専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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4月17日(月)
今朝は新年度初めての広南小学校読み聞かせ。
昨年同様、新1年生を担当。
「最初が肝心」、1年生の子どもたちのこれからの読み聞かせを左右する大切な初っぱな。
そう思って教室に向かうと、子どもたちも先生も何だかキョトンと。
こちらも???と思っていたら、1年生の担任の先生も広南に就任したばかりで、読み聞かせのことをよく知らず、子どもたちに至っては。。。
まだまだマスクもしたままなので、これじゃまるで不審者状態。。。
とりあえず、読み聞かせのことを説明して、読む前に「運動会、楽しみな人!」と尋ねたら、ほとんどの子が手を挙げた。
先週末に来月開催される広南学園運動会の結団式があったと聞いたので、運動会と言えばこの1冊。
『ぼくのジィちゃん』 (くすのきしげのり 作・吉田尚令 絵)
「右足を前に出したら、次は左足を前に出す。それを誰よりも早くする。ただそれだけじゃ」
徒競走でいつもビリの2年生のヒロシくん。
走ることが嫌いなヒロシくんに、ジィちゃんからのアドバイス。
でも、ヒロシくんは「そんなのあたりまえ」と、ジィちゃんのことをカッコ悪いと思っていた。
そのカッコ悪いと思っていたジィちゃんが、何と!!
「おもしろかったです」
いつもより少し声を高めに。
届いてよかった。
4月14日(金)
団参(団体参拝)も終わり、そのあとは雨、そして黄砂。
団参の3日間はお天気も良く、いいご縁だったなぁと、つくづく。
本日、御本尊の阿弥陀さまが専徳寺へお戻りに。
仮の御厨子と台座が運び込まれ、そこに阿弥陀さまが。
親鸞聖人御絵像、蓮如上人御絵像も丁寧に梱包されて運び出された。
とりあえず、これまでは小さなお名号の前でおつとめしていたけれど、御本尊がここに戻ってきてくださった。
最後の釘隠し等も運び出され、これでしばらく修復作業も一段落。
団参から戻ってきて、一番驚いたのは蓮の鉢にいるボウフラ。。。
これは大変と、黒メダカをお取り寄せ。
黒メダカだけでなく、スジシマドジョウ、ミナミヌマエビも。
どれも可愛らしいけど、ちょっと地味だったかも。。。と。
メダカを鉢に放すと、勢いよく泳ぎだした。
ただ、一つの鉢で時折何か引っかかるような姿が見られたので、?と思い、スッと柄杓を水の中に入れると、水の中から網のような藻が出て来た。アミミドロと言うらしい。
この網にメダカがひっかかってたみたい。
午後から雨が降り出したので、ちょっと心配だけど、みんな無事ここで育ってくれたらいいな。
4月10日(月)
今日はいよいよ親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要へ。
お晨朝が朝6時からなので、ホテルを5時半に出発。
阿弥陀堂で讃仏偈のおつとめ。御影堂ではいつも正信偈と和讃の繰り読みをしていたので、このたびは何の御和讃だろうと調べてみたら、「正信偈和讃譜」と記されていた。
何?と思って調べたら、このたびの法要に合わせて新しく作られた正信偈のおつとめのことだった。
法中会で毎月練習しているのだが、先日の法中会で法要ではこれまで依用してきた十二礼の節の第二種と呼ばれるおつとめだと聞き、じゃ、この練習は何?と不思議に思っていたが、これをお晨朝でおつとめ。
ホテルで朝食を済ませ、午前中の法要に参拝。
このたびも団参担当なので、代表で受付手続きを済ませ、記念撮影をし、いよいよ御影堂へ入堂して法要参拝。
前から4列目だけど、1番端の席。。。
専徳寺の本堂の外陣に柱がない、その有り難さをつくづくと。
そのあと、飛雲閣を見て、時間があったので龍谷ミュージアムへ。
「真宗と聖徳太子」展
こちらもなかなかの見応え。
そのあと、昼食を済ませ、一路淡路島へ。
北丹震災記念公園に。
阪神淡路大震災の時の野島断層が保存されている。
口々に、あのとき自分はどうだったかと言う話をしてくれる。
私は京都の下宿先で寝ていた時に大きな揺れ。
結構な長さだったので、建物がこのまま倒れるのではと思ったほど。
次はいつ来るか分からない災害。
気を引き締めて。
夜は洲本温泉に宿泊。
コロナでカラオケは禁止だったけれど、皆さん和気あいあいと。
4月9日(日)
4月9日より11日まで、2泊3日の呉東組団体参拝。
専徳寺は第1班。
第2班は4月27日からの1泊2日コース。
当初、募集定員60名だったけど、体調不良等でキャンセルが出たりと最終的に47名。
専徳寺から5名のご門徒さんと住職の6名での参加。
バス2台なので、ゆったりと。
朝6時15分に長浜桟橋をバスで出て、お昼前に京都へ到着。
昼食後、集合時間まで30分あったので、昼食会場のそばに真宗大谷派の岡崎別院があったから、そちらへ参ろうと思ったら、ただいま工事中。。。
仕方なく、地図を見ると、黒谷光明寺がすぐ裏にあったので、ふと五劫思惟の阿弥陀さまを思い出し、行ってみることに。
浄土真宗最初門をくぐり、境内に入ったもののどこにあるのか分からない。。。
売店があったので、スマホに五劫思惟の阿弥陀さまを表示させ、「この五劫思惟の阿弥陀さまはどこですか?」と尋ねたら、「あ〜、アフロですね」と丁寧に教えてくださった。
「アフロでなく、五劫思惟の阿弥陀さまなんだけど。。。」
とりあえず急いで写真だけ撮ってバスで大谷本廟に。
そのあと、専徳寺の御門徒さまを納骨堂にお連れしてお参り。
ちょっと上まで上がってみたけど、このお墓は圧巻。
そして、本日のメイン、京都国立博物館で開催中の親鸞展に。
こちらも圧巻。
本願寺に近いホテルに宿泊。
出発が早かったのと、翌日のお晨朝(お朝事)参拝に備え、早めの夕食。
夕食後、まだ夜も早いので一人東本願寺へ。
お東さんでも慶讃法要があり、期間中涉成園(枳殻邸)がライトアップされているとの情報。
ただ、「9日より14日までライトダウンしてのイベント(月夜書屋)を実施予定」と記されていたので、ライトダウンとは真っ暗なの?と思いながらも向かってみた。
ライトダウンとはいいながら、なかなかきれいな姿が見れた。
こちらの建物の中でいろいろな本を自由に読むことが出来る。
そして周辺にも花灯路があり、山門もライトアップ。
帰りに本願寺前に行くと、こちらは。。。
今夜はお隣さんでよいご縁をいただいた。