ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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石泉文庫虫干し法座 3日目

7月14日(火)

広島市では大雨・雷警報が発令されたそうだが、このあたりは青空のひろがる天気。

今日も朝席が終わると、昨日石泉文庫から運んだ経典の残り半分を虫干し。

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昨日は広南小学校6年生も手伝ってくれたので、たくさんの賑わいだったけど。。。

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こんなにたくさんあるけれど、今日干したので石泉文庫蔵書の約4分の1。。。

 

よく乾いた本を、4時からみなさん集まって片付け、そして夜席を迎える。

ロープがなくなって広々と。

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このたびのご縁では、なぜ人は苦しむかということを、いろいろお聞かせいただいた。

 

PEACEおりがみの折り鶴も、次々と折って持ってきてくださった。

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みんな、平和を願ってる。

ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座 2日目

7月13日(月)

今朝3時前、大分県南部を震源地とする地震があり、呉市(安浦)は震度4だったそう。

まったく気づくことなく、起きて呉市防災情報メールで初めて知る。。。

 

心配された雨も降らず、朝席が終わると、石泉文庫から専徳寺へと蔵書を運ぶ。

今年も広南小学校の6年生が地域学習の一環としてお手伝い。

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そのあと、干された経典の下で石泉文庫の話を。

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石泉僧叡和上も、宇都宮黙霖も、このたくさんの本に恵まれた。

そして、この本を200年以上、虫干しを続けてきたたくさんの人がいるから、今もこうしてきれいなまんま。

今日はその一人にみんなも仲間入り。

 

午後から雨がパラパラと。

午後4時から、干した本を片付けて、目録と照合作業。

 

夜席では、何故仏教を求めるかというお話より。

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ふと思い出したのが、昨夜の『情熱大陸』という番組のなでしこジャパン特集。

FWの大儀見選手が、「自分を単語一語で表現してください」と、辞書を手渡された。

そして、答えたのが「植物」。

「植物って結局太陽の光だったり、水だったり、酸素だったり、二酸化炭素だったり、そういういろんなものがないと生きられないじゃないですか。

それと一緒で、自分も誰かに助けられないと生きていけない」

と。

続いて、今回のチームを単語一語で表現してくださいと問われた答えが、「万華鏡」。

「1試合、1試合、見え方ってずいぶん変わっていたと思うし、その中に個人個人の彩りが必ず輝きを放っていたし、見る人によって輝きが見え隠れする魅力的なチームだった」

と。

勝ったり負けたり、いろんなご縁がととのって。

 

小学校6年生もPEACEおりがみを持ち帰って、休憩時間に一生懸命折り鶴を作ってくれたそう。

でも、折り鶴の完成品は。。。

どうやら、折り鶴の折り方を今の子どもたちは知らないらしい。

それでも、一生懸命チャレンジしたあとがいっぱい残っていたので、それがとっても嬉しい。

少し手直ししたら、ちゃんと折り鶴に。

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ようこそのお参りでした。

明日もお誘いあわせてお参りを。

石泉文庫虫干し法座 1日目

7月12日(日)

今日も蒸し暑い一日。

昼間はセミの声、夜はカエルの声。

 

今夜から石泉文庫の虫干し法座。

昼から総代のみなさんが集まって、虫干し用のロープ張り。

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本堂の端から端へ、ロープを張っていく。

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張りすぎてもダメ、緩すぎてもダメ。ちょうどよい張りに。

 

このたびの御講師は、呉市本通法眼寺の黒田順真師。

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今年は大忙しの広島雅楽会での話から。

緊張して、不安で眠れない時はどうしたらよいか。

それは、「あきらめる」ことだそう。

 

「あきらめる」とは、漢字で書くと「諦める」。

仏教で、「諦」とは真理。

「あきらめる」とは、あんまり良い意味で使われないけれど、ピーンと張り詰めた紐をフッと力を抜くと、不安で戸惑う我が身に気づくかな。。。

 

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本堂にPEACEおりがみを。

平和への願い。折ってみませんか。

 

明朝、石泉文庫から本の搬出。

今年も広南小学校6年生がお手伝い。

雨が降らなければ良いけれど。

 

ようこそのお参りでした。

呉東組聞名講7月例会 仏壮連盟総会

7月10日(金)

今日は暑くて、長~い一日。

午後1時30分から、小坪説教所において呉東組聞名講の例会。

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浄徳寺御住職の法話に続いて、御示談。

今回も役員のみなさんが始まる前にアンケートを一つ用意してくださった。

「旅行などで、浄土真宗以外の神社仏閣にお参りしたらどうされますか?」という質問。

「せっかくだから作法どおり手を合わせ、私への御利益をお願いする」

「尊い方として頭を下げる」

「その他の意見」

の3択。

一番多いのが、「尊い方として頭を下げる」。

その他の意見としては、「参りません」と「阿弥陀さま、仏法を守護する神として敬う」という結果。

 

親鸞聖人は『化身土文類』に『涅槃経』の「仏に帰依せば、つひにまたその余のもろもろの天神に帰依せざれ」、『般舟三昧経』の「余道に事ふることを得ざれ、天を拝することを得ざれ、鬼神を祀ることを得ざれ」等の御文を引用。

また、『浄土和讃』現世利益讃には、「南無阿弥陀仏をとなふれば 梵王・帝釈帰敬す 諸天善神ことごとく よるひるつねにまもるなり」等と説く。

『御伝鈔』の平太郎の熊野詣の話から、お話を。

 

このアンケートにも通じる質問がもう一つ。

『本願寺新報』に「いのりのない宗教」と載っていたけれど、よく寺参りをされる方から「祈願」とか「吉日」とのことばを聞くことがある。これをどのように思いますか?との質問が。

 

聞名講が終わり、広南中学校へと直行。

「広南学園第1回校区内補導及び防犯連絡協議会兼長浜駐在所連絡協議会」

地域の方から、日頃の子どもの様子についていろいろと。

 

そして、夜は7時から川尻光明寺において、呉東組仏教壮年会連盟総会ならびに研修会。

研修会の御講師は、大阪教区法栄寺前住職 小林顕英師。

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親さま(如来さま)にお育ていただいている話より。

 

暑いなか、ようこそのお参りでした。

2015年7月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 7月例会

7月8日(水)

ここ数日で、境内のソテツから若葉がニョキニョキと。

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今夜は、仏教壮年会の例会。

先日の広島での法要より、「平和の願い」と題して。

ご門主さまのことばと、「終戦50周年全戦没者総追悼法要」の前門さまのことばを。

 

50周年と70周年。

この時間の隔たりは大きいなぁ。

 

今日、『新潮』8月号が届く。

水木しげる氏の『出征前手記』が載っているとのこと。

20歳の時に書いた手記が今年5月に書簡を整理していて見つかったそう。

 

吾を救ふのは道徳か、哲学か、芸術か、基督教か、仏教か、而してまよふた。道徳は死に対して強くなるまでは日月がかゝり、哲学は広すぎる。芸術は死に無関心である。而して基督教か仏教かゞ吾を救と思へり。仏教にせんと思ふ。

 

20歳の青年が、「将来は語れない時代だ」と、死に向き合い、毎日毎日哲学、芸術、基督教、仏教の本を読みあさり、こころの動きを書き記している。

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90%が実話に基づくとされる『総員玉砕せよ!』と併せて購入。

戦争を知らない世代だけど、戦争を知っている方からいろんな形で伝え聞くことは出来るかな。。。

2015年7月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku