呉東組仏教壮年会連盟 総会・研修会

7月4日(金)

今夜は阿賀の法幢寺において、呉東組仏教壮年会連盟の総会と研修会が開かれた。

昨年度の行事報告と決算、今年度の行事予定・予算案が審議され、引き続いてこのたびの研修会は、仏教壮年会連盟会長が自ら講師をつとめ、『念珠の直し方』講座。

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切れたり、切れかかった念珠を持ち集まり、スクリーンに映し出された写真をもとに目を細めながら、テグスを通していく。

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念珠は各自が持ち寄ったが、トレイとテグス、念珠紐は連盟で用意。

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テグスを親玉に通すのに苦労しながら何とか。

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思うようにいかず、持ち帰って資料をもとに何とか。

でも、元のものとはどこかが違う・・・・。

もう一度紐解いて、今度は4本の紐で。

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これも何となく違うような気が・・・。

 

ただ、ふと父が書斎で念珠を編んでたのがこんなだったかなぁと。

昨日が亡くなって初めて迎えた父の誕生日。そして、もうすぐ一周忌。

 

念珠を編みながら、そんなことを。

 

2014年7月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組納涼会

7月1日(火)

今夜は呉東組の納涼会が、マツダスタジアムにて。

毎年恒例となった野球観戦の納涼会に3年ぶりの参加。

 

家族4名揃って参加する予定にしていたが、次男が行けなくなったため、妻もとりやめ、急遽長男の友達兄妹を誘って行くことに。

首位巨人との首位攻防戦。

先発投手は巨人の勝ち頭菅野と、広島ドラフト1位ルーキー大瀬良。

両者の投げ合いになるかと思っていたら・・・。

7回裏に風船を飛ばし、広島が逆転したところですでに9時をまわっていたので、お先に失礼することに。

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スタジアムを出た後に再逆転され、終わってみれば、8-7のルーズベルトゲーム!

野球は8-7が面白いなんて話をドラマ『ルーズベルトゲーム』で聞いたが、確かに面白い試合だった。

負けはしたけれど、パーティーデッキ内野席の最前列で、カープ坊主のみなさんと観戦させてもらった子どもたちは満足した様子。

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また、今日は海上自衛隊呉地方隊創設60周年を記念したイベントが球場で行われた。

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カープとコラボしたうちわをいただき、たくさんの自衛官の方とすれ違った。

 

呉空襲の日に当たる今日(7月1日)は、小学校の給食にすいとんやカンパンが出たそうだ。

二度と戦争を繰り返してはならないとの平和教育の一環のはずなのに、その日に集団的自衛権の行使容認の閣議決定ニュース・・・。

 

今日すれ違った自衛官の方の大切ないのち。そして平和。

いろいろ思う一日に。

世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

 

2014年7月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

6月29日(日)

明日で6月も終わり。

今夜は光明寺にて呉東組法中会。

 

今月は珍しく議題が少なかったが、来年が原爆忌70周年ということで、それに向けて教区では準備が進められているそう。

今、「非戦」ということが大きな問題となっているだけに、大切なご縁となりそう。

 

それから、7月1日、呉東組の納涼会が広島マツダスタジアムにて。

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そのチケットをいただいた。

数年前より恒例となった野球観戦の納涼会。

ここ2年、法座と日程が重なって参加出来なかったが、3年ぶりの参加。

 

しかも前回は忘れもしない阪神戦。

お通夜を終えて球場を訪れた時には5回を終わってすでに負けゲーム・・・。

今年は良いゲームを観れるといいな。

2014年6月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 6月例会

6月22日(日)

今日は法事5件。
夕方からは総代のみなさんが集まってこの火曜日に開催される門信徒会総会の準備。

そして、夜は我聞会が住蓮寺にて。

 

輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(166)(167)。

(167)では、衣の話が出て来る。

蓮如上人は無地の衣や、墨染めの黒衣を着るのをお嫌いになったと。

そのわけは、いかにも僧侶らしい殊勝な姿に見えるから。

 

法話では、食物連鎖の話を聞かせていただく。

 

帰宅して、衣のことが気になったので調べてみると、

勿体なや 祖師は 紙衣の九十年

という句があるのだと。

この句は東本願寺第23代法主 大谷光演(句仏上人)の作。

親鸞聖人や蓮如上人は紙衣を好んで着ておられたそう。

 

不得外現賢善精進之相内懐虚仮

善導大師のことばを、「外に賢善精進の相を現じ、内に虚仮を懐くことを得ざれ」と読まず、「外に賢善精進の相を現ずることを得ざれ。内に虚仮を懐けばなり」と親鸞聖人はお読みになった。

我が身を知る。知らされる。

先日の仏教文化講演会のお話を思い出しながら・・・。

 

2014年6月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組親鸞聖人讃仰会 総会・仏教文化講演会

6月21日(土)

午後2時から広の真光寺において、呉東組親鸞聖人讃仰会の総会、ならびに仏教文化講演会。

呉東組親鸞聖人讃仰会は、毎年5月21日の親鸞聖人の誕生日(降誕会)に、法語の書かれた合掌チラシなるものを、新聞各紙の折り込みチラシとして各ご家庭に配っていただく活動。

そして、年1回の仏教文化講演会を開催。

 

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このたびは、御講師に浄土真宗本願寺派勧学 深川宣暢和上を迎えて。

講題は、「聞(もん)ということ」。

 

浄土真宗の御本尊、阿弥陀如来は声となって聞く仏。

穏やかで、和やかなお話をお聞かせいただく。

 

終わる頃に雨が降り出したが、たくさんの方がお参りに。

ようこそのお参りでした。

2014年6月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

名田仏教婦人会 延寿荘訪問

6月4日(水)

今日は一日雨模様。

いよいよ広島も梅雨入りしたようだ。

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午後から名田仏教婦人会、7名の会員の方と一緒に特別養護老人ホーム“延寿荘”を訪問。

呉東組20単位の仏教婦人会が、奇数月は成寿園、偶数月は延寿荘を順番に訪問して法話会。

 

今月は、昨日の呉東組仏教婦人会連盟の総会に引き続き、名田仏教婦人会のみなさんが担当。

 

正信偈をおつとめし、法話を少し。

 

お参りされた皆さんの正信偈をおつとめする声が心持ち大きく、何だか心地よく。

そう感じるのも、みんなで大きな声でおつとめすることがだんだんと少なくなってきているからかな?

 

明日、明後日といよいよ法統継承式。

2014年6月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟総会

6月3日(火)

午前10時30分より、名田説教所にて呉東組仏教婦人会連盟の総会。

午前中は、昨年度の行事報告・決算、今年度の行事予定・予算が審議される。

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そして、昼食を挟んで法話。

このたびは、

『浄土真宗の儀礼の意義を問う』 ~お葬式は誰のため~

と題して、御講師 呉東組組長(そちょう)寺西龍象師。

 

呉東組の実践運動の重点プロジェクトをしっかりと。

お葬式だけでなく、いろんな儀礼は誰のため?

笑いの中にいっぱい大事なことを。

 

今年もいろいろと行事が続くので、よろしくお願いします。

明日は今日の会場をお世話してくださった名田仏教婦人会の方と一緒に延寿荘へ訪問。

2014年6月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組門徒総代会 総会・研修会

5月31日(土)

午後4時30分より広ステーションホテルにて、呉東組門徒総代会の総会・研修会を開催。

組の総代会が本格的に始動して、6年目だそう。

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昨年度の報告、今年度の計画案が粛々と。

そして、研修会は布教使の吉崎哲真師が「絆からご縁へ」と題して。

 

「絆」とは、束縛、または断つのにしのびない情を意味することば。

震災後によく聞かれた「絆」は後者かな。

そのことばの意味を通して、「ご縁」の話を聞かせていただいた。

 

現代社会のなかでの「つながり」。

都会ではその「つながり」がだんだんと・・・。

その理由の1つが、面倒くさい、煩わしい、かかわりたくない。

 

今日の初参式の諸々印刷するのに、昨日壊れかけたプリンターを買い換えた。

長年使っていたから、紙送りがだんだんと出来なくなり、一枚印刷するのに、1時間かかることもしばしば。

それが、買い換えるとその煩わしさから解放され、何とも快適に印刷。

 

でも、煩わしかったことって、案外残ってる。

そう思うと、それもこれも「ご縁」。

ただ、あー、面倒くさい!って思ってるとき、ご縁だなんて思えないのだけれども。

 

そんなことを思いながら。

 

みんなみんな、つながってる。

2014年5月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南学園運動会 我聞会

5月24日(土)

青空の下、今日は広南学園(広南小学校・中学校)の運動会。

午前中は法務のため、開会式の最初の10分だけ・・・。

午後の部は何とか最後まで応援。

 

暑いなか、元気いっぱいの姿を1年生から9年生(中学3年生)が披露。

一生懸命な姿はやっぱりいいな。

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今夜は浄円寺にて我聞会。

『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は(164)(165)。

そして、法話は「親のよびごえ」を聞かせていただく。

 

「親」

親と子の関係は、一概に語ることは難しいなぁとその後の話に出ていたが、そんなことから、ふと鳥の親子を思い浮かべた。 

現在、寺の下のお宅ではツバメの子どもたちがすくすくと育ってる。

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親が近づくと、黄色いくちばしを大きく開けて、親を呼ぶ。

 

一方、今朝つぶ山からホトトギスの声が聞こえてきた。

今年もまた戻ってきたようだ。

 

このホトトギスは子育てをしない。

托卵。

ウグイスなどの巣に卵を産み、ウグイスよりも先に卵からかえったヒナは、他のウグイスの卵を落とし、あとは自分だけ育ての親(ウグイス)に育ててもらう。

 

それを知った時は、何て悪い鳥!と思ったりもしたが、これも人間の勝手な思いかな。

ホトトギスのヒナは、ウグイスを本当の親と信じて大きな口を開けて呼んでいるのだろうし、ウグイスもホトトギスを我が子と信じてエサをあげているのだろう・・・。

人間だったら、すぐにDNA鑑定がどうとか、疑う心を持ってしまうのだろうな。

 

そんなことを思うと、親と子の関係もいろいろ。

これが正解ってことはなかなか。

 

そんなことをふと。

2014年5月24日 | カテゴリー : 呉東組, 長浜 | 投稿者 : sentoku

善通寺住職継職奉告法要

5月3日(土)

善通寺住職継職奉告法要が行われるため、午前11時半に善通寺へ。

今日は呉東組16ヶ寺全ヶ寺から、住職・若院が出勤して賑々しく。

 

その法要に先だって、午後1時より稚児行列。

仏旗を持った総代の方を先頭に、雅楽会、色衣・五条袈裟を着けた列衆(れっしゅう/お内陣の余間でおつとめをする僧侶)、前住職、色衣・七条袈裟を着けた結衆(けっしゅう/お内陣で法要をつとめる僧侶)と新住職。

そして、その後をかわいらしい稚児衣装を着けたお稚児さんが100名ほど。

スタート地点の三坂地小学校を出発し、善通寺まで行列が続く。

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参道からは「おめでとうございます」の声。

青空がひろがり、少し汗ばむが、心地よいそよ風が時折。

 

そして、午後2時30分より善通寺本堂にて法要が執り行われる。

このたびは、初めて散華頭を勤めさせていただいた。

広真光寺様と一緒に、

奉請弥陀如来 入道場 散華楽

奉請釈迦如来 入道場 散華楽

奉請十方如来 入道場 散華楽

と。

雅楽の笙の音に乗って唱えたのだが、最初の「ぶーじょーう」の「ぶ」の音が、ドレミファソラシドの「ラ」の音で始まる。

普段のおつとめでは、なかなかこの高い「ラ」の音が出ないので、いつもは自分に合った低めのスタート。

それを今日は笙の音に合わせて。

 

その後、新住職と結衆は、華籠を持ち、御本尊のまわりを歩きながら正信偈のおつとめ。

 

ご門主さまの書かれた『いまを生かされて』という本のなかに、

 笑われるかもしれませんが、御影堂の内陣に座ってお勤めをしているとき、私はいつも緊張しています。本願寺の住職になって三十年以上になり、朝のお勤めは何千回と繰り返しているのですが、いまだに慣れるということがありません。

 和讃の繰り読みはおよそ二ヶ月で一巡しますので、一年で少なくとも五、六回は同じ和讃を読んでいますが、それでも毎回緊張しています。私の声からすべてが始まるのですから、間違えることは許されません。和讃のおことばを目で追いながら、「なるほどそうか」と余裕を持って頷くことなどできないのです。

 そうして緊張に身を固くしているときでも、私の声に続いて堂内の皆さんが声を重ね、御影堂に満ちる大きな一つの声として聞こえてくる和讃は、私に深く確かな感慨をもたらしてくれます。

のことばを思い出しながら。

みんなのなかで、みんなに支えられ、そこに私が。

継職法要はそんなことに気づかしていただける大切なご縁かな。

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たくさんの方にお世話になりました。

2014年5月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku