専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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7月24日(木)
今日も暑い一日に。
今夜はお通夜にお参りしてから、我聞会で仁方の浄徳寺へ。
輪読の『蓮如上人御一代記聞書』は(168)(169)。
(168)は、蓮如上人は、小紋染めの小袖をつくらせて、大阪御坊の居間の衣掛けに掛けておかれたそうです。という担当者泣かせの短い一文。
昔の解説をいろいろ見ても、いろんな説の分かれるところ・・・。
(169)は、蓮如上人がお食事を召し上がられるとき、合掌されて、「阿弥陀如来と親鸞聖人のおはたらきにより、着物を着させていただき、食事をさせていただきます」と仰せになられていたとの御文。
衣食住の三は念仏の助業なり。
法然聖人のおことばより。
法話では、「宗教を聞いて何か良いことあるの?」と質問された時のお話から。
それに答える若い僧侶の真摯な姿勢に刺激を。
いずれもいずれもお念仏のご縁。
7月22日(火)
中国地方も梅雨明けし、青空のひろがる暑い暑い夏へと突入。
今日は専徳寺前住職一周忌法要。
親戚・親族・総代のみなさんにお集まりいただいての法要を、善通寺御住職を御導師におつとめ。
一周忌の御法事にお参りさせていただく機会は多いが、施主として一周忌のご縁をいただくのは初めて。
今日の御導師の法話にあったように、俯瞰すると見えてくるのかも知れないが、まだまだ1年経ったという実感は湧いてこない。
恐らく、8月15日夜の毎年恒例の戦没者追悼法要をおつとめし、それが終わったときにあの日の夜のことを思い起こすのだろう・・・。
この一周忌を通して、それぞれのお方の父の思い出をチラッと聞かせていただき、これから迎える初めての祥月命日を迎えた時に・・・と。
そう思うと、大切なご縁。
みんな帰ったあと、夜は子どもたちだけの花火大会。
7月17日(木)
朝席で石泉文庫虫干し法座も御満座。
この時期、これまで聞かせていただくばかりだったご縁を、このたびはお取り次ぎ。
いつもなら、聞かせていただきながら、セミの声が聞こえていたのに、このたびばかりは法座が終わって、あ~セミの声がいつの間にか・・・と。
良いお天気となり、法座の後、みなさんお手伝いいただいて、本を石泉文庫へと。

石泉文庫までの細い道を運び、そして石泉文庫では2階へ納めるため、手渡しで次々と上げていく。
どんなに時代が変わっても、200年近く変わっていない光景かな。
暑いなか、汗だくで終え、一安心すると同時に、こうして今年も元気に運ぶことが出来たとお念仏。
お疲れさまでした。また、ようこそのお参りでした。
7月15日(火)
天気予報で一週間前からずっとこの日が気になっていたが、今朝は晴れ。
石泉文庫虫干し法座2日目。
朝席が終わると、みなさんせっせと石泉文庫から専徳寺へ本を運ぶ。

そして、本堂へ本を叩くパン!パン!という音を響かせ、干していく。
そのあと、石泉文庫のことなどをプロジェクターを使って説明。
汗だくになりながらも、みんな一生懸命。
虫干しのため、昼席はおやすみ。
静かな境内に何と一匹の長い長~い
どこに行くかと思っていたら、何と親鸞聖人の足元に。
さすがに好きになれない姿ではあるけれど、先日次男がトイレに入った時、ヤモリの子どもが壁をスルスルッと・・・。
小さな小さなヤモリだったが、次男にとってはヘビに見えたそうで、血相を変えて一目散に逃げ出した。
そんなこともあって、ホンモノのヘビの姿を写真に。
私たちの見ているものは、自分の好き嫌い、主観で見てしまうものばかり。
『般舟讃』の「或漸或頓明空有 人法二障遣双除」より、そんなことからお味わい。
ようこそお参りくださいました。
くれぐれもヘビには気をつけて。