3月2日(月)
午前11時より、昨日の法中会に続いて善通寺を会所に聞名講の委員会開催。

聞名講は、各地区の委員78名にそれぞれお世話いただいて、1000名を超える講員で構成される。
委員会は、年に一度集まって、会費の徴収、平成26年度の報告・決算、平成27年度の予定・予算が審議される。
今年は役員改選の年。
このたび講長の世代交代。
新講長より、「声かけ同行」として、盛り上げていきましょうと力強いおことば。
仁方浄徳寺にて、今年度亡くなられた講員の方の追悼法要も。
お誘いあせてお参りを。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月1日(日)
あっという間に2月も終わり、今日から3月。
ただ、雨が降り、肌寒い日曜日。
今夜は善通寺にて法中会。
2年に一度行われる組の団体参拝。
今年が戦後70年という節目の年。また、次回は伝灯奉告法要への参拝ということもあり、今回は京都でなく、9月18日の千鳥ヶ淵全戦没者法要に参拝することにいよいよ正式決定。
また、4月に開催される第8回ご縁の会のポスター、申込書も出来上がり。
今回も良いご縁がととのえば。
帰宅して、風呂に入ろうと廊下に出た途端、窓の外にいる誰かと目が??
大きなタヌキ。
向こうもこちらも互いにびっくり。
あっという間に大きなからだをゆさゆさと揺らして去っていく・・・。
久しぶりに姿を見かけたが、今年に入って、初めてドキドキしたかも。
明日は読み聞かせと聞名講委員会。
晴れるといいな。
2月26日(木)
今日は午後から広南小学校の参観日。
それに引き続いて、5年生はPTC。
PTCとは、PARENT・TEACHER・CHILDRENの三者が一緒になって何かをしましょうということらしい。
小学校のふれあい農園で収穫した小麦を小麦粉にしたものがあるので、それを使って何かを作ろうと、児童に意見を聞いて、お好み焼きを作ることに。
学年委員ということで、坊守が中心となって準備。
私は荷物持ちと細々としたことの整理。
午前中、だしパックでとったダシを用意し、キャベツ・ねぎ・卵・豚肉・ソースに青のり・鰹節等々、小学校の家庭科室に搬入。
PTCでは、限られた時間の中で、班ごとに分かれてホットプレートで次々と焼いていく。
今どき、お好み焼き用の粉で作ったりするようで、1から準備を整えてのお好み焼き。なかなか美味しく出来たよう。
そして、今夜は我聞会例会が善通寺にて。
輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(178)(179)。
今日は私が担当。
(178)(179)どちらも、心から尊くありがたく思って念仏するのも、何という思いもなく念仏するのも、どちらも仏恩報謝の念仏であるという話。
歳を重ねていくうちに、ふと口から念仏がこぼれることも出てきた。
ご縁がととのってこぼれるお念仏だからこそ、仏恩報謝。
法話では、「我行精進 忍終不悔」の高倉健さんのお話を聞かせていただく。
いずれもいずれも、ご縁がととのって。
2月19日(木)
今日は専徳寺で、呉東組若婦人連続仏教研修会。
年に3回開かれるこの連続研修会。
我聞会メンバーがそれぞれ担当講師をつとめ、法話・お経・仏教讃歌・アンケートに答えて・グループディスカッション・質問に答えてと、独自のプログラムで開催。
呉東組20単位の婦人会から、今日は30数名の方がご参加。
午前中は、法話と、昼食を挟んでのグループディスカッション。
そして、最後にみなさんから寄せられた質問に答えて。
このたびは、「質問に答えて」を担当。
なかなか質問を出すことも難しい中、いろんな質問を出していただいた。
質問をいただいたことで、こちらもハッとさせられることも。
6月、10月、そして2月と開催された平成26年度の連続研修会。
3回受講された方には修了証が組長より手渡される。
たくさんの方がこれまでご縁に。
先日の呉東組婦人会連盟の新年会に引き続いての会所。
お天気もよく、婦人会の方々のご協力もいただきながら、無事終了。
ようこそのお参りでした。
2月13日(金)
寒いけれども、空気の澄んだ一日。
午後から川尻真光寺で、呉東組僧侶研修会(同朋研修会)。
研修会の後、親睦会もあるので、「飲んだら乗るな」と、久しぶりにJRに乗って安芸川尻駅に。

広島別院、教区の委員の方が来られ、今回も組内全ヶ寺出席で開催。
過去帳の取り扱いに関する問題を中心に、お寺の情報管理がテーマ。
時々、自分のルーツ、家のルーツを訪ねて、ご先祖のことでいろいろと問い合わせはあるけれど、寺の過去帳は一切見せることは出来ない。
その代わり、その都度、個々の応対はするのだが、基本的に限られたことしかお応えできない。
でも、それが何故かということを再確認し、学ぶことがこのたびの研修会。
1月27日(火)
今日は朝から春のような陽気。
呉東組仏教婦人会連盟の新年会が専徳寺にて。
20単位の婦人会で構成されている呉東組仏教婦人会連盟。
新年会は、各単位が持ち回りで担当というわけで、20年に一度回ってくる。
今年は専徳寺仏教婦人会担当。
朝8時には当山婦人会メンバーが集まって、準備。
9時をまわると、次々と各仏教婦人会の皆さまも集まって、まずは甘酒でおもてなし。
10時から開式。
開会式に続いて、午前中は歌唱指導。
ソプラノ独唱に続いて、仏教讃歌『やさしさにであったら』『しんらんさま』など、明るく楽しく教えていただく。
お昼は、お弁当と婦人会メンバーが作ったうどん豆腐。
そのあと、“おたのしみ会”ということで、毎回担当の仏教婦人会がおもてなしをするのだが、先日の役員会で、午前中が歌ということもあり、歌や踊りのおもてなしでなく、ご法義のおもてなしをということに。
そこで、ビデオでジャータカ物語『湖のひかり』(すねいる)を観ていただくことに。

今日は新年会ということもあり、、お内陣に除夜会の蓮のキャンドルでお荘厳。
来月の呉東組若婦人連続研修会も専徳寺にて。とはいえ、新年会は20年に一度のご縁。
お天気にも恵まれ、無事終わってホッと。
ようこそのお参りでした。
1月22日(木)
今夜は法幢寺にて久々の我聞会。
輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(176)(177)。
(176)では方便の話が出て来る。
「嘘も方便」と言われるが、「方便は真実に導くための手だて」。
ただ、大切なのは「私にとって」の真実・方便。
私にとっての真実が、浄土真宗。阿弥陀さまの願い(救い)。
そこをはき違えると、対立しか生まれないなぁと・・・。
法話では、「願われている私」という話を聞かせていただいた。
ホームステイ先での話に、NHK連続テレビ小説『マッサン』のある場面をふと思い出した。
幸子は早くに亡くなった母のことを想うばかりに、本当は大好きな継母を「由紀子さん」としか呼べず、そのことが原因で離縁の話が・・・。
いろいろ考えるばかりに、素直に「お母さん」と呼べずに苦しむ幸子。
はからいを超えたところにある世界。
いろんなところにあるご縁。
そんなことを思いながら・・・。
1月20日(火)
青空のもと、午後から呉東組聞名講が名田説教所にて。
今年初めての例会。
正信偈のおつとめの導師、御消息拝読をさせていただく。
そのあと、浄光寺御住職のご法話に続いて、御示談。
今日は2つの質問。
一つ目は、昨年6月の新御門主のことば、『法統継承に際しての御消息』より。
最後の
「自信教人信」のお言葉をいただき、現代の苦悩をともに背負い、御同朋の社会をめざして皆様と一緒に歩んでまいりたいと思います。
この「自信教人信」とは?という質問。
この御文は、
「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」
(みずから信じ人を教えて信ぜしむること、難きがなかにうたたさらに難し。大悲をもって伝へてあまねく化するは、まことに仏恩を報ずるになる)
善導大師の『往生礼讃』初夜礼讃の御文より。
法中より、安芸門徒は「声かけ同行」。
以前は声かけあってお聴聞に。これからも声かけ同行に。との話を。
二つ目の質問は、浄土真宗の生活信条の3番目。
み仏の教えにしたがい 正しい道を聞き分けて まことのみのりをひろめます
「聞き分けて」とは、どのように?との質問。
例会終了後、聞名講の役員会。
今日は「聞名講の御示談が大好き」との声もいただき、世代交代で役員の皆さんもだんだん若返り、何とかしてこの聞名講を・・・との話も聞かせていただく。
今年も良いご縁となりますよう。
1月17日(土)
今夜は呉東組総代会の役員会。
組内各寺院の住職、ならびに総代会担当の若院。そして、各寺院の総代長が集まって新年互礼会。
御正忌が一段落ついて、組内の初行事。
お酒も少し入り、最後の挨拶で、総代会担当の御住職がフランスで起きている問題について語られた。
表現の自由。信教の自由。
本当のところ、「自由」って何だろう・・・。
「自由」とは、Wikipediaによると、英語で“freedom”“liverty”。
いろんな意味合いはあるそうだが、freedomは、古インドヨーロッパ語の「好む。愛」を語源とするとか。
愛の反対言葉は無関心。
高倉健さんがマザーテレサの言葉をインタビューの中で語ってたな。
何ごとも、感心を持つこと、相手を敬うことは大切にしていきたいものだと思いながら、家路に。
今年もよろしくお願いします。