呉東組やわらか真宗

2月21日(金)

今週初めは雪。それがあっという間に春のような陽気。

今日は浄円寺にて、呉東組やわらか真宗。

呉東組仏教婦人会連盟主催、若手僧侶の我聞会が担当する年3回の連続研修会。
令和元年度もこのたびが3回目。

専徳寺仏教婦人会からも3名が参加するため、送迎がてら開会式と閉会式に出席。

今回は新型コロナウィルスの影響か、欠席者もチラホラ。
(欠席された方は、次年度に3回目を受講して修了。)

3回受講された方には、やわらか真宗オリジナルの門徒式章が贈られる。


(写真は同柄の輪袈裟)

無憂樹(アソカ)の柄なのだが、これを見た時、初めて〈無憂樹ってこんな花が咲くんだ〉と正直思った。
見たことがない。。。
昔は見たことのないものは、身近にあるものに喩えられたり、また、代わりのものをそれに見たてたりしたのだろうけど、それは昔の話。

仏教壮年会の例会のため、お釈迦さまのことを調べていて、

無憂樹(お釈迦さまが誕生された時の樹)
菩提樹(お釈迦さまが悟りを開かれた時の樹)
沙羅双樹(お釈迦さまがお亡くなりになった時の樹)

仏教の三大聖樹。

何と、その種を販売しているサイトを見つけて、お取り寄せ。


無憂樹は、マメ科の植物で、土の中に大きなごろっとした豆のような種が。

菩提樹(インドボダイジュ)は、お念珠の玉をイメージしていたけど、ちっちゃい!
菩提樹は、クワ科イチジク属。
イチジクの種を思い浮かべて納得。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。

日本で見られる沙羅双樹はナツツバキ。
インドの沙羅双樹は、フタバガキ科。
はねつきの羽根を連想。。。

どんどん温暖化が進んでいるので、元々温暖な長浜でなら、ひょっとして育てられるかも?と、淡い期待を持ちながら、もう少し暖かくなるのを待って。

10時から昼食をはさんで15時まで。ご苦労さまでした。
修了、おめでとうございます。

 

 

2020年2月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組勤式研修・同朋研修会

2月14日(金)

暖かい日が続いているけど、週明けには寒さが戻るとか。

今日は午後から安登浄念寺にて、呉東組勤式研修会と同朋研修会。

毎年開かれるこの研修会。
前半は勤式推進委員による研修会。
後半は同朋研修会。

本日は、組内16ヶ寺より22名の参加。

勤式研修会は、お経の読み方の変更箇所等について。

【讃仏偈】
 諸仏法海(しょぶつほっかい) ⇒(しょぶつほうかい)
 斉聖法王(さいしょうほうおう)⇒(ざいしょうほうおう)
【重誓偈】
 天光隠不現(てんこうおんぷげん)  ⇒(てんこうおんふげん)
 常於大衆中(じょうおだいしゅちゅー)⇒(じょうおだいしゅぢゅー)
など。
経本によって、ふりがなが違っているらしい。
また、我流になってしまうので、注意するところを聞いて、気をつけなければと改めて。

 

同朋研修会では、教区より出向者を迎えて、このたびは「み教えと差別の現実」と題し、『観経』の「是旃陀羅」の問題について。

研修会に向けて、このたびの参考資料『み教えと差別の現実』を読んだけれど、ちょっと分からないところもあり、インターネット上の情報を求めたりしているうちに、『宗教と部落差別―旃陀羅の考察―』という本に行き当たる。
その著者が「仲尾俊博」。

仲尾俊博和上は、平成5年、指導教授の浅野教信先生が初めて安居で副講『西方要決』をされ、そのご縁で安居に初めて聴講させていただいた時の本講和上(『玄義分』)。(ちなみにその年の宗乗副講が霊山勝海司教『西方指南鈔』、典議が山田行雄司教)。
仲尾和上のことは存じ上げないのだけれど、この問題について本願寺派勧学の和上の書かれた本と言うことと、その当時のことを懐かしく思い、古本ではあったけれど読ませていただいて、今日の研修会に。

「さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし」(歎異抄)

久しぶりに、こうした本を読ませていただくご縁。
ほんとにご縁がなければなかなか。

 

 

 

 

2020年2月14日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

節分

2月3日(月)

今日は節分。立春の前日。

昨夜は、令和2年になって初めての呉東組法中会が浄円寺にて。

ここ数年、この時期は特別養護老人ホーム成寿園・延寿荘での法話会がインフルエンザ予防のために中止となることが多かったけど、今年は中止が今のところなし。

今年はこのまま暖かくなる?

 

 

 

 

2020年2月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟新年会

1月21日(火)

何だか春のような穏やかさ。

昨日に続いて組内行事。
今日は午前10時より川尻真光寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

組内19単位の婦人会より各3名が参加。

専徳寺仏教婦人会より会員3名を送って一緒に川尻へ。

今日のゲストは上方落語 桂枝女太さん。

新年=初夢になぞらえ、夢の出てくる古典落語『天狗裁き』をご披露。

流石の話術で堂内に笑いがドッと。

 

そして、昼食後は会所の真光寺至韻会の皆さんによるコーラスをはじめ、銭太鼓に詩吟にフラダンス、皿回しと次々と余興をご披露。

新年会。笑顔でみなさんお帰りに。

 

ちなみにこちらは届いたばかりの長崎教区子ども・若者ご縁づくり推進委員会の「おしゃかさまマスキングテープ」。
お釈迦さまの生涯をかわいいイラストで。

https://www.facebook.com/goen.nagasaki/

こちらもホッと笑顔に。
ただ、老眼にはちょっときびしいサイズかな。。。

2020年1月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 1月例会

1月20日(月)

今日は午後1時30分より、阿賀称名寺にて呉東組聞名講。

正信偈をおつとめした後、いつもなら御示談にそなえて控え室で準備するところ、今日は法話の当番。

お味わいの「味」の話より。

そして、御示談。

今日、役員の皆さんが用意してくださった質問用紙に、いつもよりもたくさんの方がご回答。

皆さん、それぞれにお味わい。

一生懸命聞いても、一生懸命本を読んでも、すぐに忘れてしまうんです。。。
忘れてしまってもいいんですよ。
あなたがどんなに忘れようが、私は決して忘れない。
そんな阿弥陀さまの願いがここに。
なもあみだぶつ

ようこそのお参りでした。

 

 

 

2020年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

12月1日(日)

今日から師走、12月。

例年に比べると、まだまだ暖かい。
でも、朝晩の冷え込みは身体にこたえるようで、ここのところお葬式が続く。

今日の会館葬での祭壇横にお供えされたお花。
昨日のお通夜の時は分からなかったけど、今日入堂してふと目に止まる。
そのお名前は、昨夜亡くなられたとご連絡をいただいたお方のお名前。
今夜、その方のお通夜。

我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず

いろんなことを思いながら、今夜は住蓮寺にて呉東組法中会。

議題の中心は、先日開かれた役員会で決まった来年前半の諸行事について。

 

2019年12月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉専徳寺報恩講 成寿園訪問

11月20日(水)

今日は午前10時から報恩講のつとめあい、呉専徳寺報恩講法要。

導師としておつとめし、そのあと1席のご法話。

小さい頃、亡くなった祖母が「明治」「大正」「昭和」と生きぬかれたのをすごいなぁと思っていたけど、その自分がまさかの「昭和」「平成」「令和」と三代過ごしてると話しかけて、「ひょっとして、大正生まれの方はおられますか?」と尋ねたら、何と!お二方も大正生まれの女性がお聴聞に。

あとで控え室でそれぞれお一人でお参りに来られてると聞いて、ますます有り難し。

法話は、昨日の真徳会館報恩講の「味」をテーマにしたものを少しアレンジして。

 

そして、今日は午後2時から呉東組仏教婦人会連盟主催の特別養護老人ホーム成寿園の法話会に、名田仏教婦人会が担当になっていたところにお葬式。

法座が12時前に終わるので、1時からにすると成寿園に間に合わないかも知れないと、12時30分からのお葬式にしていただいた。

お葬式が終わり、帰宅する時間もないので、そのまま成寿園に。

名田仏教婦人会の会員さんが11名参加。

皆さんと一緒に正信偈のおつとめをして、今年法事の法話でよく味わわせていただいた宇野正一さんの『樹にきく 花にきく』(柏樹社)所載の詩よりお味わい。

今年の初めにAmazonの古本で入手できたけど、もう取り扱いなし。。。
再版して、たくさんの方にご縁にあっていただきたいなと思いながら。

それぞれにいただかれた「南無阿弥陀仏」をお味わい。

ようこそのお参りでした。

 

結婚式披露宴

11月10日(日)

今日は午後から呉東組宝徳寺若院様の結婚式披露宴。

青空の広がるいいお天気のもと、自坊で結婚式が営まれ、そして披露宴。

だんだんと上の席に座らせていただくことに、いろんなことを感じながら。。。

お二人の笑顔、ご家族の笑顔が印象的だった披露宴。

「和顔愛語」

こちらも思わず笑顔に。

ご結婚、おめでとうござます。

 

2019年11月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

10月30日(水)

通り報恩講、ただいま広古新開。

御本尊の前に座らせていただくと、後ろから「なんまんだぶ、なんまんだぶ」とお念仏。

そして、おつとめが終わると、「なんまんだぶ、なんまんだぶ、ありがとうございます、ありがとうございます」と聞こえてくる。

 

最近はお寺のお内陣も椅子にしてるという話を昨日法中控え室で。

そんなこともあって、普段気にも留めないけど、今日お参りした先で、椅子に座られた高齢のご婦人が、膝掛けのように布をかけてお参りされているのに目が止まる。

正座が出来ないからと足を伸ばして座られる方が、布をかけて足を隠されるのはたまに見かけるのだけど。

仏さまに足を向けては失礼と、足を隠されていたのだろう。

 

また、次のお宅では、椅子に座られてお参りした後、「ちょっとお尋ねしてもいいですか?」と。

「椅子に座らないとお参りできないけど、どうも仏さまと同じ高さの目線になってしまうので、良くないのではないかと思いまして」と。

どなたさまも仏さまを大切に思ってくださって、「だいじょうぶですよ」と何とも心地よく。

 

今夜は当山専徳寺にて呉東組法中会。

今日の議題の中心は、護持口数の話。

ただいま毎週月曜日に掲載されている中国新聞の洗心欄に、「地域と真宗寺院」連載中。

どこも大変だと思うけど、今日のようなご縁に遇うと、「なんまんだぶ」続いて欲しいなぁと。

 

2019年10月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組ご縁の会

10月20日(日)

今日は法事の合間を縫って、ご縁の会の準備。

今回で14回目となるクレイトンベイホテルでの呉東組ご縁の会。

このたびは男性4名、女性3名の参加で開催。

呉東組組長あいさつ、重誓偈のおつとめをして開始。

まずは事前に用意していただいた自己紹介カードをもとに、1組ずつ5分間の自己紹介タイム。
そして、一巡した後、フリータイム。

最後に意中の方がいれば意中カードに記入していただいて、結果は後日郵送にて。

いつも用意していただいている軽食が残ったりするので、最初に司会から食べることを勧めると、何と!このたび初めてケーキをきれいに完食。

 

終わって、外に出るときれいな夕焼けが。

このたびのご縁がよいご縁となりますよう。

 

ラグビーワールドカップは、残念ながら日本は敗退。。。
それでも、目標のベスト8をグループ1位で通過したチームに拍手!!

気持ちを切り替え、明日も朝から報恩講。

 

 

 

 

 

2019年10月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku