呉東組組会・実践運動研修会

3月22日(土)

今年は寒いお彼岸。

それでも、ツバメの声を聞く。

 

今日は年に一度の呉東組の組会(そかい)

住職・若院・総代代表と、教区の教化団体代表が一堂に会しての組会。

 

そして、このたびは『御同朋の社会をめざす運動(実践運動)』の研修会を兼ねて開かれる。

20140322_153534_r

呉東組の実践運動重点プロジェクトは、

『浄土真宗における儀礼の意義を問う』

 

葬式のあり方を今一度問い直そうと、安芸教区実践運動委員長・中央本部副委員長の加藤一英先生をお招きして、葬式にまつわるお釈迦さまから現代まで、いろいろと貴重なお話を聞かせていただいた。

今日は受付を担当していたので、扉の外で「そっと」耳をそばだてて。

 

生まれたからには、誰にでも必ず訪れる「死」。

その「死」と向き合える大切なご縁に、私たちは何をいただくのか。

今日は、大切なヒントをたくさんいただいた。 

 

その後の懇親会では司会。

8時をまわった頃、呉で震度2の地震があったそう。

ちょうど、お開きのご挨拶をいただいていたので、まったく気づかず。

気づかない程度で良かったかな。 

 

明日の夜席から専徳寺の春季彼岸会。

どうぞ、お誘いあわせてお参りを。

2014年3月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 3月例会

3月16日(日)

今夜は善通寺にて我聞会。

輪読は、『蓮如上人御一代聞書』(160)(161)。

今日は私が担当。

 

(161)は「仏凡一体」。

「安心論題」が25論題だった頃にはあったのだが、今は17論題となり、「仏凡一体」は外されているという話から、殿試を受けるのに25論題を一生懸命勉強したことを懐かしく思い出しながら・・・。

その前の(160)は、「談合」での心得を説いたもので、「われこそがという思いもなく、人に負けて、信心を得るものである」という話。

どうしても「私」を抜きにして、人の話を聞けないのが私の姿。

 

そんななか、「私は生きている」ではなく、「生かされている」とのお味わい。

 

法話は、「老い」が見方次第では違った生き方ができるのではというお話を。

 

それはそうと、今日はご門主さまの書かれた本と、先日発注したチロルチョコが届いた。

Img121_r

『いまを生かされて』

ご和讃を通して、やさしいことばでご門主さまのこころが。

Cimg2483_r_2
 

そして、チロルチョコは、淡い色彩、細かすぎると、なかなか難しいということが分かった。

少し修正した方が良いかな。

 

2014年3月16日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 3月例会

3月11日(火)

午後から川尻真光寺にて呉東組聞名講。

この1年に亡くなられた講員の方の御遺族も参拝され、追悼法要が営まれた。

Dsc_0008_r
 

ご法話の後の御示談では、「還相回向」「報謝の念仏」に関する質問。

そして、真宗教団連合のカレンダーの2月の法語

人は 法を求むるに止まって 法に生きることを忘れている

という、大谷派の高光大船氏のことばをどのように味わったらよいかとの質問。

 

「法に生きる」営み。

如来のお慈悲のうち、お念仏のなかに。

明日3月11日は東日本大震災から丸3年。

 

聞名講は基本的に土日にかからなければ毎年3月10日。

忘れることのないように。

2014年3月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講委員会

3月3日(月)

午前11時より、広の真光寺において、呉東組聞名講の委員会。

年に一度、各地区の委員の方が集まって、それぞれに集めた会費の徴収。

そして、平成25年度の行事報告・決算報告、平成26年度の行事予定・予算などが審議される。

 

現在講員数1,059名。

1,000名を超えるとはいいながら、講員の高齢化。

どんどん減ってきて、来年度はひょっとすると1,000名を切ってしまうかも。

誘いあって、協力しあって、続いてきた聞名講。

それも、時代の波に・・・。

 

20140303_125010_r

今日の会所、真光寺の前にかかる橋“真光寺橋”。

木造で、歩行者専用となっているが、老朽化が進み、このように落下防止策がとられている。

長年、みんなが足を運んだこの橋。

 

今の時代にあった安全で大きな橋もいいけれど、こうした昔ながらの姿も、できることなら伝えて欲しい。

 

平成26年度

5月12日(月) 法謙寺

7月10日(木) 浄念寺

9月10日(水) 東福浦説教所

10月10日(金) 法幢寺

1月20日(火) 名田説教所

3月10日(火) 浄徳寺

※いずれも午後1時30分より午後4時まで。

 

お誘いあわせてお参りを。

 
2014年3月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

3月2日(日)

今夜は隣寺、住蓮寺にて呉東組法中会。

だんだんと4月からの年間行事が決まっていく。

 

平成26年度は、1月と2月、仏教婦人会連盟の新年会と若婦人連続研修会の会場に専徳寺が。

こうも重なることはないのだろうけど、これもご縁かな。

 

ご縁といえば、

20140420a

春と秋、恒例となってきた『ご縁の会』も第6回目を開催。

少しずつ成果も現れているようなので、どうぞご参加を。

 

明日は呉東組聞名講の委員会が広の真光寺にて。

その前に広南小学校読み聞かせ。

3月3日のひなまつりにちなんで、明日はひなまつりに関連した本を1年生に。

 

どれもこれも大切なご縁。

2014年3月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組若婦人連続研修会・我聞会 2月例会

2月20日(木)

まだまだ寒いが、「ツピー ツピー ツピー」とシジュウカラの声が境内のイチョウの木から聞こえてくる。春もそこまで。

 

今日は、午前10時より午後3時まで、広の浄円寺にて呉東組若婦人連続研修会。

我聞会が中心となり、呉東組独自で行っている年3回の連続研修会。

組内婦人会20単位より、3名ずつが出席。

専徳寺からも3名参加。

Cimg2386_r
 

今日は「法話」と「グループディスカッション」と「質問に答えて」という内容。

閉会式では、平成25年度最終回にあたるため、3回受講された方に修了証が授与される。

 

親の後ろ姿。

良いところも悪いところも、子どもはしっかりと見てる。

そんなことを思いながら。 

 

そして、今夜は阿賀の法幢寺にて我聞会の2月例会。

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』の(158)(159)。

存覚上人の書かれたお聖教に疑問をもった息子蓮悟さまより質問を受けた蓮如上人。

「名人のお書きになったものは、そのままにしておきなさい。こちらの考えが及ばない深い思し召しのあるところが、名人の名人たるすぐれたところなのである」と答えられたという話。

 

「我執を捨てよ」との思し召しらしいのだが、学問と信仰の違いを表現しているのかなぁとも思ったり。

学問は問題意識を持って望む。それに対して信仰は、そのままを領解するところに。

 

そんな話から越後七不思議の話が出てきて、「これって知ってます?」と問われたので、うろ覚えで少し。

御遠忌の時に本願寺より出版された『図録 親鸞聖人余芳』に越後の七不思議が紹介されていたことを話したのだが、誰も見ていないと・・・。

 

現代から見るとナンセンスだと思えることでも、親鸞聖人を仰ぐこころがそこにあったのだろうなぁと思いながら。

 

法話では、『探偵ナイトスクープ』という番組での話から「気づき」をテーマに。

 

今日は朝から晩まで、担当の方はご苦労さま。

2014年2月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広 真光寺 前住職様 御葬儀

2月17日(月)

広の真光寺、前住職様がお亡くなりになり、昨夜が通夜、そして今日がお葬式。

呉東組全ヶ寺が出勤し、今日は全員色衣・七条袈裟の礼装を着けて行う。

Img106
 

昨日も今日も、前住職様が大好きだった熱燗のよく似合う大変寒いなかで。

 

以前、つとめあいの報恩講法要では、お斎があったので、12月の寒い時期、真光寺様の報恩講にお参りをさせていただくと、挨拶代わりの杯をいただいたのを懐かしく思い出す。

 

父の次に組長(そちょう)を6年間つとめられた。

そのあいだ、ちょうど私の結婚式があり、披露宴では祝辞をいただいた・・・。

 

昨日の通夜で、住職様より「会者定離」から「倶会一処」のお味わいを挨拶のなかで聞かせていただいた。

葬式には、それぞれの思いがあり、それぞれの姿が。

昨日・今日と、真光寺さん「らしい」葬式だったなぁと、勝手な思いながらつくづくと。

 

「お葬式」

大変だけど、大切なご縁。

2014年2月17日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組同朋研修会

2月12日(水)

午前中、呉市観光協会主催の石泉文庫見学のため、専徳寺に来訪。

簡単に専徳寺の由来、石泉文庫の話をさせていただく。

 

そして、午後3時より阿賀の寶徳寺様において、呉東組同朋研修会。

20140212_r

呉東組16ヶ寺より、住職・若院・坊守・法務員と20数名が出席。

教区より御講師を迎え、PowerPointを使っての研修。

 

自分で思っていること、相手が思っていること、そこには隔たりがあったりする。

でも、そんなことに気づかず、よかれと思ってした何気ないことば・行動が・・・。

 

こうした研修会を通して、いろんな気づきをさせていただく。

 

ただただ、いくつになっても学ぶことの大切さを。

今日はそんな一日。

2014年2月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟 新年会

1月30日(木)

今日は小雨の降るなか、真徳会館(東福浦説教所)にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

20140130_130501_r_2

呉東組の各寺院・各地域の仏教婦人会20単位より、3名ずつ参加しての新年会。

今日のメインは、安藤圣一師のひとり人形芝居『弁円のなみだ』。

 

その前に、称名寺様による『御伝鈔』下巻第三段「弁円済度」の拝読と解説。

Pict_20140130_140316

Pict_20140130_140329

そして、安藤圣一師のひとり人形芝居。

Pict_20140130_111023

20140130_114005_1

50分の上演も、あっという間。

阿弥陀さまの願いと親の願い。阿弥陀さまの声と母の声。

スポットライトの当たる人形に引き込まれ・・・。

拍手・拍手。そして、お念仏。

 

昨年、住蓮寺様の御正忌で見せていただいた『弁円のなみだ』。

何度見てもライブはこころに響く。

温かい豚汁とお弁当をいただき、会所の方による舞踊のプレゼントでお開きに。

今年もよいご縁を。

呉東組法中会

1月29日(水)

今夜は当山専徳寺にて、平成26年最初の法中会。

最初?

もういろんなことがありすぎて、まだ1月かと・・・。

 

御正忌報恩講が終わり、防火訓練に津波訓練。

大きな行事が一段落して、法中旅行に参加するはずが、家族が流行のノロウィルスでダウンしてキャンセル。

そして、姉の嫁いだ上下の専教寺、前坊守さまが89歳でお亡くなりに。

Pict_20140128_180414

年を重ねていけばいくほど、別れを次々と。

以前読んだ養老孟司さんの『死の壁』という本の中に、死には一人称の死、二人称の死、三人称の死があると書かれてあったのを思い出す。

身近な方が亡くなられることを機縁として、“いのち”のことを深くこころにいただくことができるのだなぁと。

 

今夜の法中会では、これからの組内行事の確認事項等が議題に。

明日は真徳会館にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

ちょっと天気が心配なところ。

雨が降ったら、それは「弁円のなみだ」かな?

明日は安藤けいいち氏の人形説き、『弁円のなみだ』を楽しみに。

2014年1月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku