専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
6月19日(日)
今夜は仁方の浄徳寺にて我聞会例会。
『蓮如上人御一代記聞書』の(105)(106)を輪読。
宿善・無宿善、「まきたて」の話。
「まきたて」とは、畑に一度種をまいただけで、何も手を加えないということ。
蓮如上人は、仏法についての“まきたて”はよくないとおっしゃられた。
一通り仏法を聞いただけでもう充分と思い、自分の受け取ったところを他人に直されたくないと思うのが、仏法についての“まきたて”。
「聴聞」。
ただ信心はきくにきはまる。
まいた種に、水をやり、肥料をやり、充分な日光が当たり、いろんなご縁がととのって、美しい花を咲かせ、実を結ぶ。
信心も、いろんなご縁がととのって、こころに念仏の花を咲かせる。
法話では、初めて「仏様のことば(丁度よい)」と言う詩を紹介していただいた。
仏様のことば (丁度よい)
お前はお前で丁度よい 頭も体も名前も姓も
お前にそれは丁度よい 貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
地獄へ行こうと極楽へ行こうと
行ったところが丁度よい
うぬぼれる要もなく
卑下する要もない
上もなければ下もない
死ぬ日月さえも丁度よい
仏さまと二人連れの人生
丁度よくないはずがない
丁度よいのだと聞こえた時
憶念の信が生まれます
南無阿弥陀仏
この詩は、石川県の常護寺(大谷派)の坊守 藤場美津路さんが寺報に載せたものが、いろんな形で広まり、最後の5行を省いて、木札に「良寛作」として書かれ、スキー場や観光地でも売られていたのだそう。
「丁度よいのだと聞こえた時、憶念の信が生まれます」
これが今日の『聞書』のとおりではないだろうか。
6月18日(土)
午後1時30分より、広老人集会所において、聞名講役員会が開かれ、組長と聞名講担当の私が同席させていただいた。
今年度の新役員の顔ぶれは揃っていたものの、講長以外のその他の役職については保留のままだった。
今日は、その役職を決める役員会ということでの同席。
副講長・総務・会計・会計監査・常任委員が決まる。
だんだん、講員数も減ってきているそうだが、130数年の歴史を持つ聞名講。
新しく役員になられた方々も加わって、新たなスタート。
それから、今日本願寺では東日本大震災で被災された方々の百か日法要が営まれた。
あれから100日。
まだまだ復興にはほど遠い。
義援金はこれからもご協力をお願いしていくことになるが、時間が経てば次第に難しくなってくるだろう。
そんななか、今日屏風のレプリカなどが届いた。

『SLAM DUNK』や『バガボンド』で知られる漫画家井上雄彦(いのうえ たけひこ)氏が描いた『親鸞』と題する屏風のレプリカ。
そのほか、ポストカードやポスターも一緒に。
この屏風は、東本願寺(大谷派)が、このたびの親鸞聖人750回大遠忌を記念して依頼したもので、東日本大震災の前日3月10日に描き上がったのだそう。
本来関連グッズ等は製作しない予定だったのを、東日本大震災への復興支援として、収益をすべて寄付しようと、井上氏のサイト フラワーで通信販売が始まった。
これからはこうした支援のあり方も大切になってくるかと思う。
昨日までの団体参拝。
バスのなかでの最後の挨拶でも触れたが、旅行をして、たくさんのお土産を買って帰る。
これも、復興支援につながっていく。
ただ自分の欲しいものを買うというのではなく、そこに少しでも世のなかのためになれば、東日本復興のためになればと、こころを添えて買い物する。
そうやって日本を元気にしていくことも大切なことだろう。
「ともにがんばろう」。
専徳寺から、呉東組から発していくメッセージ。
6月17日(金)
団体参拝3日目。
心配された雨もあがり、最終日を迎える。
一行はバスで今津港へ向かい、そこからチャーター船に乗って竹生島へ。
165段もある急な階段をみんな元気に登って宝厳寺と都久夫須麻(つくぶすま)神社に。
アオサギやカワウなどのコロニー(集団営巣)があるため、たくさんのサギやウが頭の上を飛び交う不思議な光景。
彦根では、昼食後に彦根城に。
天守閣には登らず、玄宮園と呼ばれる庭園を散策しながら、お城を眺める。
この後、帰路に。
帰りの山陽道は日も差し、渋滞もなく、スムーズに。
それでも、長浜に帰ってきたのは、夜8時をまわった頃。
たくさんの荷物を抱え、みなさん笑顔で自宅へ。
大変おつかれさまでした。
そして、良いご縁をいただきました。
それから、このたび掛かっていた打敷がこれ。
一般寺院の打敷やお仏壇に敷く打敷は、三角形。
でも、本願寺の打敷は四角形。
本願寺では、外陣から見えない本尊側にもちゃんと文様がほどこされる。
これだけ大きな打敷を、どのように掛け、どのように仕舞うのだろうと、ふと思う。
6月16日(木)
団体参拝2日目。
今朝は曇り。
朝6時のお晨朝に参拝。
阿弥陀堂は、足の踏み場もないほど満堂。
たくさんの方が朝早くからお参りされる。
引き続いて御影堂で正信偈和讃の真譜。
本来なら御正忌の1月16日のお晨朝のみお勤めされる真譜。
この御遠忌中だけ、16日にお勤めされることに。
昨日の法要ではゆっくりできなかった御影堂にしばらくお参り。
朝食を済ませ、龍谷ミュージアムに行き、再び午前の法要中の境内を散策する。
その後、雨の降るなか、大谷本廟で納骨をされる方の納骨。
昼食後、一路比叡山へ。
霧にかすむ比叡山。
肌寒いなか、傘を差しての参拝となった。
東塔の講堂と根本中堂を拝観。

その後、西塔の常行三昧堂へ。
親鸞聖人の奥さま恵信尼公が、末娘の覚信尼に宛てた手紙のなかに、
殿の比叡の山に堂僧おわしましける
と書かれていたことから、親鸞聖人は比叡山の横川で常行三昧をする堂僧であったと見られている。
横川の常行三昧堂は無くなり、現在残っているのはこの西塔のみ。
そのなかに入れていただく。
雨のなかの参拝であったが、九州地方では大雨だそう。
今夜は雄琴温泉。
明日一日、良い一日となればと思う。