専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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令和5年1月1日(日)
新年明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨日、昨年?、大晦日はいつものようにバタバタと。。。
最後のお葬式が午前中あり、その前後に除夜会の準備。
花手水は、先日の法座の時の花手水の菊、仏華の菊があまりにもきれいに残っているので、それに加える感じで。
午後から竹灯りの準備。
年末に広南中学校で行われたイルミネーション。
そこに飾られた竹灯り。
せっかくなので、除夜会に使わせていただきたいとお願いし、一部をお借りした。
中学校ではLEDライトだったけれど、こちらはキャンドルライトで。
夜、11時30分に総代さん方が来られるので、それまでにある程度準備を整え、12時により除夜会のおつとめ。
そのあとは、本堂内での新年の挨拶はやめ、境内に。
コロナの感染予防もあってか、ご高齢な方はいつもより少なかったかも。
若い方の姿が、小さなお子さま連れの方の姿が目についた。
除夜の鐘をつき、本堂で焼香したあと、思い思いの願いを書いた紙を巻いたキャンドルグラスを、蓮の花に載せて境内を彩る。
フローティングキャンドルを浮かべた花手水の周りにみなさんお供え。
それをスマホで撮影される方も多く、一夜限りの光景を楽しんでいただけたよう。
1時前には訪れる方もなくなり、総代のみなさんも帰宅の途に。
誰もいなくなったろうそくを一つ一つ吹き消して終了。
そして、朝を迎え、9時から元旦会。
元旦会には、入り口に暖かマットとリーフレットを用意。
ごあいさつと数時間前の除夜会の写真、そして『教行信証』総序の御文をササッと作成して。
正信偈のおつとめのあと、総序の御文を拝読。
午後から子どもたちに手伝ってもらって、竹灯りと蓮のキャンドルの後片付け。
今回の巻紙には、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年のロゴを。
今回は70個ほどの蓮の花が飾られ、そこにそれぞれの願い。
家族の健康を書いておられる方が多かったかな。
「お花のようにきれいになりますように」
と、かわいらしい願いを書いてあるのにホッコリ。
今月末には初めての試み。
「新年お寺でコンサート」
「お寺で」
ようこそのお参りでした。
12月27日(火)
連日お葬式。
今日は瀬戸内葬祭の会館にて午前中お葬式。
お葬式を終えて外に出ると、あれ?
耳慣れた鳥の声が上から。
でも???
上を見上げると、数羽のツバメが飛ぶ姿。
越冬つばめ?
暖冬とはいいながらも、さすがに先日の寒さは。。。
ヒュルリ ヒュルリララ
無事春を越せますように。
今夜は今年最後の呉東組法中会が法謙寺にて。
5時と6時、久しぶりに2件のお通夜をつとめて。
1月31日に呉東組実践運動研修会開催予定。
組の重点目標に掲げた「郷土の歴史のなかにみ教えを求めて」をテーマに、妙好人を研究されている神英雄先生をお招きして、長浜の九右衛門の息子の話を。
2019年5・6月号の『自照同人』に「岩見の妙好人に学ぶ 神祇護念を説く僧純 ――芸州九右衛門男――」と題して紹介されていたそうで、組長さんより拝借。
長浜には真宗の御教えを大切にする土徳が形成されたとみられる。長浜で暮らす同行が御恩に感謝し、それを次世代に伝えるべく祭りを生んだとしても不思議でない。
神先生の話は、取材に同行した方々から断片的に聞かせていただいたことがあったが、実際にお話を伺うのは初めて。
良いご縁となりますように。
12月26日(月)
先週末の法座直後にやってきた寒波もおさまり、今日は穏やかな週初め。
今朝は広南中学校へ。
今年は急な寒波到来により、なかなか大変だった広南イルミネーション。
HMⅡ企業企画は、地域貢献を大切にしている。
このたびの広南イルミネーションに今年は竹灯りをすると聞き、専徳寺でも大晦日の除夜会に竹灯りをここ数年しているので、そこに子どもたちが作った竹灯りを飾らせていただけますか?と、先日学校に問い合わせたら、快くお貸しいただけることに。
冬休みに入り、今日はその片付けをするので、一部をお借りしに学校へ。
子どもたちの地域に思いが届くといいなと願いながら。
午後から呉市文化振興課、呉東消防署より担当の方にお越しいただいて、年明けの文化財防火デーの打ち合わせ。
県の史跡、石泉文庫の防火訓練に向けて。
1月27日(金)午後1時30分に石泉文庫へ集合。
午後2時に出火通報予定。
呉東消防署より消防車がやってきて消火活動。
そのあと、石泉文庫から専徳寺境内へ場所を移し、例年通り水消火器を用いての消火訓練、天ぷら油の火災実験。
総代さんから南海トラフ地震に備え、文化財だけでなく、どうしたら我が家を、また地域を火災から守れるか、それを消防署の方より伝えていただきたいとの意見。
その道のプロから話を聞く。
これが一番効果があるのだと。
今年もあと少し。
まだまだすることが山積しているけれど、一つ一つ。
12月22日(木)
昨日の雨が上がり、今日は今年最後の法座、仏教壮年会・仏教婦人会法座。
朝、花手水の準備。
そして、9時からの朝席と13時からの昼席の2席。
今年最後の法座は、みなさんの笑顔で締めくくることが出来たらいいなぁと、御講師は三次市善徳寺 長谷川憲章師。
「あなたに会えてよかった」
以前、本願寺新報に紹介されていた御自坊の遺影撮影会の話を。
毎年遺影撮影会をされて、もう4回目になるそう。
笑顔で毎年撮り重ねていく話を、なかなか興味深く聞かせていただいた。
年を重ねていくと、だんだんと自分の写真も家族の写真も数が減ってくるので。
ここ最近、遺影の話にまつわることを最近いろいろと聞かせていただいたので、それとも重ねながら。。。
また、このたびはこちらの希望もあり、朝席も昼席も歌を聴かせていただいた。
デリケートな話も笑顔を交えながら、楽しく笑顔で。
最後に披露してくださった自ら作詞の『桜杜人』。
専徳寺に植えた薄墨桜。
ふと、そのことを。
ご縁が整う。
整わない方が良いご縁も時にはあるけれど、ご縁が整って良かったと思うご縁を。
広島はこれから寒くなるそう。
どうぞお気を付けて。
ようこそのお参りでした。