呉東組仏教婦人会連盟新年会

1月23日(火)

昨日、関東はすごい積雪だったとか。。。

こちらは寒いけれども、青空の広がるお天気に。

今日は法謙寺にて呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

各寺・各地域の仏教婦人会各単位より3名ずつ出席。

 

今年の新年会は、シンガーソングライターの檜垣雅子さんと手話ボーカルMINORIさんをお招きしてのミニコンサート。

足を止めて「やさしい風」を感じて欲しいと、やさしい歌声と体全体で表現する手話を通してのパフォーマンス。

途中、仏教讃歌も交えて、ゆったりと。

 

昼食をはさんで、会所によるお楽しみ会。

このたびは、会所法謙寺御住職のマジックショー。

思わず身を乗り出して見てしまうけど、タネが分からないからあら不思議。

大いに盛り上がったところで、お開きに。    

2018年1月23日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講

1月22日(月)

冷たい雨の降るなか、午後から教法寺にて久しぶりの呉東組聞名講。

おつとめに続いて、いつもどおり会所御住職による御消息の拝読。

そして、善通寺御住職の御法話。

御示談では、まずは役員の方が用意してくださったアンケート結果より。

「浄土真宗の生活信条」ですが、どのように思って口にさせてもらっていますか?

との質問。

今あることをおかげさまと頂き、ありがとうございますと喜ばせていただいてます。
み仏に抱かれて、感謝しながら、お念佛を申しております。
つらいことがあったり、心に波風が立つ時、自分自身を落ち着かせるために口にしています。
「み仏の光を仰ぎ」というところで、さわりのない光がいつも届いているとしみじみ思いながら、目をつぶって口にしております。
お寺で唱えるときは、なるほど守らなければと思いながら唱えますが、平素は忘れてしまいます。
「阿弥陀さまの願いによって念仏者としてお育てにあずかったのだから、それを自覚した生活をしましょう」と言うことでしょうが、難しいです。

などなど、いろいろ。

そして、「我聞如是」と「如是我聞」の違いは?との質問。
この質問に対し、普段はあまり御同行の中から意見が出ないのだが、述べてくださる方が。

「如是我聞」はおなじみの『阿弥陀経』等の冒頭、「我聞如是」は『大経(無量寿経)』の冒頭。 どちらも同じことなのだが、組長様よりお経の成り立ちをお話いただき、いずれのお経も終わりには「歓喜(よろこび)」が説かれているとのご教示。

「仏説此経已 舎利弗 及諸比丘 一切世間 天人阿修羅等 聞仏所説 歓喜信受 作礼而去」
(仏、この経を説きたまふことおわりて、舎利弗およびもろもろの比丘、一切世間の天・人・阿修羅等、仏の所説を聞きて、歓喜し、信受して、礼をなして去りにき)

『阿弥陀経』の最後も歓喜。

この聞名講もいつも「歓喜」で終わるといいなぁと。

 

その後、来年度に向けて役員会。

今年もよろしくお願いします。

ようこそのお参りでした。

   

2018年1月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(129)

1月22日(月)

昨日まで続いた穏やかな天気も、今朝は暗くて雨がパラパラと。

先週は御正忌中につき、担当を休ませていただいた広南小学校読み聞かせ。

今年初めて、しかも1ヶ月ぶりに。

今日の担当は4年生。

一年のはじまり、元気のある絵本で始めようと、選んだのは

『あいさつ団長』(よしながこうたく作)

『給食番長』シリーズ。

『給食番長』は知ってるという児童もいたけど、この本は初めてらしい。

  サムソンという転校生がやってきた。

「オ・・・オハヨ、ゴザマースッ!ボク、サムソンデース」

そのあいさつで、すっかり人気者になり、まどかちゃんまで。

まどかちゃんを取り戻そうと、せいじは、どうしたらいいか考えて、ど派手なあいさつ団を作ったけど。。。  

あいさつっていうのはね、人と人が仲良くなるための 第一歩なの。
ハロー、アロハ、ニーハオ、オラ・・・国や言葉がちがっても あいさつは、世界中で 人と人の心をつないでいるわ。
だからね、あいさつは 心がこもっていることが 大事なの。
サムソンくんはね、なれない日本語なのに 勇気を出して みんなに あいさつをしたのよ。
それが みんなに 伝わったから 仲良くなれたの。

  内容はとってもハチャメチャなんだけど、とってもイイ話。 心を込めて!

2018年1月22日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

宮原 真光寺御正忌報恩講(2)

1月19日(金)

今日も昨日に続いて宮原へ。

昨日は初めて行く道中、今日は一度通ったお寺へと続く道中。

やっぱり一度通った道は、少し余裕が出て、いろんなものが見えてくる。

今日も控え室からは、呉湾を。

  朝8時に始まって11時前までのご縁。

30分×3、何とか息切れせず、最後までお取り次ぎ。

ようこそのお参りでした。

 

今日もお見送りを受けて門を出ると、御正忌のビラに目がとまる。

御住職作。
越後の山を背景に。

昨年の流行語大賞が「忖度」と「インスタ映え」。

今の時代、見映えも大事だね。

  今夜は呉東組総代会の新年会。  

2018年1月19日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

宮原真光寺 御正忌報恩講(1)

1月18日(木)

今日は早朝より宮原へ。

「布教使」という本願寺の資格を有していないので、他所のお寺へ出講することはしてないけれど、昨年末にピンチヒッターとして承ったご縁。

ナビをたよりに阿賀から海岸線を走って宮原へ。

今日のご縁は、宮原の真光寺御正忌報恩講。

細い道を車で上がり、海を見下ろすお寺へ到着。

講師部屋から海を眺めると、造船と自衛隊。

同じ呉の海でも、長浜の海とは眺めが違う。

でも、空は一緒。

 

こちらのお寺では、朝席のみの2日間。

8時からおつとめ、そのあと『御伝鈔』拝読に続いて、 8時50分から30分。

中休みを10分いただいて、また30分のお取り次ぎ。

それから、また中休みをいただいて、「お引きあげ」のおつとめに続いて30分のお取り次ぎ。

終わってみればもうお昼がそこに。

 

「お引きあげ」

他所のお寺の法座にお参りさせていただいて、初めてづくしのご縁。

自坊御正忌のご和讃を時間に合わせてアレンジしてのお取り次ぎ。

ようこそのお参りでした。

  昨年継職されたばかりの若い住職様、坊守様に見送られ、再び海岸線を通って帰宅の途。

途中、阿賀の穏やかな海面に浮かぶ一羽の鳥に目がとまる。

「アビ」

広島の県鳥にもかかわらず、お目にかかることのほとんどない鳥。

何だかうれしく。

 

今夜は今年初めての専徳寺総代会。  

御正忌報恩講 3日目

1月16日(火)

おだやかな朝。

今日は宗祖親鸞聖人の御命日。

おかげさまで、朝席にて御正忌報恩講も無事御満座。

今朝は「仏光照曜最第一」のご和讃のお味わい。

続いてようこそのお参りでした。

 

朝席が終わり、総代さん方にお手伝いいただいて、バタバタと片付けて、葬式・法事へ。

葬式の後の法事が黒瀬への法事。

いつものようにスマホをカーナビ代わりに、時間どおりに到着。

終わってその帰り。

これまでSiriという秘書代わりのアプリを使ったことがなかったけど、そうだ!と思って、「自宅へ帰る」とスマホに向かって喋った。

すると、しばらくして返った答えが、

あなたの自宅の住所がわかりません。というか、あなたのことをまだ何も知りません。

と。

もう何年も誰よりも一緒の時間を過ごしてきたこのスマホにこんなことを言われてしまった。。。

何とも心がない。。。

久々にちょっと凹みながら帰宅し、ホッとお昼に一段落して、長浜郵便局へ用があって立ち寄ったら、何だか見覚えのある。。。 (えっ!築地本願寺??)

