専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
今日はダーナの日。
昭和40(1965)年5月、ニューヨークで開かれた第2回世界仏教婦人会大会で、「よろこんでほどこしをしましょう」と、浄土真宗本願寺派世界仏教婦人会連盟が、毎年2月の第2日曜日をダーナの日と定め、全国の仏教婦人会が足並みをそろえ、ほどこし(募金活動)をすることになった。
専徳寺も仏教婦人会の皆さんのご協力で、毎年募金活動を行っている。
ダーナとは古代インドの言葉で、「布施」を意味する。
昨年2月、呉東組の若婦人仏教連続研修会で、グループディスカッションを担当した。
「仏教婦人会会員として何ができるか」と題し、ダーナのこと、「無財の七施」(何もなくてもできる施し)のことを簡単に説明し、それをもとにディスカッションしていただいた。

最初に無地のハガキ用紙両面に印刷した資料を配る。
実は、この資料がそのままグループ分け、司会、まとめの発表者を決めるものとなっている。
ダーナのタイトル部分を緑・青・赤・黄に色分けしたもの作り、それを裏返したまま配る。そして、それぞれ自分のもらった紙の色で4班に分けた。
そ
のあと、グループごとに自由に座ってもらったところで、「実は、各色のタイトルのところに1枚だけ仏さまの絵が入ってます」と、その方に手を挙げてもら
う。その方は渋々手を挙げるが、その仏さまの左に座っている人が司会、右に座っている人が発表者というと、一気に場が盛り上がる。
なかなか、この方法は評判が良かった。そのせいかどうかは定かでないが、熱心にディスカッションが行われた。
そして、最後に班ごとにまとめの発表をしていただいたが、一番印象に残っているのは、
無財の七施をみんなで一つ一つこんなことを言うのかなぁと確認をしていると、日頃出来ていないということに気づかされました。
こんな答えが返ってきた。「気づかされる」、これは大切なことだと思う。
親鸞聖人は、自らの信心をいただいたら、今度は「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」と願うばかりだと手紙の中でおっしゃられた。
自らが如来の大悲にいだかれたら、今度は世のなかのことに目を向けさせていただこう。できることからさせていただこうというのが、「ダーナの日」である。
願以此功徳 平等施一切 同発菩提心 往生安楽国
(願うことなら、この仏さまの功徳をもって、平等にみんなに施され、同じように浄土に生まれたいとの心をもち、浄土へ一緒に往生させていただきましょう。)
毎月8日は仏教壮年会の例会。久しぶりの雨。
夜7時30分からはじまり、正信偈を読誦した後、住職の話。
今はテキストを用いず、その都度プリントを用意して話をしている。
今日のタイトルは「鬼は外」
「鬼」と聞くと、誰もが赤鬼・青鬼といった2本の角に虎皮のパンツ姿を思い浮かべると思う。でも、その鬼はどこから生まれたのだろう。
その鬼の由来、「鬼門」の話、親鸞聖人の『教行信証』化身土文類の外教釈に見られる「鬼」、そして最後に「鬼の自覚」と題して、大谷派の曽我量深、妙好人浅原才市の話をする。
おには~そと~!鬼が外から来るのを追い払おう!ではなく、鬼がいるのは私の心。その心を知った時、お念仏の世界が開けてくる。
今日は午前中、仏教婦人会の新年会。
おつとめに続いて法話。
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」の
話をした。
一郎と楢夫の兄弟が、雪山で遭難し、目が覚めるとあたりは地獄のような世界。素足で傷だらけになりながら、弟の楢夫を捜しまわり、鬼に襲われそうなところを「にょらいじゅりょうぼん(如来寿量品)」と唱えたことで、極楽浄土のような世界に変わり、ひかりの素足の大きな人が現れてくるという物語。
「如来寿量品」と出てくるので、『法華経』に基づいているのだろうが、「にょらいじゅりょうぼん」を「なもあみだぶつ」と置き換えて読む方が、とてもしっくり来る。
浄土真宗に熱心だったお父さんの影響で、『法華経』と出会うまでは、浄土真宗の教えの中で育った宮沢賢治。
ひかりの素足の人が一郎に、「お前はも一度、あのもとも世界に帰るのだ。お前はすなおないい子供だ。よくあの棘の野原で弟を棄てなかった。あの時やぶれたお前の足は、いまはもう、はだしで悪い剣の林を行くことができるぞ。今の心持ちを決して離れるな。お前の国には、ここから沢山の人たちが行っている。よく探して、ほんとうの道を習え。」というセリフは、とても印象的だ。
大変悲しい物語だが、浄土の香を感じる。
今日は名田仏教婦人会の会員7名の方と一緒に、横路にある特別養護老人ホーム『延寿荘』を訪問。
これは呉東組仏教婦人会連盟の活動の一環で、この延寿荘と広白岳にある成寿園を各仏教婦人会が順番に訪問している。
正信偈をみなさんと読誦し、そのあとで法話。
お昼から水の出が悪くなり、おかしい、おかしいとその原因追及。
蛇口をひねれば水が出る。当たり前のように思っていることがそうでなくなったとき、人間はアタフタしてしまう。
呉市水道局のホームページを見て、事故のために広・仁方方面の水圧低下・断水になっていると知り、自分の家が問題でないことを知るが、理由が分かっても、復旧する目処がたたないことには・・・。
そんなことから法話をはじめた。