安芸教区総講習会

6月9日(金)

今日は午後から広島別院で安芸教区総講習会。

昨日今日と2日間開催されたが、法務等の予定もあり、今日の午後のみ受講。
 

昨日は深川宣暢勧学の「他力の基礎的理解 ――親鸞聖人の開かれた仏教とは――」

今日は午前中、大谷派 瓜生崇氏の「煩悩菩提体無二と、すみやかにとくさとらしむ ――カルト問題と私たち――」

そして、午後から文化時報社代表取締役社長兼主筆の小野木康雄氏の「お寺に社会が期待すること ――文化時報からの視点――」

最後は井上見淳司教の「三業惑乱の背景と概要 ――聖人一流を考える――」

 

文化時報社の小野木氏からは自らが取り組んでいる福祉仏教からのお寺に対する提言。

井上見淳司教からは三業惑乱の話をエネルギッシュに。

井上司教とは、安居事務所を辞めた年の閉繙式以来になるのかぁと、とっても懐かしく、何だか楽しく受講。

法門無量誓願学

昨日の仏教壮年会の例会で出て来た四弘誓願の一つ。
まだまだたくさん学ぶことが。

2023年6月9日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 6月総会

6月8日(木)

今夜は雨の降るなか、仏教壮年会の6月例会。

『歎異抄』については十数年前に仏教壮年会でやったことはあったけれど、このたびは一言一句をうかがうのではなく、一条ごとのキーとなる御文についてお味わい。

今日は宮沢賢治が15歳の時、父へ宛てた手紙

小生はすでに道を得候。歎異抄の第一頁を以て小生の全信仰と致し候。もし悉くを小生のものとなし得ずとするも八分までは会得し候。念仏も唱えており候。仏の御前には命をも落とすべき準備充分に候。幽霊も恐ろしくなくこれ候。なんとなれば念仏者には仏様という味方が影の如くにそいでこれを御護り下さるものと承り候へば、報恩寺の羅漢も回るべし。岩手山の頂上にひとり夜登ることまたなんの恐ろしき事かあらんと存じ候。

この話から第一条の「誓願不思議」と「摂取不捨の利益」について。

唯円房のように、なかなか〈耳の底に留まる〉ことは難しいと思うので、『学仏大悲心』と題した新聞形式のものを用意して。

そうすると、来れなかった方にも後で読んでいただくこともでき、総代さんが世話係のみなさんにもお配りしてくださるので、それはそれで一つのご縁かと。

 

足元の悪いなかをようこそのお参りでした。

 

ただいま境内の桜の木に

ミノムシが一匹。

蓑虫みのむしの ききよ くさいお

松尾芭蕉の俳句にこんなのが。
ミノムシの季語は秋らしい。

清少納言が『枕草子』にミノムシは「ちちよ、ちちよとはかなげになく」と記しているそうだが、実際には鳴くことがないそうで、鳴くはずもないミノムシの声を私の庵に聞きに来ませんか?という意味だとか。

専徳寺のミノムシも鳴くことはないだろうけど、夏のミノムシは珍しいのかな?
珍しくても、見に来る人はいないだろうなぁ。

 

2023年6月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南学園学校関係者評価委員会

6月7日(水)

今朝の中国新聞朝刊。呉・東広島版

今日は午前中広南中学校へ。
今年度も学校関係者評価委員を引き続いて。

1回目はいつも小学校と合同で行われ、小学1年生から中学3年生まですべての学年を少しずつ参観。

子どもたちのはつらつとした姿に元気を。

帰りに中学校の桜の木にこんなプレート発見。
何だかいいな。

午後から、先日セールになっていた高圧洗浄機を購入したのが届いたので、早速試しに。

 After

充分充電できなかったためか、あっという間に終了。
でも、ちょっとしただけでここまで違うのか、と実感。

少しずつ少しずつ、今出来ることを。

2023年6月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

遠くへ行きたい

6月4日(日)

知らない街を歩いてみたい

永六輔さん作詞・中村八大さん作曲のテーマ曲で知られる長寿番組、『遠くへ行きたい』(広島テレビ・日本テレビ系列)。

今朝、呉が出ると言うことで見ていると、何と!!

俳優の村田雄浩さんが、故大林宣彦監督との思い出を訪ねる「あの人を思い出す 海辺のまちへ」。
尾道から始まり、呉へ。
呉では“てつのくじら館”を通り過ぎ、呉湾艦艇めぐりで船上から自衛隊の艦船や潜水艦を。

その次に場面が変わると

長浜第一公園(三角浜)!
防波堤で釣り人と会話をするシーンのあと、長浜のドローン映像が流れ、

同じ呉市内でも、車で15分も行けば、こんな港町も。

と、村田雄浩さんのナレーション。

長浜のシーンはそれだけだったけど、そのあとは小坪の“あき水産輝”さんを訪れ、大林宣彦監督との思い出の味、オコゼを。

オコゼの刺身と唐揚げ。

ちょうど今、呉では《呉おこぜフェア》を開催しているそう。(呉市Webはこちら
興味のある方はどうぞ。

残念ながらこの番組の見逃し配信はないそう。。。

 

今日は法事にお参りしたお宅からの帰り、4月に完成した砂防ダムまで足を伸ばす。

えっ??

確かここには作業車両が上がるほどの大きな坂道があったような。。。

砂防ダムの側まで舗装された道を上り、

長浜を見下ろす。

衣姿でなかったら、ダムの上まで上がれたかも。。。

 

遠くへ行かなくても、近くでも知らないところはいっぱい。

 

 

2023年6月4日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

衣替え

6月1日(木)

今日から6月、衣替え。
今日のお葬式から色衣・七条袈裟・袴もすべて夏用に変えたため、何とも軽い。

そして、今日のお葬式は、喪主・親族のほとんどの方がマスクを外しておられたので(他の参列者はほぼマスクをしていたけれど)、参列者との距離が広く保たれているのを確認し、マスクなしでおつとめを。

いつ以来だろうと思うくらい久しぶりにマスクを外して葬式の導師。

マスクをしているとどうしても声をセーブしてしまうので、何だか心地よく。
ただ、あまりにもマスクに馴れすぎてるのか、途中で口の中が乾いてしまう。。。

 

午後5時から広ステーションホテルにて、呉東組仏教壮年会連盟の役員会。

こちらも役員・法中が揃って総会に向けての役員会と親睦会を行うのは久しぶり。

 

とは言え、6時からお通夜があったため、その時間抜けて再び合流。

今日のお通夜は午前中にお葬式をしたのと全く同じ会場だったけれど、参列者全てがマスク着用だったため、ここではこちらもマスクを着用したままで。

しばらくは周りの様子を見ながら、着けるところでは着け、外せるところでは外すことになるのかな。

 

5月6月は、いろんな会合が次々と。
少しずつ戻りつつあるのかな。

2023年6月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

梅雨入り

5月29日(月)

まだ5月と言うのに、今年は早くも梅雨入り。

これから大雨の予報も。

今年は梅雨明けまでが長く感じそう。

 

今日御法事のお参り先で。

ご主人の満中陰の御法事で、法話の途中、親鸞聖人得度の時の

明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは

を「明日ありと」と、こちらが言葉に出した途端、前に座っておられた御夫人が一緒に「思う心の・・・」と続きを一緒に仰ってくださった。

 

そして、法事が終わると、「これを見てください」と奥から出してくださった。

亡くなられた御主人が趣味で作られたものだそう。

折角なので写真に撮らせてくださいとお願いすると、もう一つ見てくださいと。

黒白二鼠こくびゃくにその譬え

《参考》浄土真宗本願寺派総合研究所 「甘い蜜」

御法義を喜んでおられたのでしょう。
故人のお導き、そのまんまの御法事と。

 

聞くところによると、この材料の竹を切って、乾かして制作するまでに4年もかかるのだそう。

 

 

菖蒲

5月26日(金)

しばらくなかったお通夜が今日で3日連続。

昨日は午後から総代会があり、それが終わってから先日閉幕したG7サミットの会場にほど近い宇品の葬儀会館でお通夜。

そして、今朝は御当家の意向により朝9時から宇品でお葬式。

これがG7サミット会期中だったらと思うと。。。

 

朝の渋滞も心配なので、少し早めに出ようとしたら、ノアヤメの花が一輪咲いている!

先日植えて、今年は無理でも来年花が見れたらいいなと思っていたところに、ちょっと前からつぼみが付いていた。
それが何時咲くのかなぁと思っていたら、朝からいいことが待っていた。

 

ところで、「アヤメ」って、語源は?と気になって調べたら、漢字で表すと「菖蒲」なのだそう。

「菖蒲」は〈しょうぶ〉では?
どこでその違いを?

〈アヤメ〉〈ショウブ〉〈カキツバタ〉。

〈アヤメ〉の見分け方は、花弁の基部に網目模様があるから、「文目(あやめ)」となったとの説も。

よく見ると、「ほ~、そうかも」と納得。

ただ、〈アヤメ〉も〈ショウブ〉も「菖蒲」と漢字で表すのは?

 

菖蒲色あやめいろ」#B168A8と「菖蒲色しょうぶいろ」#674196。

日本には美妙な色合いを花の名前で表している。

それを大切にしたい。

おっと、もう一つつぼみを発見。

 

大きくなあれ。

 

2023年5月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

親鸞聖人御誕生850年

5月21日(日)

親鸞聖人御誕生より850年。

今日で本願寺の慶讃法要も御満座。
G7サミットも閉幕。

今朝の新聞折り込みチラシの中に、毎年恒例の呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会(協賛 呉東組仏教婦人会連盟)の合掌チラシ。

ちなみに、こんな俳句があるのを知った。

明易あけやすや 花鳥諷詠かちょうふうえい 南無阿弥陀 (高浜虚子)

「明易」とは、夏至前後の短い夜、夏の夜明けが早いとの意だそう。
「花鳥諷詠」とは、高浜虚子の造った俳句理論。

 

ここのところ、目覚ましタイマーをかけていても、それで目を覚ますことがなくなった。
明るくなったら自然と目が覚めるようになったため。。。

年寄は朝が早い?

暗くなれば眠くなり、明るくなれば目が覚める。

そのまんまをそのまんまに。

春・夏・秋・冬

春の花は春に、夏の花は夏に、秋の花は秋に、そして冬の花は冬に。
夏鳥は春から夏に、冬鳥は秋から冬に、季節ごとに渡ってくる。

そのまんまをそのまんまに。

そして、南無阿弥陀仏もそのまんまをそのまんま。

 

何も抗うこともなく、そのまんまを生きたらよいということなのかな。

岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる 

そうなんだろうけれど、それがなかなか。。。

 

今日、親鸞聖人の御誕生をお祝いするかのように、ヤマオダマキの花が一輪咲いた。

親鸞聖人像の台座の下に。

一昨年、オキナグサと一緒にオダマキも植えた。

でも、翌年・今年とオキナグサは元気に育ったけれど、オダマキは姿も形もない。
昨年はホタルブクロを植えた。こちらも姿も形もない。

日当たりが良すぎたのかなとか、肥料の問題?とか、いろいろと考えて、今回は日陰のこの場所に植えてみた。
それがようやく花開く。

 

先日、スミレの種を見つけ、写真に収めた。
すると、そこにはアリの姿も。

 
 
 
 
 
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植物は命を次につなげていくため、いろんな工夫を。

花鳥諷詠、日々の生活の中に花や鳥の姿をNHKの朝ドラ『らんまん』のモデルとなっている牧野富太郎さんのことば、

自然はわたしたちにとって得がたい教師です。
ただ、ぼんやりながめていてはなにも得るものはありませんが、
学ぼうという気持ちさえもっていたら、
自然はじつにいろいろなことをわたしたちに教えてくれます。

いろいろなことを学びながら、お念仏。

 

広南学園運動会

5月20日(土)

今日は広南学園運動会。

今年次男が中学3年生となり、最後の運動会。
去年も直前まで雨予報だったが、今年も。
順延となると、明日はすでに9時から昼過ぎまでずっと法事の予定が入っているので、それは。。。
と思いながら毎日週間天気予報を見ていたら、今週初めくらいから少しずつズレて、一昨日からの雨が昨日の午前中までで上がってくれた。

昨日から広島市内でG7サミットも始まった。
そちらにとっても雨でない方がいいのかな。

 

来賓でのご案内もいただいていたけれど、今年は保護者として参加する最後の運動会なので、保護者席にシートを持って。

曇り空であったが、風もなく、砂埃も立たず、いい日和。

今年は人数制限もなく、声出し応援も出来るように。

大きな中学生と小さな小学生の姿の対比が何とも言えない。

最後の広南中ソーランでは、次男の赤組は負けてしまい、総合得点でも白組が優勝。

ただ、中学生リレーでは、2番でバトンを受け取って、1番を抜き去り次走者に1番でバトンを渡すことが出来た。
優勝は出来なくても、競技も係の仕事も自分のやれることはやりきったと晴れ晴れと。

いい運動会を見せてもらった。

 

お昼までで運動会は終わり、帰宅すると荷物が届いていた。

ゴールデンウィーク中、連日午前中は法事。
午後からどこに行くでもなかったので、鐘楼の脇に花壇を作った。

鐘楼の南側に緑が生い茂っていい感じになって来て、鐘楼の脇にも何か。。。

ただ、ここは日当たりがよいので、いろいろと考えてノアヤメを植えることにした。

ゴールデンウィーク明けに注文したら、在庫のものの状態がよろしくないため、新たに仕入れて発送してくれると言うことになり、それが今日。

小さな株ではあるけれど、来年、再来年と、少し先の姿を楽しみに。 

 

 

 

2023年5月20日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏華

5月16日(火)

今、玄関前に次々と鉢植えの薔薇の花が咲き出した。

仏さまにお供えする仏華は、トゲのある花、毒のある花、香りの強い花などは昔からお供えしないと言われている。

これまでそれに何の疑問も持たなかったけれど、このたび薔薇の花を見ていると、何とも美しく、何とも香しいのに、何故このお花をお供え出来ないのだろうと。

 

仏さまに花をお供えすることを調べていると、燃灯仏授記のことが出てくる。

燃灯仏授記と言えば、先日団参で御本山にお参りしたあと、龍谷ミュージアムへも足を運んだ。
ここに復元されたトルファンのベゼクリク石窟寺院の回廊壁画にその場面が。

お釈迦さまの前世で、燃灯仏がお越しになられるのを聞き、前世のお釈迦さまは花を捧げようと少女から青蓮華を買い、散華したところ、その花は地上に落ちず、仏さまの頭上で止まった。
そのあと、仏さまがぬかるみを歩くことのないようにと、自らの長い髪を仏さまの足元に敷き、その髪、背中を踏んで仏さまはお渡りになり、「あなたは未来に仏となるでしょう」と預言され(授記)、その花を捧げようとした前世のお釈迦さまの姿こそ、仏華の始まりだといろいろなところで見かけた。

ただ、散華したのが始まりとあったり、このベゼクリクの壁画のように花を持っていたり。

 

何はともあれ、そこにはこんな花はダメという話ではない。
散華するのにトゲがあったらと思うけれど、散華で茎はさすがに。

お葬式でお棺の中にお花をお供えするのに、トゲがあったらと考えることもあるだろうけれど、その理由を尋ねてみると、忌み嫌うことが始まりのようにも。

そう思うと、基本的には私がこの花が一番と思う花を仏さまにお供えするのがいいのかなと。

 

今日は午後から広島別院で今年度(2023年)最初のサンガ部会。

G7サミット直前とあって、広島市内どれだけ警察車両・警察官とすれ違ったか。
本当にご苦労さまです。

そのG7サミットの前にLGBT法案と言うのがニュースで。

 

みんなちがって みんないい