専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
今日は名田仏教婦人会の会員7名の方と一緒に、横路にある特別養護老人ホーム『延寿荘』を訪問。
これは呉東組仏教婦人会連盟の活動の一環で、この延寿荘と広白岳にある成寿園を各仏教婦人会が順番に訪問している。
正信偈をみなさんと読誦し、そのあとで法話。
お昼から水の出が悪くなり、おかしい、おかしいとその原因追及。
蛇口をひねれば水が出る。当たり前のように思っていることがそうでなくなったとき、人間はアタフタしてしまう。
呉市水道局のホームページを見て、事故のために広・仁方方面の水圧低下・断水になっていると知り、自分の家が問題でないことを知るが、理由が分かっても、復旧する目処がたたないことには・・・。
そんなことから法話をはじめた。
「長浜じまん」と題して、長浜小学校のホームページに、小学校6年生の児童が「宇都宮黙霖」のことについて調べ、それをYouTubeに投稿して紹介しています。
昨年の夏、虫干しの時に手伝いに来てくれました。
その時の模様をこちらもYouTubeに紹介しました。
先日、大阪在住の学友塚田氏から1冊の冊子が送られてきた。
法蔵館の「ひとりふたり・・」という施本(小冊子)で、そのなかの「真宗をめぐる人々」に寄稿している。
「カルピス」誕生物語
乳酸飲料の「カルピス」について書かれてあった。
カルピスは、三島海雲(みしまかいうん)という人が生み出したもので、三島海雲は大阪府箕面市「教学寺」の出身。塚田氏のお寺である。
カルピスの語源は、「カルシウム」の「カル」と、古代インドのサンスクリット語「サルピス」の「ピス」を合わせた造語だそうだ。
サルピスとは、熟酥味(じゅくそみ)。
『涅槃経』に、乳のたとえが用いられ、牛乳を精製する過程を乳(にゅう)・酪(らく)・生酥(しょうそ)・熟酥(じゅくそ)・醍醐(だいご)の五味(ごみ)に分け、牛からしぼられた牛乳は、次第に熟成されて最高の美味、「醍醐味(だいごみ)」となる。お釈迦さまの説かれた教えも熟成され、お釈迦さまが最後に説かれた『涅槃経』は最上の教えであると説かれているところに由来する。
三島海雲は、最初「醍醐味」という乳製品を製造販売するが、採算が合わず断念した。その「醍醐味」の製造過程に残ってしまう脱脂乳から、カルピスが生まれたのだそうだ。
《参考》カルピス
乳製品では、めいらくグループの「褐色の恋人スジャータ」も、お釈迦さまに乳粥をさしあげた女性スジャータに由来するのは有名な話だ。
そして、この広島にはチチヤスという乳業会社がある。
このチチヤスは、明治時代に安芸門徒 野村保氏等が、仏法をひろめるために作った闡教部(せんきょうぶ)という組織がある。その闡教部が光道館私立小学校(現在の光道会館)を設立し、その事業資金のために作った広島ミルク会社がその始まりだそうだ。
《参考》チチヤス
また、広島で初めて作られた銀行、広島商業銀行(のち芸備銀行)も、闡教部の活動資金を確保するために作られた。
《参考》芸備銀行塚本町支店
チチヤスの話は以前聞かせていただいたことがあるが、カルピスのことを知り、改めていろいろ知る機会をえた。なにごともご縁である。感謝[E:confident]