがとっても嬉しい。
少し手直ししたら、ちゃんと折り鶴に。
ようこそのお参りでした。
明日もお誘いあわせてお参りを。