本堂からオンライン法事

11月29日(日)

11月最後の日曜日というのに、昼間は穏やか。
まだ、今年は本堂にストーブを設置せず。

この陽気で先月末に植えたユキヤナギも開花。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 

今日はお寺で初めてのオンライン法事。

先日はすべて準備されたところへ伺ってのオンライン法事だったけど、今日はお寺で一から準備をしての法事。

施主の方よりLINEでのオンライン法事を希望され、いろいろと試行錯誤しながら準備。

スマホを使っての法事となるけれど、LINEはほとんど使ってないので。。。

いろいろと試した結果、本堂のマイクは使わず、コミューンモバイルを使って読経・法話をすることに。

最初、Wi-Fiのトラブルがあり、一度中断してしまったけど、何とか無事法事を終えることができ、一安心。

東京や広島、離れたところからの一周忌のご縁。
ようこそのお参りでした。

このオンライン法事の前後にも法事があったので、ゆっくり確認しながらというのはできなかった。
また、ミラーリングがうまくいかず、自分では画面を見ることができなかったことなど、いろいろこれからに向けてしておかなければいけない課題も発見。

でも、こればかりはやってみないと分からないことも多く、一つ一つかな。

 

それはそうと、昨日から腰痛再び。。。
3年前にもこの時期に痛め、治るまで1ヶ月ほどかかった。

腰痛にこたえるのが、坂道。

先日から、腰に違和感を感じながらも、急な坂道を登っての墓参り等が続いたからかな・・・

今日も最後のご法事は、坂を登って。
そして、法事が終わると坂を下りて。

明日も七転八倒でなく、七転八起でありますように。

 

 

2020年11月29日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

通り報恩講 (長浜)

11月18日(水)

昨日・今日と、お参りしてたら汗ばむほどの陽気。

ただいま、長浜を順番にお参り中。

今日は久しぶりに映画『記憶屋』の撮影場所付近にお参り。

先週末、夕方境内を清掃していると、「ガサッ」と何やら倒れるような、落ちたような、変な音がした。
音の方向に振り返ってみたけれど、何だか分からない。
でも、清掃を終えて玄関に戻ると、玄関前に大きく熟れた柿の実が一つ潰れて。。。
誰が空からこんなものを。。。?

昨年の今頃、アナゴが降ってきて、その次にトビ。
今年は柿、次は何??
と、しばらく「頭上注意」。

今年はこのコロナ禍で、なかなか買い物も難しく、これまでのように試着して買い物をすると言うことも考えてしまう。
インターネット通販のZOZOTOWNで、足の計測をすることができるZOZOMATというものが無料で入手できることを知って注文。

そのZOZOMATが届いて、アプリを使って自分の足を計測してみた。

すると、

スクエア型

足指の長さに差が少ない形です。日本人では1割ほどしかいない、とてもめずらしいタイプと言われています。

え――っ!

この歳になって初めて自分の足がそんな足だと。。。

スクエア型と言うのは、ローマ型ともいうそうで、その他エジプト型・ギリシャ型と分類され、日本人にはエジプト型が多いとか。

家族はみんなエジプト型。。。

でも、世界中の人がこの3つに収まるわけは?!と、ついつい思いたくなるけど、どうなんだろう。

希少タイプであることが良いか悪いか分からないけど、こればっかりは変えようがない。
でも、これを知って、それであんな靴は合わなかったのかとか、いろんなことが分かったので、自分の姿をちゃんと知るって大切なことかも。

コロナのおかげで

とはなかなか言えないけれど、これもご縁かなぁ。

 

 

 

 

 

2020年11月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(180)

11月16日(月)

今朝は穏やか。
今年度は、月に一度となった広南小学校読み聞かせ。

担当は、初めての1年生。
今年度はコロナの影響もあって、ようやく3回目の読み聞かせ。

初めてなので、とりあえず自己紹介をして、学習発表会が今週末に近づいてきたので、

「学習発表会で1年生は何をするんだっけ?」
「スイミー!」
「スイミーの作者は?」
「・・・」
「レオ・レオニです。今日はそのレオ・レオニの絵本を最初に読みます。」
と。

『じぶんだけの いろ いろいろ さがした カメレオンの はなし(レオ・レオニ 作・谷川俊太郎 訳)

ほかの動物たちには、それぞれ色がある。
でも、カメレオンはまわりの色に合わせて変わるため、自分の色がないことに嘆いていた。
葉っぱの上にずっといれば、自分の色は緑になる!と思って葉っぱに乗ったけど、秋になると黄色に変わり、赤に変わり、風が吹いて落ちてしまった。。。
諦めかけてるところに、年上のかしこいカメレオンがこう言った。

「でも,ぼくら いっしょに いて みないか?
 いく さきざきで やっぱり いろは かわるだろう,
 だけど きみと ぼくは いつもおんなじ。」

 