局の方に「これ、まだあります?」と尋ねると、「よかったぁ、最後の1枚です」と。

  残っていた1枚とはこのチラシ。

切手シートと一緒にいただいて、ちょっとだけ元気に。

  何だかんだといろいろあった1月16日。  

2018年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 2日目

1月15日(月)

今日も引き続いて御正忌報恩講。

朝席は、「智慧の光明はかりなし」
昼席では、「解脱の光輪きわもなし」
そして、夜席は「光雲無碍如虚空」、

中休みにおぜんざいの接待、

そして『御伝鈔』拝読とそのあと「清浄光明ならびなし」のお味わいと、一年で一番長~い夜の法座。

光触かぶるものはみな ひかりをみにふるゝといふこゝろなり

阿弥陀さまの光に触れるものは、身も心も和らぐ。

セトモノと
セトモノと
ぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう
どっちか
やわらかければ
だいじょうぶ
やわらかいこころを
もちましょう
そういうわたしは
いつもセトモノ
みつを

和らぐといいんだけど、ついつい「セトモノ」の私に気づかされ、あさまし、あさまし。

今夜は親鸞聖人のご命日の前夜、おたんや(大逮夜)。

いろいろ探っていると、何と!「おたんやカレイ」というカレイ(鰈)がいるらしい。

ただ、「おたんやカレイ」という名前のカレイがいるのではなく、このおたんやの時期に釣れるカレイは、産卵後で身が薄く、猫もまたぐほど美味しくないのだそう。

安芸門徒の多いこの地方は、以前はどこの家庭も御正忌には精進料理をいただくため、「おたんやの市止まり」といって、魚市場はお休みだったが、需要と供給、今はそれも。。。

〈ちなみに、広島魚市場 吉文のブログによると、阪神淡路大震災の年まで1月13日、14日、15日と休みだったと。〉

今夜は中休みにおぜんざいの接待をいただいて、『御伝鈔』、後席と声もだんだんかすれ気味。

 

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。    

2018年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 1日目

1月14日(日)

昨日まで3日間連続で張った手水鉢の氷も、今朝はなし。

今夜から御正忌報恩講。

例年どおり住職自勤で、16日の朝席まで。

今年は『浄土和讃』の「弥陀成仏のこのかたは」より六首のお味わい。

昨年の白石説教所、そして先日の小坪説教所でもしたけれど。。。

みなさんおなじみのご和讃なのでと、今回は配布資料を用意しなかったけど、御左訓を通して読んでいると、親鸞聖人は誰にでも分かるようにこうしてご用意くださっているのに、分かるだろうからいいかと思っていた我が身の姿を反省。
ちゃんと用意しておかなければと、急遽作成。

そこで、改めて聴聞の意味を探ろうと、インターネットで検索すると、「14の心で聴く」という言葉があちこちに。何だろうと思ってみたら、「聴」は耳偏に十+四+心。それで14の心で聴くのだと。

漢字の成り立ちから見ると、14は本来関係ないみたいだけど、それでも読んでみるとなるほどなぁと。

今夜は「弥陀成仏のこのかたは」のお味わい。

ようこそのお参りでした。    

2018年1月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌報恩講(2)

1月10日(水)

今朝はまた一段と寒くなった。

呉市にも風雪注意報が発令中。

昨年、専徳寺の御正忌報恩講、ちょうど中日の15日に雪が積もり、大変な一日だったなぁと思い出しながら、小坪説教所の御正忌報恩講も朝席で御満座。

光雲無碍如虚空 ヒカリクモノゴトクシテサハリナキコトコクノゴトシ

本来なら「光雲、無碍にして虚空のごとし」と読むのだろうけど、親鸞聖人は御左訓に、「光、雲のごとくして、さはりなきこと虚空のごとし」と付けてくださった。

そのおこころをいただきながら。

 

お寒いなかをようこそのお参りでした。    

2018年1月10日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌報恩講(1)

1月9日(火)

昨日の雨も上がり、晴れてはきたけど、風が強く寒い一日。

今年も御正忌報恩講をお迎え。

14日からの専徳寺御正忌報恩講に先立って、今日の昼席より小坪説教所の御正忌報恩講。

このたびは、昨年末の白石説教所報恩講に続いて、「弥陀成仏のこのかたは」。

正信偈のおつとめでおなじみの浄土和讃より。

花さくや 弥陀成仏の 此のかたは
涼しやな 弥陀成仏の 此のかたは

小林一茶は、こんなふうに寝ても覚めても「弥陀成仏のこのかたは」をお味わい

「◯◯◯◯◯ 弥陀成仏の このかたは」

この◯×5に何を入れるかなぁ?

今宵は「あぁ寒い  弥陀成仏の  このかたは」かな。

いずれにしても、ここに入るのは有量の諸相である私のことば。

 

寒くなってきたので、お風邪などひきませぬよう。

ようこそのお参りでした。

2018年1月9日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku