6月5日(木)
本願寺第二十四代御門主 即如上人がこのたび退任され、明日第二十五代 専如上人へと代替わりをされる。
今日は、午後3時30分より門主としての最後の御消息披露。
朝から予報では雨。
広島も昼前に土砂降り。
それでも岡山、新神戸と晴れ間が出ていたので、どうなることかなぁと思いながら、京都に到着。
どんよりと曇り空ではあったが、法要の1時間前で余裕で到着したと思っていたのに、御影堂に向かうとすでに満堂。
隙間を見つけて入ったら、そこは畳のない柱と柱の間の板の間。
それでも堂内に入れ、しかも御消息披露だけなので、板の間でも少しくらいの正座で済むと思っていたら大間違い。
御消息披露の後に、当門さま最後の日没勤行が。
日没勤行の後に御門主さまの手で御真影さま(親鸞聖人像)のお厨子が閉扉され、鍵が掛けられる。
何とも厳かな瞬間に立ち会えた。
その後、閉扉された御真影さまの写真を姿を撮ろうとたくさんの人。
即如御門主とのいろいろな思い出を思い出しながら、最後の声を聞かせていただいた。
明日の御晨朝より新門主さまの御調声。
今日のご縁にあわせていただいたことに感謝。