専徳寺のぶろぐです。
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10月3日(月)
今日から3日間、白岳地区の報恩講。
今朝、窓の外で、今秋初めてモズの高鳴きを聞いた。
この声を聞くと、
ちいさい秋 みつけた
モズといえば、あんまりいい話が残っていない。
5月に当ブログで紹介した「忍音」。
そこにホトトギスとモズの話が出てくるように。
そして、モズといえば、早贄(はやにえ)。
捕獲した虫などをとがった枝の先に突き刺すことで知られる。
お釈迦さまがたとえ話でこのモズの話をされているそう。
モズは、冬に備えて虫やカエル・トカゲなどを捕まえては枝の先に突き刺している。
そのモズは、突き刺したエサの場所を忘れないようにと、空にある羊雲を目印にしようとした。
でも、その目印であるはずの羊雲は、どんどん動いている。
それで、モズは早贄にしたエサを食べれずに過ごしているのだと。
これは、何をよりどころとして生きるかのたとえ。
モズは、漢字で「百舌」とか「百舌鳥」と書く。
これは、二枚舌ならぬ、百枚も舌があるというわけではない。
いろんな鳴き声をマネすることができるからだそう。
一度だけ、まるで小鳥のさえずりのような声を出しているのを聞いたことがある。
『阿弥陀経』のなかに、
白鵠・孔雀・鸚鵡・舎利・迦陵頻伽・共命之鳥
と、浄土にいる六種の鳥の名前が出てくる。
そのなか、「舎利」。
この「舎利」を中国の経典の注釈書には、「鶖」とか「鶖鷺(しゅうろ)」、また「鸜(ははつちょう)」、「鴝鵒(はっかちょう)」などと書いてある。
「鶖」とか「鶖鷺(しゅうろ)」とは、水鳥のことであるので、少し意味が違うように思うが、「鸜」とは九官鳥、「鴝鵒」はハッカチョウといって、どちらも黒くて人間のことばを真似ることができる鳥のこと。
ただ、その後にこれらの鳥は「百舌鳥」のことであると書かれてある。
九官鳥とモズは姿も声もまったく違う鳥ではあるが・・・。
これは、当時の中国で、恐らく九官鳥やハッカチョウという鳥を見たことのないものにとって、ことばで何と説明しようと、その姿は分からない。
そこで、モノマネをする鳥といえば「モズ」のような鳥。ということだったのだろう。
まったく違った鳥ではあるが、中国では浄土の鳥「舎利」はモズのこととして訳された。
なかなか他の鳥と違って、浄土の鳥?という感じではあるが、そんな鳥がそのままの姿でいるのも浄土かな。
9月30日(金)
9月最終日。
今日で小坪地区の報恩講が一段落。(臨海・東小坪を除く。)
初日こそ台風が心配されたが、今日も雨が少しぱらついた程度。
おかげで無事終えることが出来た。
この小坪には、『広小坪地区の褶曲(しゅうきょく)と断層』が、呉市の天然記念物に指定されている。

長浜でも、長浜公園(通称:三角浜)で花崗岩の方状節理というものが見れるのだそう。
ジュラ紀の地層だそうで、大昔アラメの鼻の専徳寺墓地あたりは海の下だったそう。
昨日もそうだったが、昼前の満潮時、海面がすぐそこまで。
1年で一番潮位が高くなる時期だそうが、これまでこんなに高くなることはなかった。
また、古代の海へと戻っていくのだろうか・・・と、ふと思う。