専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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6月5日(木)
本願寺第二十四代御門主 即如上人がこのたび退任され、明日第二十五代 専如上人へと代替わりをされる。
今日は、午後3時30分より門主としての最後の御消息披露。
朝から予報では雨。
広島も昼前に土砂降り。
それでも岡山、新神戸と晴れ間が出ていたので、どうなることかなぁと思いながら、京都に到着。

どんよりと曇り空ではあったが、法要の1時間前で余裕で到着したと思っていたのに、御影堂に向かうとすでに満堂。
隙間を見つけて入ったら、そこは畳のない柱と柱の間の板の間。

それでも堂内に入れ、しかも御消息披露だけなので、板の間でも少しくらいの正座で済むと思っていたら大間違い。
御消息披露の後に、当門さま最後の日没勤行が。
日没勤行の後に御門主さまの手で御真影さま(親鸞聖人像)のお厨子が閉扉され、鍵が掛けられる。
何とも厳かな瞬間に立ち会えた。

その後、閉扉された御真影さまの写真を姿を撮ろうとたくさんの人。
即如御門主とのいろいろな思い出を思い出しながら、最後の声を聞かせていただいた。
明日の御晨朝より新門主さまの御調声。
今日のご縁にあわせていただいたことに感謝。
5月31日(土)
午後4時30分より広ステーションホテルにて、呉東組門徒総代会の総会・研修会を開催。
組の総代会が本格的に始動して、6年目だそう。
そして、研修会は布教使の吉崎哲真師が「絆からご縁へ」と題して。
「絆」とは、束縛、または断つのにしのびない情を意味することば。
震災後によく聞かれた「絆」は後者かな。
そのことばの意味を通して、「ご縁」の話を聞かせていただいた。
現代社会のなかでの「つながり」。
都会ではその「つながり」がだんだんと・・・。
その理由の1つが、面倒くさい、煩わしい、かかわりたくない。
今日の初参式の諸々印刷するのに、昨日壊れかけたプリンターを買い換えた。
長年使っていたから、紙送りがだんだんと出来なくなり、一枚印刷するのに、1時間かかることもしばしば。
それが、買い換えるとその煩わしさから解放され、何とも快適に印刷。
でも、煩わしかったことって、案外残ってる。
そう思うと、それもこれも「ご縁」。
ただ、あー、面倒くさい!って思ってるとき、ご縁だなんて思えないのだけれども。
そんなことを思いながら。
みんなみんな、つながってる。
5月31日(土)
10日前の5月21日が親鸞聖人の誕生日。
毎年その日に近い土曜日に専徳寺・住蓮寺合同の初参式を開催。
今年は当初5月24日を予定していたが、広南学園の運動会が重なったため、1週間延ばして開催。

このたびは9名のお子さんが、お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんの願いのなかで参拝。

『らいはいのうた』をおつとめし、「初参式についての消息」を拝読。
そして、住蓮寺御住職による法話。
そのあと、みんなで記念撮影。
今年は次男が撮影のアシスタントをしてくれて、おかげでスムーズに。
ちょっと前まで、そこで撮られる側だったのになぁ・・・。
みんな、願いの中ですくすくと。
ニコニコ笑顔で、ようこそお参りくださいました。
今日、シオカラトンボが初めて飛んできた。
いよいよ夏。明日から6月、衣替え。