広南小学校読み聞かせ(181)

12月14日(月)

今朝は今年最後の広南小学校読み聞かせ。

新型コロナ感染者が県内で増えてきて、この読み聞かせもいつ中止になるやらと心配しながら、気をつけながら。

今日の担当は3年生。

読んだ絵本は、

『もみの木』 (せなけいこ 絵・石井睦美 文・アンデルセン 原作)

今年、コロナ禍の中、何とか観に行くことの出来た特別展『せなけいこ展』(ひろしま美術館)。

その特別展に合わせて、絵本作家デビューの前夜に出来た原画が、何と50年以上も経って昨年絵本化された。

アンデルセン原作のちょうど今の時期にふさわしい絵本なので、がんばっていつもよりも長いけど。。。

今、この瞬間の幸せを大切に。(帯・関根麻里)

今年はコロナで今を幸せと感じられないかも知れない。

コロナが終わったら、あれしよう、これしよう。何をしようかと、ついそればかり考えてしまう。

でも、考えてみたら、ステイホームが長く続き、いつもと違った生活をする中で、いろんなことを感じることが出来たような気はする。

それを幸せと思えないかも知れないけれど、これも大切な《ご縁》なのかな。

 

15分ほどかけて読み終わり、感想を聞かせてもらおうと思ったら、

「言いたいことがあったんだけど、長すぎて忘れちゃった」

申し訳ない。。。
でも、長い話をみんな静かに最後まで聞き入ってくれたので、何かしら感じてくれたかな。

今を大切に、今を楽しんで。

 

 

 

2020年12月14日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku