専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
6月9日(金)
今日は午後から広島別院で安芸教区総講習会。
昨日今日と2日間開催されたが、法務等の予定もあり、今日の午後のみ受講。
昨日は深川宣暢勧学の「他力の基礎的理解 ――親鸞聖人の開かれた仏教とは――」
今日は午前中、大谷派 瓜生崇氏の「煩悩菩提体無二と、すみやかにとくさとらしむ ――カルト問題と私たち――」
そして、午後から文化時報社代表取締役社長兼主筆の小野木康雄氏の「お寺に社会が期待すること ――文化時報からの視点――」
最後は井上見淳司教の「三業惑乱の背景と概要 ――聖人一流を考える――」
文化時報社の小野木氏からは自らが取り組んでいる福祉仏教からのお寺に対する提言。
井上見淳司教からは三業惑乱の話をエネルギッシュに。
井上司教とは、安居事務所を辞めた年の閉繙式以来になるのかぁと、とっても懐かしく、何だか楽しく受講。
法門無量誓願学
昨日の仏教壮年会の例会で出て来た四弘誓願の一つ。
まだまだたくさん学ぶことが。
6月8日(木)
今夜は雨の降るなか、仏教壮年会の6月例会。
『歎異抄』については十数年前に仏教壮年会でやったことはあったけれど、このたびは一言一句をうかがうのではなく、一条ごとのキーとなる御文についてお味わい。
今日は宮沢賢治が15歳の時、父へ宛てた手紙
小生はすでに道を得候。歎異抄の第一頁を以て小生の全信仰と致し候。もし悉くを小生のものとなし得ずとするも八分までは会得し候。念仏も唱えており候。仏の御前には命をも落とすべき準備充分に候。幽霊も恐ろしくなくこれ候。なんとなれば念仏者には仏様という味方が影の如くにそいでこれを御護り下さるものと承り候へば、報恩寺の羅漢も回るべし。岩手山の頂上にひとり夜登ることまたなんの恐ろしき事かあらんと存じ候。
この話から第一条の「誓願不思議」と「摂取不捨の利益」について。
唯円房のように、なかなか〈耳の底に留まる〉ことは難しいと思うので、『学仏大悲心』と題した新聞形式のものを用意して。
そうすると、来れなかった方にも後で読んでいただくこともでき、総代さんが世話係のみなさんにもお配りしてくださるので、それはそれで一つのご縁かと。
足元の悪いなかをようこそのお参りでした。
ただいま境内の桜の木に
ミノムシが一匹。
蓑虫の 音を聞に来よ 草の庵
松尾芭蕉の俳句にこんなのが。
ミノムシの季語は秋らしい。
清少納言が『枕草子』にミノムシは「ちちよ、ちちよとはかなげになく」と記しているそうだが、実際には鳴くことがないそうで、鳴くはずもないミノムシの声を私の庵に聞きに来ませんか?という意味だとか。
専徳寺のミノムシも鳴くことはないだろうけど、夏のミノムシは珍しいのかな?
珍しくても、見に来る人はいないだろうなぁ。
6月4日(日)
知らない街を歩いてみたい
永六輔さん作詞・中村八大さん作曲のテーマ曲で知られる長寿番組、『遠くへ行きたい』(広島テレビ・日本テレビ系列)。
6月4日(日)放送📺#村田雄浩 のあの人を思い出す 海辺のまちへ🐟
尾道を見渡す「千光寺」で岩登り?!
呉では自衛隊の艦船を巡るツアーに参加する🚢
瀬戸内海の思い出めぐりの旅へ、さあご一緒に!
是非ご覧ください☺
日本テレビあさ6時30分~
読売テレビあさ7時00分~放送#遠くへ行きたい pic.twitter.com/9wPIDCSwxA— 遠くへ行きたい【公式アカウント】 (@tohkuytv) May 31, 2023
今朝、呉が出ると言うことで見ていると、何と!!
俳優の村田雄浩さんが、故大林宣彦監督との思い出を訪ねる「あの人を思い出す 海辺のまちへ」。
尾道から始まり、呉へ。
呉では“てつのくじら館”を通り過ぎ、呉湾艦艇めぐりで船上から自衛隊の艦船や潜水艦を。
その次に場面が変わると
長浜第一公園(三角浜)!
防波堤で釣り人と会話をするシーンのあと、長浜のドローン映像が流れ、
同じ呉市内でも、車で15分も行けば、こんな港町も。
と、村田雄浩さんのナレーション。
長浜のシーンはそれだけだったけど、そのあとは小坪の“あき水産輝”さんを訪れ、大林宣彦監督との思い出の味、オコゼを。
オコゼの刺身と唐揚げ。
ちょうど今、呉では《呉おこぜフェア》を開催しているそう。(呉市Webはこちら)
興味のある方はどうぞ。
残念ながらこの番組の見逃し配信はないそう。。。
今日は法事にお参りしたお宅からの帰り、4月に完成した砂防ダムまで足を伸ばす。
えっ??
確かここには作業車両が上がるほどの大きな坂道があったような。。。
砂防ダムの側まで舗装された道を上り、
長浜を見下ろす。
衣姿でなかったら、ダムの上まで上がれたかも。。。
遠くへ行かなくても、近くでも知らないところはいっぱい。
6月1日(木)
今日から6月、衣替え。
今日のお葬式から色衣・七条袈裟・袴もすべて夏用に変えたため、何とも軽い。
そして、今日のお葬式は、喪主・親族のほとんどの方がマスクを外しておられたので(他の参列者はほぼマスクをしていたけれど)、参列者との距離が広く保たれているのを確認し、マスクなしでおつとめを。
いつ以来だろうと思うくらい久しぶりにマスクを外して葬式の導師。
マスクをしているとどうしても声をセーブしてしまうので、何だか心地よく。
ただ、あまりにもマスクに馴れすぎてるのか、途中で口の中が乾いてしまう。。。
午後5時から広ステーションホテルにて、呉東組仏教壮年会連盟の役員会。
こちらも役員・法中が揃って総会に向けての役員会と親睦会を行うのは久しぶり。
とは言え、6時からお通夜があったため、その時間抜けて再び合流。
今日のお通夜は午前中にお葬式をしたのと全く同じ会場だったけれど、参列者全てがマスク着用だったため、ここではこちらもマスクを着用したままで。
しばらくは周りの様子を見ながら、着けるところでは着け、外せるところでは外すことになるのかな。
5月6月は、いろんな会合が次々と。
少しずつ戻りつつあるのかな。