呉東組法中会

12月28日(金)

今夜は広の浄円寺にて、今年最後の組内行事、法中会。

今年は組長(そちょう)が替わり、組(そ)の事務局が新しく設置され、その事務局員に就いた。

毎月開催される法中会のFAX案内、法中会の資料作成。
そして、ご縁の会の事務等々。

いろいろと新しいことをさせていただいた1年であった。

 

今夜の法中会で、来年の呉東組団体参拝(2泊3日)の行き先が決まった。

2年に一度の団体参拝。
来年は本願寺を清掃する念仏奉仕団に6月12日、13日と参加。

それはすでに決まっていたのだが、その後の行程をどうするか。
今日4案が提示され、そのなかから白浜コースに決定。

念仏奉仕団の後、南紀白浜温泉に1泊して、鷺森別院を参拝して帰ることに。

鷺森別院は、石山合戦において織田信長と和睦し、石山本願寺を退去した顕如上人が、一時本山を置いた寺。

 

定員が120名。
年が明けたら、募集の呼びかけ。

どうぞ、ご参加を。

 

 

2012年12月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組忘年会

12月25日(火)

今夜は呉東組の忘年会。
初めて訪れる音戸のお店にて。

昨日から冷え込みも厳しいなか、今年一年の慰労と親睦の集い。
とはいえ、28日に法中会があるので、今年最後の組内行事とはいかないが・・・。

 

そして、今日はクリスマス。
キリスト教徒の方々にとっては、大切な日。

仏教徒だから関係ない。
ではなく、仏教徒であっても、キリスト教徒の方々に敬意をあらわして、「メリークリスマス」。

クリスマスは、仏教徒にとっては4月8日のお釈迦様の誕生日(灌仏会・花まつり)にあたるのだが、文化が違えばいろんなことが違う。

それはそれで、良いところは学びたい。

 

また、あんまり知られていないが、カトリック・バチカン諸宗教対話評議会から、灌仏会にお祝いのメッセージが全日本仏教会に毎年寄せられている。

花まつりを祝うメッセージ(機関誌『全仏』2002年5月号に当時のものを紹介)

 

それぞれの違いを認めながら、お互いよりよい世界に。

世のなか安穏なれ

2012年12月25日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 忘年会

12月6日(木)

長浜も少しだけだが初雪を観測。

今夜は我聞会の忘年会。

報恩講も沼田・津久茂も終わり、明神地区も今日終えたことで、あと少し。
残るは胡子と最後の東小坪。

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そんなことで、昨日の朝、報恩講前に、あと一息だと思ったところで、昼から悪寒。
「病は気から」とはこのことを言うのかと実感し、「気合いだー!」と・・・。

何とか今日は体調も戻りつつ、忘年会に出席。
 

それはともかく、今日一冊の本が届いた。

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龍谷ミュージアムで先日まで開催された「“絵解き”ってなぁに?」という企画展の図録。

先日、報恩講にお参りしたお宅で、「本山にお参りし、龍谷ミュージアムのこの企画展を見に行って、良かったですよ」と、この図録を見せていただいた。

何とも立派な装丁で、早速入手出来ないかと調べたところ、龍谷ミュージアムで通信販売をしていると知り、早速申し込む。
その本が今日届いた。

“絵解き”。

紙芝居やマンガの原点。“読み聞かせ”もそうかも。

学生時代、奈良の当麻寺で『当麻曼荼羅(観無量寿経変相図)』を見て、『観無量寿経』をマンガのように絵で表しているを見て驚いた。
そして、中国敦煌の莫高窟の壁画にもその絵があり、しかも、善導大師にゆかりがあると知った。

その絵を一つ一つ見ながら、『観無量寿経』を読んだことを思い出す。

“百聞は一見にしかず”

ということばがあるが、目で見ることのインパクトは強烈だ。
ただ、その分、固定観念がつきすぎるということもある。

メディアの発達している現代、見せることも大切なことかと思いつつ、こんな時代だからこそ、耳で聞くことでイマジネーションを膨らませることも大切かと。

そのバランスを考えながら、昔の良いところを学んでいき、現代に活かせたら良いなぁと思う。

 

YouTubeに載せた広南学園の『「ありがとう」ソング』、すでに再生回数が100回を超えた。
また、長浜の秋祭はこの1ヶ月で再生回数が270回。しかも、高評価を付けてくださった方は、何と大韓民国より。

こうしたことも取り入れつつ、大切なことを残し、伝えたい。

2012年12月6日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 11月例会

11月27日(火)

今夜は仁方の浄徳寺にて、今年最後の例会。

 

今日の輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(134)(135)。

蓮如上人は、たとえ正しい教えであっても、煩わしい理屈を並べることはダメだとおっしゃられた。また、世間話ばかりもよくないと。

何ごとも簡潔に。
そして、何ごとも仏恩報謝の営みだと。

 

それから、法話では『白骨の御文章』のことばより、身近に起こった大変な事故の話。

車の助手席に乗っていた奥さんが、大変な交通事故に。
そして、一命を取り留めた後、医師から、もし・・・だったら、もし・・・だったら、もし・・・だったら。そのなかの一つでも欠けていたら、奥様は亡くなっておられたでしょうと告げられた。

いろんなご縁が重なって、今のいのちがある。

それなのに、今日を無事生かされていることに感謝することが出来ない愚かな私がいる。
 

そんな話を聞かせていただいた。

2012年11月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

11月1日(木)

今日から11月。

風が強く、急に寒くなってきた。
広古新開、白石と、報恩講参りも順調に。

今夜は住蓮寺にて法中会。

 

今日の議題はそれほど多くはなかったが、来年に向けていろいろ。

来年6月12日~14日、呉東組団体参拝が行われることに。
このたびの団体参拝では「念仏奉仕団」に参加。

御遠忌が終わり、組も新しく編成されたので、まずは本山の清掃奉仕から!と。

まだ詳細は決まってないが、念仏奉仕団の受付が今日から始まったそうなので、とりあえずその申し込みは済ませたとのこと。

参加希望される方は、ご準備を。

 

それから、広島青年僧侶春秋会主催の「ナムロック!!」(11月10日開催)。

チケットが完売したとのこと。

40歳までの若手僧侶たちが仏教を伝えようといろいろと企画。
これまでも吉本新喜劇とコラボしたり、新たな道を模索。

当日、すでに予定が入っており、行くことは出来ないが、面白そうな企画である。

 

そして、先日の“ご縁の会”の結果も報告。
2組、カップリング成立。
クレイトンベイホテルのご厚意により、御食事券が贈られた。
次回は来年4月21日(日)、同じくクレイトンベイホテルにて。

 

長浜は明日、明後日と入江神社の祭礼。
これからますます寒くなりそう。
からだには充分気をつけて。

2012年11月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 10月例会

10月25日(木)

今日で横路地区の報恩講が修了。

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新しい道路が開通して初めての報恩講。
口を揃えて騒音の話をされる。
何ごとも「便利=良いこと」ではないようだ。

 

今夜は住蓮寺にて我聞会。

今日の輪読は『蓮如上人御一代記聞書』の(132)(133)。

念仏するにも、よい評判を求めているかのように人が思うかもしれないので、人前では念仏しないように気をつけているが、これは実に骨の折れることである。と、ある人が言いました。普通の人と違った尊い心がけです。(現代語版より)

何とも難解な話であった。
念仏が口からこぼれ出るのを我慢するのが尊いのか、我慢するほど念仏が口からこぼれ出そうになるのが尊いのか。
いろいろと話が出たが、短い文章のなかで、どうも??という御文であった。 

 

(133)は、つねに仏がお見通しになっていることを、恐れ多く思わなければならないとの御文。

この例会が終わって、長男から呉の公園でネコに対する残虐な事件が起こっているという話を聞いた。

仏が見ている。
お天道様が見ている。
昔からそういわれているように、そういう思いが自らの行動につつしみを持たせた。
それが無くなると、こんな理解できないような奇っ怪な事件も生まれてくる。

大切なことを大切にしていきたいもの。

 

法話では、地獄と極楽の長い箸の話を聞かせていただいた。

これは調べてみると、「三尺箸の譬え」というのだそうで、山田無文師の法話のなかに出てくるのが始まりのよう。

ただ、西洋でもスプーンで喩えられたりするらしいので、元々の出典は分からないが、誰もがうなずいて聞ける姿。

 

先日から寺に菊の花が咲き始めた。

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これは、一生懸命育てた方が、お寺に供えてくださった。
いのちの限り、精一杯咲いてる姿に力をいただく。

2012年10月25日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組 ご縁の会 第3回

10月21日(日)

16:00よりクレイトンベイホテルにて、呉東組 ご縁の会。

昨年10月に1回目。
今年4月に2回目。

そして、このたび3回目の開催。

 

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このたびは男性21名、女性22名の参加。

呉東組のみならず、お隣の安芸南組のご門徒の方も参加されるように。

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会場に御本尊が置かれ、最初に皆さんで「讃仏偈」のおつとめ。

そして、5分ずつ順番に自己紹介カードをもとに全員と話をしていく。
そしてその後、食事をしながらのフリータイム。

最後帰られる時に意中の方がいれば、紙に書いて提出。
その結果は後日発表。

最初は緊張した感じでのスタートも、だんだんと場も和やかに。

 

こうしたことから良いご縁が生まれてくれたら。

次回は来年4月に開催予定。

2012年10月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組親鸞聖人讃仰会 仏教文化講演会

10月13日(土)

広の真光寺にて、呉東組親鸞聖人讃仰会の仏教文化講演会。

講演会に先立って、総会が開かれ、午後2時30分より講演。

 

このたびの御講師は、本願寺派勧学寮頭 徳永一道和上。

講題は『浄土真宗の信心の課題 -聖典英訳をとおして-』

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「ありがとう」を一般的に英訳で“Thank you”としているが、「ありがとう」と「Thank you」は違うのだと。

英語では必ず主語がある。
「私があなたに感謝します」というのが“Thank you”。

日本語の「ありがとう」は、「有難う」。
あなたのされたことは、とても有り難い。
無いことをしていただいたことへの感謝の意。

同じ感謝でも、「私が」の主語が抜ける「ありがとう」に日本人のこころが現れているのだそう。

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また、「ご縁」という言葉も、英語では訳せないのだそう。

日本語と英語、似たようなニュアンスで翻訳されるが、そこには文化の違いが大きく見られる。

 

そして、「信心」。
この言葉を英訳する時、「ゆだねる心」と表すのだそう。

 

今日はたくさんの方がお聴聞してくださった。

ようこそのお参りでした。

 

今週続いた組内の行事も一段落。
明日の夜から専徳寺報恩講。

 

【真光寺本堂の獏】

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2012年10月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 第2回研修会

10月12日(金)

今夜は7時から広の法謙寺にて、呉東組仏教壮年会連盟の第2回研修会。

年に2度ある研修会、このたびのテーマは、『若手僧侶の話を聴いてみませんか!』。

専徳寺仏教壮年会から6名。全体で74名の参加。

 

若手布教使2名を御講師に迎え、「阿弥陀さまとの出遇い」と題し、お話を聞かせていただく。

一人目は、呉東組で一番若い住職、西光寺の藤瀬和亮師。

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前住職の父が別れの前に、「あんたらのお念仏になる」との言葉を遺されたそう。
亡くなっても、今なお父の願いが「父」としてお念仏に生きているという話。

 

もうお一方は、呉の西岸寺の長岡正信師。

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こちらは母との別れの直前のお話を聞かせていただいた。

 

「阿弥陀さまとの出遇い」

それぞれの話を聞いて、わが身をふり返る。

 

ようこそのご参加でした。

 

 

2012年10月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 10月例会

10月10日(水)

午後から川尻の光明寺にて、呉東組聞名講の10月例会。

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今日は報恩講も行われ、法中方は講で揃えていただいた色衣・五条を着けて『正信偈』のおつとめ。

そのあと、御消息を拝読。

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浄徳寺御住職による法話があり、そのあと恒例の御示談に。

前回は事情により欠席したため、西光寺御住職に司会を代わっていただいたが、今日は私が担当。

 

なかなか、質問が出ないなか、2つの質問をいただいた。

一つは、秋になると祭礼に参加せざるを得ない状況が生まれたりするが、どうしたものかという質問。

もう一つは、三業惑乱について。

 

「うちは浄土真宗だから関係ない」というわけにもいかないことも多々ある。

『現世利益和讃』のことを御示談では触れたが、この話は親鸞聖人ご在世の頃からある話。

御伝鈔のなか、熊野詣のことで尋ねてきた平太郎のことを取り上げると良かったかな。

 

三業惑乱については、知らない方も多かったので、大まかな話をかいつまんでさせてもらった。

約10年ぶりくらいに三業惑乱の話をしたような気がするが、なかなか手短にとは・・・。

 

何はともあれ、お天気の良いなか、ようこそのお参りでした。

 

2012年10月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku