専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
8月31日(水)
暑かった8月も今日で終わり。
日中はまだまだ暑い日が続いているけれど、朝晩は過ごしやすくなってきた。
境内からセミの声も聞こえなくなり、静かに。
そして、夜は秋の虫の声。
今夜は大広真光寺にて呉東組法中会。
真光寺といえば、『本願寺新報』9月1日号に、
2018年7月の西日本豪雨災害で流された真光寺橋再建の記事。
あれから4年。
長浜もしばらく陸の孤島となった豪雨災害。
テレビで真光寺橋が流されていく動画を何度も何度も見たあの時のことを思い出す。
しばらくこのあたりを通る機会もなかったので、いつの間に?と。
小坪の砂防ダムは完成したみたいだけれど、長浜はまだまだ工事中。
夜だったので、新しい橋を見ることは出来なかったので、また近いうちにでも。
8月21日(日)
お盆も明けて、8月もあと10日。
夏休みも終わりに差し掛かっている中、新型コロナウィルスの感染が再び拡大中。。。
お盆の間にキジバトのヒナの姿を見なくなった。
無事巣立ったのかなぁと、気にかけながら。
ツバメもあんなにたくさん電線に並んでいたのに、ほとんど姿が見えなくなった。
無事南へ渡ったかなぁと、気にかけながら。
夜には秋の虫の声が聞こえてくるようになり、少し秋の気配が感じられるようになったのかと思うけれど、日中はまだまだ暑い日が続く。
読経中にマスクが湿ってくると、息継ぎするのが。。。
お参り先で、「見ましたよ」と言われる呉市の「市政だより 9月号」。
「地域に根付く歴史文化を知る」という特集で、「石泉文庫及塾」が取り上げられた。
しかも、3面目に大きく1面。
紙面を見た家族に、「何で眼鏡掛けた写真?」と聞かれ、これは元々は「本を読んでるところを撮らせてください」って眼鏡掛けたまま撮られてる時に、「ちょっとそのままこっちに目線をください」と。
写真だけではその前後の物語が分からない。
印刷前に確認を求められ、「内容はいいと思うのですが、私の写真がちょっと大き過ぎるような・・・」と伝えると、「皆さんに知っていただかないといけないですから」と。。。
何はともあれ、PRになれば。
今年新しく取り入れたのは、「ネッククーラー」と言う冷蔵庫でしばらく冷やして首に巻くとヒンヤリするグッズ。
お参り中にはさすがに巻かないけれど、庭の清掃時に大助かり。
そして、充電式の扇風機。
お内陣でおつとめする時、扇風機に長い延長コードを用意する必要もなく、木目調なのでそれほど目立たずスッキリと。
お寺の中ではいろんなところに持ち歩いているのだけれど、さすがに外出先は。。。
今日も昨日も、仏壇じまいのお参りが一件ずつ。
これから家を壊すため、お仏壇にお礼のお参りの依頼。
家具や電化製品はほぼ取り払われているので、電気はつくけどクーラーも扇風機もなし。
それでも、「だいじょうぶです」と言いながら、滝のような汗をかき、扇風機持ってくれば良かったかもと。。。
そこにまるでコントのように、うしろでお参りされている方が団扇をパタパタ。
皆さんお揃いの団扇には、
「地獄に極楽」
え???
どうやら別府温泉で貰った団扇のようだったけど、団扇を持っていない私だけが地獄のような。。。
それはさておき、昨日と今日、総代さん方が担当地区にお配りいただく『念佛日和』を取りに来てくださった。
これから世話係さんにわたり、皆さんのお宅へと。
またお世話になります。
8月15日(月)
3年連続、今年も長浜の夏祭、西脇神社の祭礼は中止。
そして、戦没者追悼会も盆踊りも。
そんな中、朝9時より盂蘭盆会。
と言っても、コロナ感染拡大中につき、ひっそりとおつとめのみ。
おつとめのみとは言え、それだけでは。。。
このたびも寺報『念佛日和』特別号を配布して、法話の代わりに文書伝道。
後日、総代・世話係にご足労いただいて、来られなかった方にもお届け予定。
そして、花手水。
あれ?昨年のお盆に花手水をした記憶がない。
そう思って昨年のぶろぐを見返すと、昨年は大雨警報が出て、花手水は中止だったと。。。
早朝より花手水を準備して、水撒きをし、そして境内の清掃。
このたびはヒマワリをどうしても入れたかったので、前もって花屋さんにお願い。
ヒマワリばかりだと色が短調になってしまうので、グリーンのアジサイと白いトルコキキョウを添えて。
ヒマワリはウクライナの国花であるとともに、ロシアの国花。
一日も早くヒマワリの咲く穏やかな日常が戻ることを願って。
そして、今年は親鸞聖人像の前に盆灯籠を立ててみた。
お盆のことをいろいろ調べている中で、こんな小説を見つけた。
うえむらちかさんの『灯籠』。
その帯に、何と今は亡き大林宣彦監督が!
表紙の盆灯籠とその帯に惹かれ、Amazonで買い求めたら、そこに帯は付いていなかった。。。
何はともあれ、盆灯籠って、広島出身の方には懐かしいお盆の光景なんだなぁっと。
そして、是非火を灯してみたいとの思いに駆られ、
夜、キャンドルを灯す。
コロナが落ち着いた後、お参りされた方の心に残る光景を試行錯誤。
ようこそのお参りでした。
8月10日(水)
連日暑い日が続く。
昨日と今日、小坪説教所で予定されていた盂蘭盆会は中止。
先週、バタバタしていて書き忘れていたことを。
まず、8月4日(木)、クロガネモチの倒木で被害に遭われた前のお宅の屋根、前の道のガードレール等の破損の修理が完了。
左側に映っているブルーシートは、石泉文庫の塀に当たり、こちらは県の史跡のため、修復工事にはもう少し時間がかかりそう。
そして、おりづるタワーに現在安置されている広島大仏。
いろんな歴史を経て、奈良の極楽寺におられる阿弥陀さま。
出開帳プロジェクトで里帰りし、現在おりづるタワーに。
今朝、有志の方が本堂のお掃除をしてくださった。
そんな中、本堂の上からキジバトの声が聞こえてきた。
巣に戻ってきたのかなと、ビデオを設置して待っていると、石灯籠の上に下りてきて、しばらく辺りを見回し、慎重に巣へと。
翼をバタバタと羽ばたかせ、エサを激しく求めてる。
それでも全く音も立てず、すごいなぁ。
暑い中、元気に!