そして、次に読んだのは、

『ともだちや』 (内田麟太郎 作・降矢なな 絵)

表紙を見せるなり、ちょっとざわッとなったので、「知ってる人!」と聞くと、全員が手を挙げた。
「教頭先生に読んでもらいました。」
「じゃぁ、もう一回聞いてください。」
と。

森一番のさびしんぼうきつねが、

「えー、ともだちやです。
 ともだちは いりませんか。
 さびしい ひとは いませんか。
 ともだち いちじかん ひゃくえん。
 ともだち にじかん にひゃくえん。」

「ともだちや」となって、ウズラやクマやオオカミと。。。

  

読み終わって、どっちが好きか聞くと、『じぶんのいろ』にはパラパラと手が挙がっただけで、圧倒的に『ともだちや』。

何人か感想を言ってくれ、それぞれ好きなシーンが違ってて面白い。

学習発表会は、コロナ対策で自分の子どもの出番しか見ることができないので、1年生のスイミーは見れないけれど、初めての発表会、がんばって!

 

 

2020年11月16日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

オンライン法事

11月13日(金)

今年はコロナ禍で法座もなく、つとめあいの報恩講法要出勤もなく、通り報恩講と年回法事を粛々と。

古新開・本町・大新開・名田、各地区の通り報恩講が一段落。

先日、お参りさせていただくと、終わった後に御文章を開いて見せてくださった。

「釋文如(しゃく・もんにょ)」

昨年、本願寺第17世 法如上人〈寛保3(1743)年~寛政元(1789)年在位〉の時代に下附された御文章を受け継ぎ、大切になさっているお宅をぶろぐで紹介したが、文如上人はその次の第18世に当たる御門主〈寛政元(1789)年~寛政11(1799)年在位〉。10年間という短い在位期間、そして翌寛政12年が石泉社創設なので、これも随分貴重な御文章。

御主人が亡くなってから、この古い御文章を毎日一章ずつ読んでいるそう。

「おかげさまで、お念仏を称える意味がようやく分かりました」と笑顔で。

 

今日は年回法事で、とあるご家庭に。

お仏間に通されると、家の方はお一人で、「今日はオンラインで」と。

ふと見ると、お仏壇の反対側の棚の上にタブレット端末。
そこに3つの画面。
「みんなで揃ってと思ってましたけど、県外と国外におりますので。。。」と。

おつとめ前から子供の声が聞こえてくるけど、それはそれでいいかなと思いながらいつも通りおつとめ。

すると、終わった時にその子の「ありがとう」の声を聞いて、ちょっとうれしくなり、画面に向かって手を振ってしまった。
どこまで伝わっているか分からないけれど、「あの時のご法事はオンラインで」ってなればいいな。

「オンライン法事」

今月末に関東在住の方とのオンライン法事の準備をしているところで、思わず初めてのオンライン法事。

しかも海外に。
ただ、かなり遅れて私の声のような声が聞こえたような。。。

これも体験しないと分からないことかな。
この体験を次にいかして。

 

 

 

2020年11月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

里山を愛する会

11月10日(火)

今朝の中国新聞 朝刊 呉・東広島版に久々に広南小学校の記事。
一番奥にチラッと次男の姿。
昨日6年生の児童委員が代表して受け取り、お礼のことばを。

「里山を愛する会」

里山(さとやま)とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。(ウィキペディア参照)

亡き人の畑を受け継いでサツマイモを育て、その売り上げを広南小学校に寄付。
今後も継続して活動し、これから購入される本は「里山文庫」と名づけられて図書室に収まるそう。

石田会長は今年から専徳寺仏教壮年会総務。
新たに仏教壮年会会長に就任した山根会長とともにいろいろ地域でもご活躍。
先日、そのサツマイモを持ってこられた際、いろいろとお話を聞かせていただき、「ぶろぐにもぜひ」と。

長浜の山は、以前は上の方まで段々畑。

今は昔ほど畑もなくなった。

そして、畑をしている人の話題に出るのはイノシシ。
昔はいなかったから、山へよく登ったものだけど。。。

国連の定めた持続可能な開発目標、SDGs(エスディージーズ)。
本願寺でも御同朋の社会をめざす運動(実践運動)で「貧困の克服に向けて」を実践目標としているが、

この“里山を愛する会”の活動も、

4.質の高い教育をみんなに

 子どもたちに本を贈ることで、いろんな学びの場を。

11.住みつづけられるまちづくりを

 地域の方々が協力し合って、住み続けられる長浜に。

15.陸の豊かさを守ろう

 陸の豊かさを守ることで、

16.海の豊かさを守ろう

 目の前に広がる海の豊かさにもつながっていく。

と。

地域を守っていくことが、自らを守り、守られる世界に。

 

 

 

2020年11月10日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku