呉東組法中会

7月29日(火)

今夜は川尻真光寺にて法中会。

いろんな報告、確認事項が次々と。

 

それはそうと、今日『広島弁トランプ』なるものを購入。

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広島県民が広島弁トランプを買ったところで・・・なんて思っていたが、サンプルにあったことばについつい惹かれて。

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クラブの9。「おじんじょ」

聞いたことのないことばに、「おじんじょ」?????

 

すぐに思いついたのは「お晨朝(おじんじょう)」。

お朝事、朝のお参りのことを「お晨朝」という。

でも、「おじんじょ」=お晨朝ではないだろうが・・・と思いながら。

 

調べてみると、「おじんじょ」とは、この辺りでは聞かないが、正座のことをいうらしい。

この辺りでは、「おぎょうぎ」。

お参りに行くと、正座ができない方が、「おぎょうぎができませんけぇ」と。

 

何はともあれ、「おじんじょ」=正座というのも、恐らく「お晨朝」に由来するのかな。

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石泉社の社則の第一条は、

晨昏勤行不可懈怠事 (朝・夕のお参りを怠ってはならない)

 

「おじんじょ」。

やっぱり安芸門徒かな。

2014年7月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 7月例会

7月24日(木)

今日も暑い一日に。

今夜はお通夜にお参りしてから、我聞会で仁方の浄徳寺へ。

 

輪読の『蓮如上人御一代記聞書』は(168)(169)。

(168)は、蓮如上人は、小紋染めの小袖をつくらせて、大阪御坊の居間の衣掛けに掛けておかれたそうです。という担当者泣かせの短い一文。

昔の解説をいろいろ見ても、いろんな説の分かれるところ・・・。

(169)は、蓮如上人がお食事を召し上がられるとき、合掌されて、「阿弥陀如来と親鸞聖人のおはたらきにより、着物を着させていただき、食事をさせていただきます」と仰せになられていたとの御文。

衣食住の三は念仏の助業なり。

法然聖人のおことばより。

 

法話では、「宗教を聞いて何か良いことあるの?」と質問された時のお話から。

それに答える若い僧侶の真摯な姿勢に刺激を。

 

いずれもいずれもお念仏のご縁。

 

2014年7月24日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

前住職一周忌法要

7月22日(火)

中国地方も梅雨明けし、青空のひろがる暑い暑い夏へと突入。

 

今日は専徳寺前住職一周忌法要。

親戚・親族・総代のみなさんにお集まりいただいての法要を、善通寺御住職を御導師におつとめ。

一周忌の御法事にお参りさせていただく機会は多いが、施主として一周忌のご縁をいただくのは初めて。

今日の御導師の法話にあったように、俯瞰すると見えてくるのかも知れないが、まだまだ1年経ったという実感は湧いてこない。

 

恐らく、8月15日夜の毎年恒例の戦没者追悼法要をおつとめし、それが終わったときにあの日の夜のことを思い起こすのだろう・・・。

この一周忌を通して、それぞれのお方の父の思い出をチラッと聞かせていただき、これから迎える初めての祥月命日を迎えた時に・・・と。

そう思うと、大切なご縁。

 

みんな帰ったあと、夜は子どもたちだけの花火大会。

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おじいちゃんの思い出は消えてしまうかも知れないけれど、おじいちゃんの法事の夏の思い出として残ってくれたら。

2014年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫虫干し法座 4日目

7月17日(木)

朝席で石泉文庫虫干し法座も御満座。

この時期、これまで聞かせていただくばかりだったご縁を、このたびはお取り次ぎ。

いつもなら、聞かせていただきながら、セミの声が聞こえていたのに、このたびばかりは法座が終わって、あ~セミの声がいつの間にか・・・と。

良いお天気となり、法座の後、みなさんお手伝いいただいて、本を石泉文庫へと。

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今日は小学生のお手伝いもないので、何往復もしながら次々と。

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石泉文庫までの細い道を運び、そして石泉文庫では2階へ納めるため、手渡しで次々と上げていく。

どんなに時代が変わっても、200年近く変わっていない光景かな。

 

暑いなか、汗だくで終え、一安心すると同時に、こうして今年も元気に運ぶことが出来たとお念仏。

 

お疲れさまでした。また、ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座 3日目

7月16日(水)

今日も引き続き、石泉文庫虫干し法座。

朝席に続いて、みなさんと一緒に本を干す。

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本を干し終わった後、広南中学校から見学に。

保育所がここにあった頃、保育園児も一緒に本を運ぶのを手伝っていて、その頃の卒園児が現在中学校で先生に。

その先生がその頃のことを憶えていると話してくださる。

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今日も『般舟讃』より。

「随機説法」「八万四」と出て来る御文をいただきながら、こうして干したたくさんの経典の中から私たちは「南無阿弥陀仏」のお念仏に出遇えているんだんなぁと。

 

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座 2日目

7月15日(火)

天気予報で一週間前からずっとこの日が気になっていたが、今朝は晴れ。

石泉文庫虫干し法座2日目。

朝席が終わると、みなさんせっせと石泉文庫から専徳寺へ本を運ぶ。

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今年も広南小学校6年生のみなさんも一緒。

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そして、本堂へ本を叩くパン!パン!という音を響かせ、干していく。

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みんな、古い古い本に興味を示しながら・・・。

 

そのあと、石泉文庫のことなどをプロジェクターを使って説明。

汗だくになりながらも、みんな一生懸命。

 

虫干しのため、昼席はおやすみ。

静かな境内に何と一匹の長い長~い

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アオダイショウ!

どこに行くかと思っていたら、何と親鸞聖人の足元に。

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さすがに好きになれない姿ではあるけれど、先日次男がトイレに入った時、ヤモリの子どもが壁をスルスルッと・・・。

小さな小さなヤモリだったが、次男にとってはヘビに見えたそうで、血相を変えて一目散に逃げ出した。

そんなこともあって、ホンモノのヘビの姿を写真に。

 

私たちの見ているものは、自分の好き嫌い、主観で見てしまうものばかり。

『般舟讃』の「或漸或頓明空有 人法二障遣双除」より、そんなことからお味わい。

 

ようこそお参りくださいました。

くれぐれもヘビには気をつけて。

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石泉文庫虫干し法座 1日目

7月14日(月)

今夜から石泉文庫虫干し法座。

それに先立って、昼から総代・仏教壮年会の協力で、虫干し用のロープが本堂に張られた。

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このロープも張り方にコツがあるようで、みなさん苦戦しながら・・・。

ただ、たるまないようにピンと張っていると、「あんまり張りすぎると、女性から高すぎて本が掛けられない!と、いわれますよ」と。

なるほど。ただ張りさえすれば良いのでなく、だらんと下がらず、ちょうどよい張り具合が求められる。

 

講師はこのたび私住職が。

父、前住職の一周忌を前に、私なりの一周忌としたい思いもあり、父の好きだった梵唄、『般舟讃』をみなさんと一緒に読誦した後、そのお味わい。

 

明日は朝席の後、石泉文庫より本を運ぶ。

広南小学校6年生のみなさんもお手伝いに来てくれるので、お天気だけが心配。

 

ようこそのお参りでした。

2014年7月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

長浜女性会総会

7月9日(水)

台風が近づいているのが嘘のように静かな静かな一日。

明日は聞名講も中止、呉市内の公立学校も早々と休校の知らせ。

 

そんななか、午後から長浜女性会の総会。

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長浜女性会の総会は2年に一度。

仏教婦人会とも会員がほとんど重なっているけれど、それぞれの活動を。

 

総会に先立って、おつとめと短い法話。

先日の婦人会法座で、御講師のお話に『でんでんむしのかなしみ』が出てきた。

新美南吉のこの作品、2年前に読み聞かせで読んだことがあるが、懐かしく思い、久々に引っぱり出して読んでみると、また新鮮な感じ。

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自分の殻いっぱいに悲しみが詰まっていることに気づいたデンデンムシ。

友達にそのことを相談するうちに、みんなそれぞれに悲しみを持って生きていることを知る。

悲しみに気づくことがなければ、そんなことも知ることはなかっただろう。

また、相談することがなかったら、ただただ「自分だけが何で・・・」「他の人には分かってもらえない・・・」と、悶々と悩み苦しむだけで終わったかも。

 

女性会のみなさんは、家庭の中、地域の中で大切な存在。

そんなみなさんに聞いていく、伝えていくことの大切さを。

2014年7月9日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 7月例会

7月8日(火)

今日は雨こそ降らなかったが、とても蒸し暑い一日。

ただいま大型台風8号が接近中。

そのため、10日に予定されていた呉東組聞名講の例会は中止。

 

そんななか、今夜は仏教壮年会例会。

本願寺の紋「下がり藤」の話を中心に。

 

式章や聖典、いろんなところで見かける「下がり藤」。

この「下がり藤」の紋は、第22代宗主 鏡如上人(大谷光瑞門主)が九条籌子さまと結婚された時にご持参された紋所。

明治36年5月、鏡如上人の伝灯奉告法要が厳修された時、記念五条袈裟の紋所として下がり藤が依用されたのがはじまりだそう。

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そんなことを話し終えて、ふと気になったのが外陣正面に掛かる「旃檀林」の扁額。

扁額には下がり藤と五七桐、そして専徳寺の五瓜の剣方喰の紋。

明治36年以降の制作・・・。

また、調べてみることに。

 

来週は石泉文庫虫干し法座。

お天気だけが気になるところ。 

 

 

2014年7月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 総会・研修会

7月4日(金)

今夜は阿賀の法幢寺において、呉東組仏教壮年会連盟の総会と研修会が開かれた。

昨年度の行事報告と決算、今年度の行事予定・予算案が審議され、引き続いてこのたびの研修会は、仏教壮年会連盟会長が自ら講師をつとめ、『念珠の直し方』講座。

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切れたり、切れかかった念珠を持ち集まり、スクリーンに映し出された写真をもとに目を細めながら、テグスを通していく。

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念珠は各自が持ち寄ったが、トレイとテグス、念珠紐は連盟で用意。

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テグスを親玉に通すのに苦労しながら何とか。

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思うようにいかず、持ち帰って資料をもとに何とか。

でも、元のものとはどこかが違う・・・・。

もう一度紐解いて、今度は4本の紐で。

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これも何となく違うような気が・・・。

 

ただ、ふと父が書斎で念珠を編んでたのがこんなだったかなぁと。

昨日が亡くなって初めて迎えた父の誕生日。そして、もうすぐ一周忌。

 

念珠を編みながら、そんなことを。

 

2014年7月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku